谷在家~高野
①日暮里・舎人ライナー・・・・・・・・・・平成20年(2008)3月30日に開業した新交通システム。 区間は、日暮里~見沼代親水公園間の9.7km、駅数は起終点駅を含め13駅である。 (建設キロ9.8km)、、、、、開業時の輸送人員は約49,000人/日であったが、昨年の実績では約76,000人/日となり、着実に増加している。 通勤時のラッシュは、日暮里方面行の一方のみ、激しいものである。
・・・・・・・・・・・・・・日暮里駅、起点です



・・・・・・・・・・・・・・軌道はかなり高いところにあり、視界はよく気持ち良い。
・・・・・・・・・・・・・・日暮里から9駅目の谷在家(やざいけ)駅で、生まれて初めての下車。、、、、駅名の「谷在家」とは、この地を流れていた沼田川の谷に農地を開いたことから、“谷”と湿地の集落を表す“在家”が結びつき名付けられたようだ。



・・・・・・・・・・・・・下車はしたけど、東西南北いづれに歩くか(?)。 迷ったときは、可愛い娘について歩くのが常である。 キョロキョロ探せど、困った“可愛い娘”がいない!、、、、、しかたない、今日は自分で行先を決めた。 日暮里・舎人ライナーの西側地区を歩きながら、日暮里方向へ南下することにした。
②都営谷在家アパート・・・・・・・駅西側のマンションの裏へ行くと、12棟が並ぶ都営住宅「谷在家アパート」がある。 昭和43年(1968)に建てられた、578戸の団地である。、、、、、団地内の保育園へ子供を送るママがチャリンコで横を通り過ぎる、どうやら若い人の多い団地らしい。
③清徳寺・・・・・・・・・関東大震災で壊滅的に被災し、両国(現:中央区東日本橋)から谷在家3丁目に移転した浄土宗の清徳寺。 慶長16年(1611)の創立。、、、、現在の本堂は昭和10年(1935)に建てられた。
④十月桜・・・・・・・・・谷在家3丁目、江北緑道公園では、鉄塔下に十月桜がズラリと並んで、花を咲かせていた。、、、、、葉の落ちた桜の木に薄いピンクの花が、チラリチラリと咲き、『なんじゃ、狂い咲きか!』と思ったが、木に「ジュウガツザクラ」と書かれていた。、、、、、、一粒で二度おいしいアーモンドグリコ」のように、4月と10月の年2回開花する桜。
⑤谷在家赤城神社・・・・・・・・・・谷在家2丁目、赤城神社は盤筒男命、赤城姫命の二柱を主祭神とする。、、、、かって、上州の武将:浅香藤九郎源政家が戦に敗れ居城を放棄し、一族郎党数十名と共に武蔵国南足立郡谷在家村に落ちのび、土着し、屋敷内に上州大洞赤城大社の神体の一部を祀り、社殿を新設し一族の守護神としたそうだ。、、、、現社殿は、平成元年(1988)に建て替えられた。
⑤江北六丁目団地・・・・・・・・・・・・日暮里・舎人ライナー「西新井大師西駅」の西側に広がる、昭和46(1971)に建てられた総戸数860戸(29棟)の旧住宅公団の団地。、、、、、近年、リホームしたようで、外装がきれいだ。
・・・・・・・・・・・・・・日暮里・舎人ライナーの車窓からから江北六丁目団地を撮った一枚
⑥上沼田アパート跡・・・・・・・・・・・ライナー「江北駅」の西側。 昭和35年頃に建てられた約50棟からなる、これまた広大な都営上沼田アパートが取り壊され、建て替え工事が進められていた。、、、、、当時の団地の面影は何もなく、仮囲いの中の跡地は雑草が茂るのみ。 一部では建設工事も進んでいる。 完成後は、日暮里・舎人ライナー沿線の人口もさらに増加するだろう。
⑦高野駅・・・・・・・・・・・日暮里舎人ライナー高野(こうや)駅に出て、帰宅する。
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