四ツ木~堀切菖蒲園
風邪も治り、カメラも直り、散歩に出るかと思う頃、雪が降りだした。 今朝、5時に目が覚めたら雪だ、寒いのでもう一眠りしたら雨だ、こんな天気に出ていき風邪をひいたら馬鹿だ! しかたなく我が家でゴロゴロしていたら、午後3時ころには雨も上がり青空もチラリ、『ヨシ! 病み上がりのウォーミングアップ』として、京成押上線四ツ木駅から京成本線堀切菖蒲園駅まで、夕刻の散歩となった。 8千歩、6㎞。
①荒川と綾瀬川を隔てる土手・・・・・・・・・綾瀬川は小菅1丁目あたりから荒川と並行して流れ、東四つ木1丁目で中川に合流し東京湾に流れ込む。 まずは、木根川橋東詰(四ツ木駅近く)から、新四ツ木橋の東詰まで、荒川と綾瀬川を隔てる土手の上を歩いてみた。
・・・・・・・・・・・・木根川橋、、、、、昭和44年(1969)に完成した、墨田区八広と葛飾区東四つ木を結ぶトラス橋。 橋の長さは466m。、、、、、片側1車線の幅は狭い橋だが、トラスのシルエットが美しい橋で、さだまさしも『木根川橋』で沿線の下町の情景を歌いこんでいる。


・・・・・・・・・・・・・京成押上線荒川橋梁、、、、、、木根川橋の上流側に、平成11年(1999)に現在の新橋にかけ替えられた京成押上線荒川橋梁がある。 こちらも、夕日に映えるトラス橋が美しい。


・・・・・・・・・・・・・・新四ツ木橋、、、、、、昭和48年(1973)に竣工した鋼製ゲルバー箱桁橋。 国道6号(水戸街道)の慢性的渋滞を解消する目的で、四ツ木橋の下流側にバイパス的に造られた。

・・・・・・・・・・・・・・新四ツ木橋から下流の荒川(右側)と綾瀬川(左側)を眺める。 中央の土手を挟み、川に高低差を見ることができる。

②若宮八幡宮・・・・・・・・・・・・葛飾区四つ木3丁目にある神社。 文治年間(1185~1190)源頼朝が奥州征伐に向かう際に戦勝を祈願し、無事勝利した後に感謝して創建した。 その後、江戸時代には、若宮村の鎮守社であった。、、、、、親子で中学受験の願掛けかな?


③善福院・・・・・・・・・・・若宮八幡宮の北側に、永正16年(1519)に創建された真言宗智山派の善福院がある。 はじめは、「東照宮若王寺」と号したが、いちゃもんつけられるのが怖かったのか、徳川家康の神号をはばかり、善福院と改めたといわれている。、、、、、明治維新前までは、若宮八幡宮の別当職を勤めた。 本堂は、震災で大破し、戦災で焼失し、昭和44年(1969)に現本堂を新築した。

④荒川と綾瀬川を隔てる土手・・・・・・・・・堀切1丁目の堀切避難橋から、再び土手の上を歩いてみた。
・・・・・・・・・・・・・堀切避難橋、、、、、、、綾瀬川にかかり、堀切地区から荒川左岸の土手へ避難できるようにした人道橋。 昭和56年(1981)の架橋。

・・・・・・・・・・・・・・対岸(荒川右岸)の墨田区には、東向島の防災拠点に建つ都営住宅のシルエットが見える。


・・・・・・・・・・・・・・綾瀬川の上流に堀切菖蒲水門がある。、、、、、、ゲートの高さを低く抑えるため、「二段式ローラーゲート」と称するゲートで、円筒状のようなものが、かまぼこ型に2分割し、水門を閉鎖するチョイと変わったゲートである。 また、操作室も頭をカールしたようなユニークなデザインで面白い! 平成8年(1996)3月の完成。


⑤堀切JCT・・・・・・・・・・・・葛飾区堀切2丁目付近で、綾瀬川左岸にある、首都高速道路の6号向島線と中央環状線を結ぶジャンクション。