赤羽~東十条
今朝は赤羽駅 で下車し、相変わらず裏通りをブラブラ、グルグル、ウロウロ歩き回り、駅からは南東方向にあたる北区神谷の「神谷陸橋」に出て東十条駅 まで、1万2千歩、9kmの散歩。
①幸福地蔵尊・・・・・・・・赤羽駅南改札口を出て、駅前のピンク街を抜ける直前に「太郎会館」と称する雑居ビルがあり、地下へ下りる階段手前に幸福地蔵尊が祀られている。、、、、建立趣意書には、『二度と戦争の悲劇のない世界平和と一人でも多くの人達が幸せになれるならばとの思いを込めて幸福地蔵尊の建立を決意したものである。 昭和63年12月8日 御真言 おんかかかびさんまえいそわか 願主 太郎会館館主 倉石良夫』と、書かれていた。 戦死者の霊を供養するために建てたらしいね!


②神谷町アパート・・・・・・・・昭和37年(1962)~昭和41年(1966)に建てられた都営住宅が、北区神谷2丁目に残っている。 複数棟立ち並んでいたが、当時の建物は2棟だけとなった。 残る2棟も立ち退きは時間の問題となったようだ。、、、、すでに取り壊された跡地には、新たに8階建ての都営住宅が建てられている。
・・・・・・・・・・・1階の店舗部分では店は閉じられ、空き家となった部分もある。、、、、入居して50年が経過すれば、経営環境も変わり、高齢化し、店を維持できなくなったのか? また、長く住めば勝手に部屋を広げたところもあるようだ。







・・・・・・・・・・・・取り壊しが済み、新しい都営住宅が建てられている。、、、、新しい住宅は「神谷二丁目アパート」と呼ばれているようだ。、、、、新しいアパートでは、店舗は併設されず全て住居となっている。


・・・・・・・・・・・・数年前に、建てられた神谷町二丁目アパートもある。、、、、、高層化、大規模化する都営住宅により、町の景観・雰囲気も大きく変わってきたようだ。


③真言宗智山派の2寺・・・・・・・・・・・北区神谷3丁目に真言宗智山派の寺院が2寺ある。 両寺院とも創建年代は不詳であるが、江戸末期の創建と言われている。
・・・・・・・・・・・・真言宗智山派神谷山専福寺

・・・・・・・・・・・・真言宗智山派常住山自性院

④北区神谷の町・・・・・・・・・・・・北区にはJRの駅が、9駅(田端・尾久・上中里・王子・東十条・赤羽・十条・北赤羽・浮間舟渡) あるが、一駅も神谷にはない。 ありそうなのは、地下鉄南北線の王子神谷駅だが、南北線は神谷の町を地下で通過し、王子神谷駅は隣の北区王子5丁目にある。 と、言うことで、残念ながら駅の無い町だ。
・・・・・・・・・・・・古い町だが、特徴のない下町である。


・・・・・・・・・・・・環七通りが町を貫き、神谷陸橋を過ぎると足立区新田に入る。

・・・・・・・・・・・・こちらは神谷では古い産婦人科医院。、、、、建物が古いのは理解できるが、医療機器が古いことと、医師・看護婦が優しい人柄だが“お歳で古い”という話は、残念ながら、お会いしてないので?

⑤柏木神社・・・・・・・・北区神谷3丁目にある神社。 元享年間(1321~1324)に神谷村の鎮守として、荒川に面した地に創建された。 安産の神様として、さらに荒川を行きかう舟の安全を守る神様として有名であった。、、、先の大戦では、荘厳な森に囲まれた境内は軍需工場に接収され、昭和18年(1943)現在地に遷宮された。 現社殿は昭和54年(1979)に建立された。


⑥見守り地蔵・・・・・・・・東十条商店街の駅に近いところに、戦争で焼け野原になった後、平和を願い上野寛永寺より譲り受けたお地蔵様が祀られている。 お地蔵様に近い商店街のレコード店で、毎月3回ほど、演歌歌手のイベントが開催されているため、奉納されている堤灯に、今では有名になった人たちの名前をみつけることができます。
・・・・・・・・・・・・建物の1階に祀られている見守り地蔵。 奉納提灯には水森かおり、山内惠介など演歌歌手の名がみえる。


・・・・・・・・・・・・演歌歌手がイベントで立ち寄るレコード店(左側)。 お地蔵さんは右手の建物の1階に祀られている。、、、、歌手が来ると玄関先にステージができ、サイン会、CD販売が行われる楽しい店である。

⑦とげぬき地蔵分尊・・・・・・・・・次は、「巣鴨のとげぬき地蔵さん」の分尊。 見守り地蔵尊の前を、200m程南に寄ったところに「地蔵湯」という銭湯がある。 そこに、とげぬき地蔵分尊が祀られている。、、、、、おじいちゃん、おばあちゃんは、巣鴨まで出向かずに、ここで間に合わせたら、お風呂帰りにご利益を頂戴できるかも?


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