八広~平井
京成押上線八広駅から、総武線平井駅まで、1万歩、7kmの散歩です。
①八広駅・・・・・・・・大正12年(1923)7月11日、荒川放水路(現:荒川)の土手上に「荒川」駅として開業した。 平成6年(1994)4月1日、荒川駅を「八広駅」に改称。、、、、、駅名の「八広(やひろ)」は、昭和40年(1965)の住居表示実施のとき、8町が合併して成立することになり、“八”の字を採り、さらに八の字の“末広がり”から“広”を借用し、「八広」と名付けられた。、、、、、平成9年(1997)から平成11年(1999)にかけ、荒川橋梁の架け替え工事に合わせ、単式ホームの1番線(上り線)と、島式ホームの2・3番線(下り線)を有する高架駅となった。、、、、、高架ホーム下の荒川寄り、奥まった位置に、駅出入り口があり、駅前商店街、駅前旅館、駅前パチンコ屋、駅前ソバ屋、いずれも見当たらない。 面白味のない駅だ!



②京成押上線荒川橋梁・・・・・・・・・平成4年(1992)の架け替え工事着手時には、荒川の水面から約4.3mの高さに橋梁の桁下があり、橋桁に船が頻繁に衝突する状態だった。また、地盤沈下により堤防の高さよりも橋梁は低い位置に在った。(京成本線荒川橋梁も、同じように堤防より低い位置に橋梁がある、工事を計画中) 国交省は約400億円の事業費で橋梁の架け替えを行い、平成11年(1999)に現在の荒川橋梁の共用が開始された。 現在の荒川橋梁は川の水面より8.3mの高さに桁下があり、堤防よりも高くなっている。、、、、、、7径間下路ワーレントラスの構造で、複線軌道により全長473m、平成14年(2002)に竣工。



③木根川橋・・・・・・・・・京成押上線荒川橋梁の下流に架かる木根川橋(きねかわばし)。 墨田区八広と葛飾区東四つ木を結び、昭和44年(1969)に完成した。 橋の長さは466m、片側1車線で、幅の狭い橋だが、トラスのシルエットが美しいトラス橋である。



④八広・東墨田の町・・・・・・・・・京成押上線の南側、墨田区八広と東墨田の町界付近をブラブラ。 この付近には豚皮の加工工場が多く、町を歩くと鞣し革の匂いと薬品の匂いが混ざったような独特の臭いがする。 申し訳ないが、私には、この臭いは好きになれないね。、、、、、今日の散歩では、革の工場をチョイと避けて歩いてきた。
・・・・・・・・・・・・墨田清掃工場の煙突を仰ぐ、東墨田2丁目。

・・・・・・・・・・・・昭和58年(1983)に建てられた、総戸数69戸の都営墨田二丁目アパート。

・・・・・・・・・・・・何だか年代物の建物のように見える墨田区社会福祉会館。

・・・・・・・・・・・・革の工場だけでなく、プラスチック製品、ガラス製品、機械部品工場など、いろいろな工場の町でもある。




・・・・・・・・・・・・巨大な墨田清掃工場。 333億円の費用と約3年半の建設期間を要し、平成10年(1998)に建てられた。 焼却能力は600トン/日で、余熱を利用した発電では13,000kWの出力がある。 また、近隣の健康施設への余熱供給も行われている。


・・・・・・・・・・・・清掃工場の隣には、余熱を利用したプールがある「すみだスポーツ健康センター」が設置されている。


⑤平井橋・・・・・・・・墨田区立花と江戸川区平井を結び、旧中川に昭和55年(1980)に架けられた平井橋。、、、、、、護岸は整備され、自然の景観に近づいた。 いいね!



⑥平井駅・・・・・・・・・・・明治32年(1899)4月28日、総武鉄道の駅として開業。 明治40年(1907)9月1日、総武鉄道が国有化され、官設鉄道の駅となる。


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