ハチブドウ酒の別荘
①JR稲毛駅・・・・・・・・・私が知る、戦後の稲毛駅は、田畑の広がる田舎町にあり、ここからも稲毛海水浴場に行くことができた。 それが、昭和56年(1981)から、総武快速線が停車する駅となり、今では千葉市内では3番目に乗車人員の多い駅となった。(ちなみに、1番は千葉駅、2番は海浜幕張駅)、、、、、駅前のバス停からは四方八方の団地に向かうバスが頻繁に出ている。 私が住む浅草橋駅では見られない光景である。

・・・・・・・・・・・・・・・【念のため】 眉毛に鼻毛に胸毛、みんな“げ”、純毛に羽毛に陰毛、みんな“もう”。 では「稲毛」は、“いなげ”と読みます、まちがっても“いなもう”と読まないで。
②京成稲毛駅・・・・・・・・・・・JR稲毛駅から徒歩10分、かつては、稲毛海岸に近い駅で、駅前の道路は浅間神社前を海水浴場へ向かう通りであった。 ちなみに、当駅から千葉寄りに、「浜海岸」、「千葉海岸」と名付けられた駅が続いていた。 今は、海岸も無くなり駅名は「みどり台」、「西登戸」と改名された。

③稲毛浅間神社 ・・・・・・・・・稲毛浅間神社に手を合わせ、地続きの松林の綺麗な稲毛公園を抜け、 旧神谷伝兵衛稲毛別荘に向かう。
・・・・・・・・・・・・・おや、誰もいない、チョイと寂しいね。、、、、、若い巫女さん10人程ズラリ並べて、参拝客が来たら一斉に、『いらっしゃいませ!』と声をかけてくれたら、チョコチョコ寄らせてもらうのだがね。
・・・・・・・・・・・・・・・参拝終えて、松林を抜ける
④旧神谷伝兵衛稲毛別荘・・・・・・・・・大正7年(1918)に建てられた、“デンキブラン”、“浅草神谷バー”、“牛久シャトー”でお馴染みの実業家神谷尾伝兵衛の別荘。 現在は千葉市で保存されている国の登録有形文化財。、、、、、外観は庭に面し5連のアーチのベランダがあり、伝兵衛はデンキブランを右手に、ハチブドウ酒を左手に、眼前に広がる海を眺めていたかもね。、、、、鉄筋コンクリート造、地上2階/地下1階、設計者:不明
・・・・・・・・・・・・・・1階はピカピカに光る寄木の床の洋室
・・・・・・・・・・・・・・・階段はケヤキの一枚板が25段。、、、、妖艶なる女性が、降りてきそうな期待をもたせる階段である。
・・・・・・・・・・・・・・2階は、本格的な書院造の主室と、和室、控えの間などがある。 天井、欄間、床柱など、随所にブドウに関連したデザインを取り入れている。
⑤千葉市民ギャラリー・いなげ・・・・・・・・・旧神谷伝兵衛稲毛別荘の敷地内に、市民ギャラリーが隣接している。 ここでは、企画展、市民の作品展が、常時開かれている。
・・・・・・・・・・・・・1階では、個人の作品展をチョイと拝見。 画家:矢崎武夫さんは、65歳でリタイヤし、海外を歩き作品を描いているそうだ。、、、、、うらやましい、雅万歩もそろそろ海外に足をのばすかな。
・・・・・・・・・・・・・2階でも、市民の作品展が開かれていた。 こちらも、チョックラ拝見。
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