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2016年4月20日 (水)

国府台~高砂

京成本線の国府台駅から、京成江戸川橋梁を見て高砂駅まで、1万1千歩、8kmの散歩です。




①国府台駅
・・・・・・・・・江戸川堤防(左岸)に寄り添うように駅ホームがある。 改札は高架のホーム下に口を開けている。、、、、、大正3年(1914)、市川鴻の台駅として開業し、その後、駅名を市川駅、市川国府台駅と変え、昭和23年(1948)に現在の国府台駅に改称した。、、、、現在は2面2線の高架駅で、普通列車しか停車しない“寂しい駅”と言いたいところだが、駅の北側に、和洋女子大、千葉商科大、東京医科歯科大があり、朝は学生がゾロゾロと下車する“若い駅”である。、、、、化粧の濃い女子大生も下車する“香の大”駅。

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・・・・・・・・・・・・・・人影の少ないホームを通過する通勤特急。

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・・・・・・・・・・・・・・ホームの端から江戸川橋梁までは、“スグソコ!”

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・・・・・・・・・・・・・・高架下の出入口は一ヵ所のみ。 普通電車が到着すると学生がゾロゾロ!

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②京成電鉄江戸川橋梁
・・・・・・・・・・大正元年(1912)に押上駅~伊与田駅(現:江戸川駅)が開通し、江戸川右岸手前(現:江戸川区北小岩)が終点だった。 対岸の市川国府台には、陸軍の旅団も置かれ、施設も多かったが、江戸川によって東京との輸送ルートが阻まれていた。 そこで、戦地での鉄道の建設/修理/運転などを行う鉄道連隊の支援により、大正3年(1914)に初代の江戸川橋梁として、5連トラス橋が架けられた。、、、、、現在は、昭和54年(1979)、初代の下流側に架けられた2代目である。 橋長:433.2m、下路ワーレントラス橋。

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③市川関所跡
・・・・・・・・・・・・京成電鉄江戸川橋梁と市川橋の中間、堤防上に「市川関所跡」がある。 江戸時代、参勤交代の制度が確立すると、市川と小岩の間には渡しが設けられ、定船場として番所が置かれた。 番所は後に関所となるが、明治2年(1869)に廃止になった。

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④市川橋
・・・・・・・・・・・・市川橋の下り線(上流側)は昭和38年(1963)に、上り線(下流側)は昭和42年(1967)に開通した。 全長399mのワーレントラス橋で、橋上には国道14号線(千葉街道)を通す。 

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⑤江戸川駅
・・・・・・・・・・・・国府台駅とは江戸川を挟み対照的に、こちらは江戸川右岸(江戸川区側)の堤防に寄り添う駅。 駅の歴史は古く、大正元年(1912)に京成本線は、押上~高砂~江戸川間で初めて開業した当時からの駅である。 開業時の駅名は「伊予田」で終着駅であった。、、、、、、、対岸の市川には、渡し船で渡ったそうだ、堤防上にその案内板が設置されていた。

・・・・・・・・・・・・堤防上からの写真:右側は江戸川橋梁、左端に江戸川駅が見える。

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・・・・・・・・・・・・・・・駅は高架下に改札がある。 一日当たりの乗降客数は約5,500人程で、国府台駅の半分。 かつての終着駅も、今では普通列車しか停まらない寂しい駅である。

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⑥北野神社
・・・・・・・・・・江戸川駅前にある、旧伊予田村(現:北小岩3・4丁目)の鎮守。 江戸時代に、この地にあった稲荷神社と北野神社を、明治42年(1909)に合祀し、さらに昭和39年(1964)には一里塚近くにあった須賀神社も合祀した。 現在は祭神として、稲荷神社の倉稲魂命、北野神社の菅原道真、須賀神社の素戔鳴尊の三柱を祀っている。、、、、、、祭神が多いと、ご利益も多いと良いのだが、そうもいかないようだ。 この世界も、賽銭の額によってご利益が変わるかも?

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⑦京成小岩駅
・・・・・・・・・・・昭和7年(1932)開業。 京成小岩駅を通る、現在の押上駅~江戸川駅間の路線開業は大正元年(1912)なので、駅は20年後に開業したことになる。、、、、、島式ホーム2面4線の地上駅で、橋上駅舎である。、、、、、JR総武線の小岩駅とは、徒歩20分程の離れた位置にある。 乗り換えは無理だね!

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線路脇の春・・・・・・・・・・

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●・・・・・・・・・・・・・・・・このあと、
高砂駅 まで歩き帰宅した。

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