船橋~西船橋
稲毛へ行った帰り、船橋駅で下車しブラリ散歩してきた。・・・・・・先月、船橋駅から京成西船駅まで京成本線沿いに歩いたので、今日は、船橋駅から西船橋まで千葉街道沿いに歩いてきた。 7千歩、5㎞。
①船橋駅南口・・・・・・・・旧市街地側の出入口で、賑わいは絶えないようだ。 駅前では、地上11階/地下1階のJRの駅ビルを建設中。
②船橋市街地へ・・・・・・・・・・JR船橋駅、京成船橋駅の周辺は、相変わらずゴチャゴチャしている。 (私の好きな町並みだが) 道は狭く、真っ直ぐ伸びておらず、チョイと怪しい店もあり、夜は楽しそうな町だ、、、、?
・・・・・・・・・・・・・・海神遊郭があったと言われている本町2丁目から海神1丁目あたりを歩いてみると、道は狭く、それらしい雰囲気は何となく感じられるが、今は住宅地と変わってる。、、、、、、住宅地と変わる町に唯一残るソープランドも、町の歴史を知らない人は、“なぜこんな処にあるの?”と言いたいくなる。
・・・・・・・・・・・・・・ソープランドの近くには、平成25年(2013)まで、千葉県唯一のストリップ劇場「若松劇場」があった。 閉館した劇場は既に取り壊されたが、私の手元には数年前の写真が何故か残されていた。、、、、、、遊郭の時代は、姿を消したね!
③海神稲荷神社・・・・・・・・海神1丁目に鎮座するお稲荷さん。 創建年代不詳だが、彦左衛門家の屋敷神だったと言われている。 慶安年間(1648~1651)に地蔵院の管理となった。、、、、、、拝殿はシャッターが下り、“アレ、休み?”と思ったら。 『参拝はコチラから』の貼り紙があり、素直に従うと、拝殿と本殿の間で参拝することになっていた。 賽銭箱はシッカリ本殿前に置かれていた。
④地蔵院・・・・・・・・・海神1丁目、海神稲荷神社の近くにある、真言宗豊山派の寺。 寺の案内によると「天正3年(1575)僧長蓮、法印勝誉の創建」といわれてる。、、、、、本堂の脇には「お願い地蔵」が祀られている。、、、、、私も、手を合わせヨロシクとお願いしてきた。 「何をお願いしたかは、ナ・イ・ショ」
⑤海神念仏堂・・・・・・・・・・・船橋市海神1丁目の海神念仏堂には、古そうな石仏・墓がゴロゴロしている。 実際には、享保5年(1720)の地蔵立像、寛延2年(1749)の庚申塔などや、明暦3年(1657)の墓などがある。
・・・・・・・・・・・・・元禄14年(1701)には江戸神田の商人高麗屋佐治右衛門が寄進した観音堂が境内にある。 この高麗屋は豊臣秀吉の朝鮮出兵の折に、加藤清正が連行した現地朝鮮の人の子孫といわれてる。
・・・・・・・・・・・・・・・堂の傍らに、船橋市内最古の道標が残っている。 元禄7年(1694)の銘があり、「右 いち川みち 左 行とくみち」と記されている。 近くにあったものを、移設したそうだ。
⑥式内元宮入日神社・・・・・・・・・・・総武本線の線路を千葉街道が通る跨線橋で越えると、すぐ右下に、海神村の鎮守「式内元宮入日神社」がある。 この地は第12代景行天皇の王子:日本武尊が東夷征討の折り、伊勢より海路を利用し上陸した地点の一つである。 その上陸を、記念し且つその偉徳を偲び、併せて郷土守護、五穀豊穣、豊漁の神として社を建立し崇拝して来たのが入日神社である。、、、、由来を聞くと歴史を感じるが、社殿はチョイとお粗末だ。
⑦あかもん寺・・・・・・・・海神6丁目、京成バスの停留所名「赤門寺前」の元となる、真言宗豊山派の大覚院。 天正17年、権大僧都法印秀巌和尚の創建と伝えられてる。 鎮守龍神社の別当であり、海上安全を祈る寺であった。、、、、、本堂は、大正11年(1922)に大改築をし、現在に至る。、、、、、念のため、東京大学とは無関係です。
⑧龍神社・・・・・・・・・海神1に鎮座する、創建年代不詳、古くからの海神村の鎮守さま。 赤門寺の大覚院がかつては別当であった。、、、、、海神の名前の起こりになったという、龍神を祀っている龍神社である。 神社は、別名阿須波(あすは)の宮と呼ばれ、海上安全を守る神社とされた。
・・・・・・・・・・・・・・龍神社の境内に、几号水準点 (きごうすいじゅんてん)が残っている。 ここの几号水準点は、狛犬の台座前の花崗岩に刻まれ、古さを感じない。赤○の中に“不”型の水準点がある。 おそらく、明治初期に内務省が設置した几号水準点よりも、後の、新しい時期に設置されたようだ!
⑨山野浅間神社・・・・・・・・船橋市西船で、千葉街道に面して参道が出ている。 嘉永3年(1850)創建の神社。 富士山浅間神社を祭った神社で、社殿は千葉街道から急な石段を上り、長い参道を歩き、さらに石段をチョイトのぼり、疲れたころに拝殿に達する、奥深い御利益のありそうな神社だ。 社殿は昭和47年(1972)に増改築が行われた。
⑩西船橋駅・・・・・・・・・・・JR東日本・東京メトロ・東葉高速鉄道の駅である。、、、、、昭和33年(1958)、総武本線の駅として開業した。 昭和44年(1969)には、地下鉄東西線が開業し、昭和53年(1978)には武蔵野線が開業、そして平成8年(1996)に東葉高速鉄道線が開業。 3社5路線が乗り入れる千葉県内では、利用客数の最も多い駅。、、、、、私が知る、西船橋は何もない処に突然できた駅で、中山競馬場の最寄駅として造られたような駅だった。 当時、駅周辺はラブホテルと、ストリップのOS劇場があるだけの駅。 今や、通勤の要所となった。 でも、駅周辺には大規模施設が、いまだにないね!