新宿御苑
なんとく春近し、日差しも暖かそうに感じる、昼から夫婦でチョイと新宿御苑で、河津桜、梅、福寿草、水仙など冬の花を楽しんできた。
・・・・・・・・・・・・・「新宿御苑」は、もともとは江戸時代に信濃高遠藩内藤家の下屋敷のあった敷地である。 明治5年(1872)に農事試験場となり、 明治12年(1879)には新宿植物御苑となり宮内省が管理することとなった。 戦後は一般に公開され、現在は環境省管轄の公園である。、、、、、大名屋敷跡の一部といえども、現在の58haの敷地は“広い!”


・・・・・・・・・・・・・・ゆっくり、のんびり、静かに、季節を感じ、花を愛でる






・・・・・・・・・・・・・・旧御涼亭(台湾閣)は、皇太子(後の昭和天皇)の御成婚記念として、台湾在住の邦人から、昭和2年(1927)に贈られた中国風建築。 木造平屋、基礎は鉄筋コンクリート造。、、、、設計した森山松之助(1869~1949)は統治時代台湾で活躍した建築家。 日本には、旧久邇宮邸(現:聖心女子大)、片倉館会館(長野県、重文)などが現存する。 取り壊された本所公会堂(両国公会堂 )も作品の一つであった。、、、、、チャイナドレスの美女が手摺にもたれ話しかけてくるような雰囲気の建物。



・・・・・・・・・・・・・・天皇や皇族の休憩所として明治29年(1896)に建てられた旧洋館御休所。 19世紀アメリカで流行した、下見板と棒(スティック)による模様付けされた「スティックスタイル」の木造建築。 戦後は平成6年(1996)まで管理事務所として利用されてきた。 現在は大正13年(1924)当時の姿に戻され公開されている。、、、、、ちなみに、平成11年度の修復工事では、この建物に2億6千万円の工事費がつぎ込まれたそうだ。



・・・・・・・・・・・・・・・御苑の守衛などが使用していた旧新宿門衛所、旧大木戸門衛所。 いずれも昭和2年(1927)に建てられたもので、御苑の門衛所として周囲の景観とマッチした当時のデザインである。
・・・・・・・・・・・・・・・平成23年(2011)に完成した新宿御苑の大温室。 設計は日本設計、施工は戸田建設。、、、、、温室のため南国の花が多く、高山植物は皆無だ! あたり前田のクラッカー。
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