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2017年1月27日 (金)

京成本線隅田川橋梁~千住大橋

隅田川上流から10番目の橋は京成本線隅田川橋梁、11番目は東京電力送電橋、12番目は千住水管橋、13番目は千住大橋。 今日の散歩は、10番目から13番目までの4橋を歩いてきた。 地下鉄千代田線町屋駅から京成本線千住大橋駅まで、1万2千歩。



・・・・・・・・・・・・・・・・下の航空写真は平成4年(1992)撮影。 上水千住水管橋が写っている。
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上水千住水管橋跡・・・・・・・・上流の尾竹橋と、下流の京成本線隅田川橋梁の間に、今は無き「上水千住水管橋」があった。 都水道局の上水管が隅田川を越えていたが、老朽化と耐震性問題により平成25年(2013)5月に撤去された。、、、、水管橋のあった位置には、かつて「一本松の渡し」があり、千住と町屋を結ぶ生活路でもあったそうだ。、、、、写真:カミソリ堤防が行く手を阻み河岸には出られない、行き止まりの道の正面に水管橋はあったが、その痕跡は何も残っていない。、、、、、残っていれば、最上流から10番目の橋梁だ!
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・・・・・・・・・・・・・・・こちらは、上水千住水管橋跡と京成本線隅田川橋梁の間で、写真の行き止まりの道路下に地下鉄千代田線が走っている。 道路の先は隅田川のカミソリ堤防。

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京成本線隅田川橋梁・・・・・・・・・・三河島水再生センターの北側で隅田川を渡る京成本線。 この付近の隅田川はカミソリ堤防で河岸が遮られ、隅田川橋梁に近づくことが難しく撮影には苦労した。、、、、、京成本線の上野~青砥間の開業は昭和6年(1931)なので、隅田川橋梁もこの頃の架橋と思われる。 橋長約125mの下路トラス橋。

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・・・・・・・・・・・・・・・撮影の邪魔するカモメに、カラスに、ハトポッポ。 堤防は糞で汚れ、糞を踏んだ私は、糞害に憤慨し、フ~~ン!

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・・・・・・・・・・・・・・右岸(荒川区南千住)から、薄曇りの下流を望む。

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東京電力送電橋・・・・・・・・・・荒川区南千住と足立区千住橋戸町に架かる、東京電力の送電用の専用橋。 細めのアーチリブが華奢に見える鋼タイドアーチ桁橋で、長さ約104m。 昭和38年(1963)の竣工か(?)

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千住水管橋・・・・・・・・千住大橋の上流側に東京都水道局の工業用水道専用橋がある。 この工業用水は隅田川左岸の墨田区、江東区、江戸川区の地盤沈下対策を目的に供給しているもの。、、、、、千住大橋のスグ脇に架けられているため、震災復興橋としての名橋である千住大橋の姿を見るのに邪魔な存在である。 どかして欲しいね!

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千住大橋・・・・・・・・・関東大震災復興橋のひとつ。 親柱や電灯が復元されている。 下流側に昭和48年(1973)竣工の新橋がくっついている。


・・・・・・・・・・・・・旧橋は、昭和2年(1927)12月12日に竣工した鋼タイドアーチ橋。 現在は日光街道の下り線専用となっている。 設計は白鬚橋も手掛けた増田淳(1883~1947、橋梁技術者)である。

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・・・・・・・・・・・・・・・新橋は、南千住交差点から始まる橋長502.5mの3径間連続鋼箱桁橋で、昭和48年(1973)2月に開通した。 車は上り専用である。 旧橋と隣り合わせで架かるが、旧橋より高い位置に架かる。

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