白鬚橋
①清川二丁目・・・・・・・・・台東区の北東に位置する“清川地区”。 その清川の北半分が、商業地であり住宅地でもある、清川2丁目である。 また、ドヤ街:“山谷”の一画でもある。
・・・・・・・・・・・・・・・バス停の前には、チョイと古そうな建物(戦前の建築?)がある。 現在は、1階がカラオケで、2階が理容室。、、、、、1階は改装し、2階は塗り替えられたが、2階外部のデザイン形状は変化していない。
・・・・・・・・・・・・・二丁目南側のアサヒ会通りに面した木造モルタル塗りの7軒長屋。、、、、台東区周辺には、このような木造の長屋が随所に残っている。
・・・・・・・・・・・・・・大通りからチョイと横に入ると寶珠稲荷神社がある。、、、、、寶珠稲荷神社の創建年代は不詳だが、天正17年(1598)には浅草寺門前町の浅草町の鎮守として祀られていたそうだ。 万治元年(1658)浅草町が御用地となり、町と共に亀戸に移転、天和二年(1682)に当地へ再度移転した、神社の出戻りである。、、、、、現在は町中の小さな一画に鎮座するお稲荷さん。
・・・・・・・・・・・・・・清川2丁目の町の中央にどっしりと腰を下ろす玉姫稲荷神社 。 神社の周囲には簡易宿泊所が並び、労務者、ホームレスの姿も散見される。、、、、、神社の隣の公園では、10人程のホームレスが集めた空き缶を換金していた。 チョイと慣れないと近寄りがたい雰囲気だ。
②橋場不動尊・・・・・・・・・・清川2丁目の東隣は台東区橋場2丁目、ここに、天平宝字4年(760)の創建の橋場不動尊がある。 当初は法相(ほっそう)宗の寺で、長寛元年(1163)に天台宗に改め、鎌倉時代以降は浅草寺末寺となり、現在は比叡山延暦寺の末寺だ。、、、、、明治末年の大火、関東大震災、そして昭和20年の東京大空襲、いずれも不動院を中心とした橋場の一角だけは災禍をまぬがれたことから、霊験あらたかな橋場不動尊として現在でも広く庶民に崇められている。、、、、、、江戸時代の建築様式を残す小さな堂は簡素な佇まいで、下町の庶民の寺である。
③白鬚橋 ・・・・・・・・・・・隅田川の最上流から数えて19番目の橋。 橋上は明治通りを通し、西岸(右岸)の荒川区南千住および台東区橋場と、東岸(左岸)の墨田区堤通を結ぶ関東大震災の復興橋。、、、、もともとは、「橋場の渡し」と「白鬚の渡し」という渡船場があった場所である。 大正3年(1914)に初めて橋が架けられたが、有料の木橋であった。 震災後は、東京府が買い取り復興事業として現在の橋が架けられた。、、、、、下路式ブレースドリブドタイドアーチ橋という形式で、橋長は168.8m、幅員は22.1m。 昭和3年(1928)7月に着工し、昭和6年(1931)8月に竣工した。 増田淳(ますだじゅん、1883~1947)の設計、大林組の施工、川崎造船所の橋桁制作である。
・・・・・・・・・・・・・・上流(水神大橋側)を望む。、、、、写真右側が墨田区堤通、左側が荒川区南千住。
・・・・・・・・・・・・・・下流側(桜橋側)を望む。、、、、写真右側は台東区橋場、左側は墨田区。
④白鬚橋病院・・・・・・・・・白鬚橋を渡ると、忘れることのできない病院である。、、、、、あれは、4年前の厄日の事だった。 鐘ヶ淵駅前で転び、こちらに救急搬送された、その節はお世話になりました。
・・・・・・・・・・・・【雑談】 私は生まれてこれまで、6回半救急車にお世話になった。 搬送された病院はどこも一流処で、某警察病院、東京の国立大学附属病院(2件)、東京の私立病院(3件)。 いずれも、異なる病気で脱臼・貧血・大動脈瘤などなど。 そして、大阪では救急車が駆けつけてくれたが、世話にならず回復。 どこの病院でも親切に診ていただき、おかげさまで、今はいたって元気。、、、、、救急隊・救急病院に感謝です。
●・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・この後、京成曳舟駅から帰宅。
「散歩」カテゴリの記事
- 餓死者を葬った四寺(2024.12.11)
- 変わる京成立石駅(2024.12.06)
- 大久保から中野(2024.12.03)
- 有楽町から浅草橋(2024.11.30)
- 隅田公園から三囲神社へ(2024.11.26)
「建築」カテゴリの記事
- しばられ地蔵(2018.03.17)
- 京成団地~平和交通本社(2018.03.13)
- 高砂~亀有(2018.03.11)
- 日本橋(2018.03.10)
- 立会川~西大井(2018.03.06)
「台東区」カテゴリの記事
- 隅田公園から三囲神社へ(2024.11.26)
- 一の酉(2024.11.05)
- 東京大衆歌謡楽団(2024.11.01)
- も一度 花見(2024.04.06)
- まだ早かった!(2024.03.31)
「墨田区」カテゴリの記事
- 隅田公園から三囲神社へ(2024.11.26)
- 八広から東あずま(2024.10.21)
- 鳳凰堂を模した燈明寺(2024.09.05)
- 意地で1万3千歩(2024.02.19)
- 八広から南千住(2024.02.13)