石神井公園~荻窪
今日も降りそうな天気。 “近場の散歩にしよう!”と思い家を出て、山手線に乗ったら池袋に着いた。 “池袋まできたから、チョイと足を延して江古田あたりを歩いてみるか!” 西武線の池袋駅で、5番線の普通電車に乗るのを、発車まぎわの3番線の急行に飛び乗ってしまった。 気づいた時は、すでに遅し、急行は石神井公園まで止まらない。、、、、と言うことで、今日の散歩は、西武線石神井公園駅から中央線荻窪駅まで歩いてきた。
①石神井公園駅・・・・・・・・大正4年(1915)4月15日に、石神井駅として開業し、昭和8年(1933)に石神井公園駅と改称した。 開業時は島式ホーム1面2線の地上駅であったが、その後、島式ホーム2面3線に変更し、平成20年(2008)頃から高架化工事が始まり、平成24年(2012)には島式ホーム2面4線の高架駅が完成した。、、、、、ホームを覆う屋根は大きく、明るい。 また屋根を支える支柱も少なく、広さを感じる。 コンコースは天井も高く、大きな空間がつくられている。
・・・・・・・・・・・・あまり立派過ぎて、田んぼの中の新幹線駅のようだ!

・・・・・・・・・・・・上り(池袋方面)ホームは通勤通学客が電車待ち、下り(所沢方面)はガラガラ。



・・・・・・・・・・・・大きなコンコースを見ると、この空間に我が家が何軒分か考えてしまう。

・・・・・・・・・・・・駅前広場に建つ、高さ約3mの「石神井火車站之碑」(しゃくじいかしゃたんのひ)、、、、、大正4年(1915)の武蔵野鉄道石神井駅(現:石神井公園駅)の開業を記念し、大正9年に造立された石碑。 碑文は漢文・漢詩でつづられ、駅周辺の石神井城・三宝寺池・長命寺などの歴史や見所が記されてる。

②和田稲荷神社・・・・・・・・石神井公園駅の南150m程の処に鎮座するお稲荷さん。 創立年代不詳。、、、、、かなり昔は伝五郎稲荷として知られ、旧字和田地区の鎮守であったそうだ。 渡辺伝五郎が伏見から遷し、祀ったそうだ。、、、、、“渡辺”姓は多く、良い奴もいるが、悪い奴もいて、私はあんまり好きになれない苗字だ!


③石神井公園・・・・・・・・園内には、石神井池、三宝寺池がある。 三宝寺池は古くからある池で、武蔵野台地からの地下水が湧き出ていたらしい。 昭和34年(1959)に市民が散策できる公園として整備されたそうだ。 ボートに乗れる石神井池は、三宝寺池一帯が風致地区に指定された際、三宝寺池とともに武蔵野の景観を保護する目的で、昭和8年(1933)に人工的に作られたそうだ。、、、、私の70年の歴史の中では、数回しか訪れたことがないマイナーな公園。 でも、ここ数年、ワニ出没事件、矢ガモ事件、露出狂女性徘徊事件などで、知名度は高くなっている。、、、、、今日は、公園の東側をチラット拝見。



④禅定院・・・・・・・・石神井公園の南隣に、真言宗智山派の禅定院がある。 今から約600年前、願行上人によって開かれた寺と伝えられているそうだ。、、、、、現在、寺の近くにある石神井小学校の前身:豊島小学校は、明治7年(1874)区内初の公立小学校としてこの寺に創立された。、、、、現在の本堂は昭和53年(1978)に建てられた。


⑤下石神井天祖神社・・・・・・・禅定院の前で石神井川を渡り、下石神井6丁目に入ると下石神井小の前に天祖神社がある。、、、、創建年代は不詳であるが、江戸時代の風土記には、存在が記されている。、、、、古い神社かも?
・・・・・・・・・・・・石神井川

・・・・・・・・・・・・下石神井天祖神社、、、、、、現社殿は明治18年(1885)の建築

・・・・・・・・・・・・境内には安政年間(1854~1860)の燈籠や享保二年(1717)の延命地蔵などの石像物がある。

⑥下石神井の町・・・・・・・田畑が都市化によって新興住宅地に変わったと思われる。




⑦井草四丁目交差点・・・・・・・・新青梅街道と千川通り、さらに1本の区道が交わる6差路。、、、、、、私の散歩は、この交差点を横断し、練馬区から杉並区に入る。

⑧西武新宿線・・・・・・・上井草では、西武新宿線の踏切を越える。、、、、、細い道路だが、交通量も多く、“開かずの踏切”となっている。、、、、私の気持ちは踏切を残して欲しいのだが、住民の安全対策を考えると、そろそろ高架化/地下化に着手する時期かも?
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