木下街道 (鎌ヶ谷大仏~白井)
木下街道(きおろしかいどう)の散歩。 今日は新京成線鎌ヶ谷大仏駅から北総線白井駅まで、1万2千歩、9kmです。
①鎌ヶ谷大仏駅・・・・・・・・今日の散歩はここからスタート

・・・・・・・・・・・・駅前の日本一小さい大仏を横目でチラリ

・・・・・・・・・・・・駅前の木下街道、車で混んでるが、歩道には人の姿はない。


②オヤ?こんなところに旅館が!・・・・・・・・鎌ヶ谷大仏駅近くだが、駅前とは言えず、さりとて遠くないが、街道から横道に入った処に、旅館があった。 都心なら、人目を忍ぶ逢瀬の旅館という感じだが、こちらは鎌ヶ谷の歴とした旅館である。 ホームページを拝見すると、昭和43年創業、家族・ビジネス・慶事などに利用されているようだ。、、、、、街道に面せず、派手な看板もなく、営業を続けられるのは、地元に愛されている旅館かも。


③魚文の句碑・・・・・・・印西市木下と市川市行徳を結ぶ木下街道は、古くからの物資の輸送路であり、江戸から鹿島方面への参詣の道でもあった、鎌ケ谷宿にも松尾芭蕉、渡辺崋山など多くの文人墨客が往来していた。、、、、、鎌ヶ谷駅から北に400m程歩いた処に、松尾芭蕉の流れをくむ俳人:三級亭魚文(ぎょぶん)が、旅の途中で鎌ケ谷宿を通った時に詠んだ句碑がある。 句碑には、正面に「ひとつ家へ 人を吹き込む 枯野かな 魚文」と刻まれている。 そして、街道の道標を兼ね、両側面に「右 木をろし道」、「左 中木戸道」と標されている。

④白井市富士・・・・・・・・・・・富士は白井市の大字。 昔、富士山を望むことができた地か?
・・・・・・・・・・・・鎌ヶ谷大仏駅から1.5km程来ると、鎌ヶ谷市から白井市に入る。、、、、、気のせいか、道路幅が広がったように感じる。

・・・・・・・・・・・・富士地区の中程に、「富士アーケード商店街」があった。 50mぐらいのアーケードの下に、シャッターの下りた店舗を含め、両側合わせて15店舗程が並んでいる。、、、、、何年か前は、チンドン屋がチンドン太鼓とクラリネットで「野崎小唄」を奏で、人を集めたであろうと思われるような商店街。 いまは数店舗が細々と営業中。




・・・・・・・・・・・・なぜ(?)ここに「富士」の地名、私にはシックリこないね! 静岡県を散歩しているようだ。

⑤白井市根・・・・・・・・・「富士」の次は「根(ね)」、一文字の地名、こちらも大字。 こりゃ、また珍しい!、、、、地図を見ると、「根」の東隣に「復」という大字もある。 さらによく見ると、「木」、「中」の大字名もみつかった。 チョイと、マニアックな地名だ!

・・・・・・・・・・・・農家の匂いが残る「根」。 いい根!



・・・・・・・・・・・・天神社、、、、、神社の由緒は不明。 社殿は昭和5年(1930)に改築されたそうだ。 境内には、横たわる狛犬、歴代の将軍と村の有力者名を標した石碑などもある。


・・・・・・・・・・・・競馬学校、、、、、神社の隣には、木下街道から入る横道があり、その入り口には「競馬学校」と書かれた看板が出ている。 横道を入ると、奥に、昭和58年(1983)に開校した、JRA日本中央競馬会の競馬学校正門があった。 校舎や馬場は正門の奥の奥にあるようだ。 立ち入り禁止につき、門の前で引き返す、残念!、、、、ちなみに、学校では騎手、厩務員を養成している。 全寮制、3年制で騎手は10名程/年、厩務員は25名程/年が学んでいる。


⑥白井大橋・・・・・・・・北総線上に架かり、木下街道を通す。 昭和52年(1977)12月竣工。


⑦白井駅・・・・・・・・白井駅(しろいえき)は、白井市復にある北総鉄道北総線の駅。 昭和54年(1979)3月9日に開業した、島式ホーム1面2線の地上駅で、橋上駅舎を有する。、、、、、昼間の時間帯、電車は3本/時間しかなく、約20分の待ち時間は、かなり長く感じるものだ。 もう少し、運転本数を増やしてほしいね。


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