一之江~葛西
都営新宿線の一之江駅から、新中川と旧江戸川の合流点を見て、地下鉄東西線の葛西駅まで、1万1千歩の散歩です。
①一之江駅 ・・・・・・・・・・都営新宿線の一之江(いちのえ)駅は昭和61年(1986)9月14日に開業した島式ホーム1面2線の地下駅。 駅は東京都が出資する第三セクター:㈱東京交通会館が所有する4階建ての駅ビルの地下にある。、、、、、駅前のバス停は、10番乗り場まであり、都バスを主体に江戸川区内四方八方に路線がひかれている。 地理的に見ると江戸川区の中心だ。


②新今井橋・・・・・・・・・・・新今井橋は、新中川 に架かる橋のひとつで、東西両岸とも江戸川区西瑞江四丁目である。 橋上には都道50号東京市川線(新大橋通り)を通す。 東岸の先にて、都道は今井橋で旧江戸川を越え千葉県市川市に入る。、、、、橋は、3径間連続鋼鈑桁橋、橋長121.5m、開通は平成9年(1997)11月23日である。

③今井水門・・・・・・・・・水門は新中川が旧江戸川に合流する地点に、昭和37年(1962)に設置された防潮水門である。 江戸川区・葛飾区・足立区の低地帯を高潮や津波の侵入から守るため、有効幅員14.5m、高さ9.46mのゲートを7連備えている。 都内では最大級の水門である。


・・・・・・・・・・・・只今、総工事費13億3千万円投入し耐震補強工事を進めている。 これで、想定する最大級の地震が発生しても津波・浸水を防ぐことができるそうだ。 ホントかいな?



④瑞穂大橋・・・・・・・・・平成18年(2006)に着工し、平成23年(2011)1月29日に完成した、長さ163.3mの3径間連続鋼床版桁橋。 両岸の道路線形に合わせ、橋上中央で緩やかな「くの字」にカーブした形の橋である。


⑤新中川と旧江戸川の合流点・・・・・・・・・・・写真右から流れ下る旧江戸川、左から新中川が合流する。 右側(対岸)は千葉県市川市。 (江戸川区江戸川5丁目付近から撮影)

⑥江戸川区江戸川の演出?・・・・・・・・・・・江戸川で見た洗濯物。 住宅の表通り側に干された洗濯物。、、、、、、ヨーロッパの裏通りでは向かい側の建物との間にロープを張り洗濯物を干している写真を時たま見ることがある。 江戸川では、壁にぶら下げるようだ! よく見ると、1階にも物干し竿がある、こちらの御宅は前を歩く人に“見て楽しい洗濯物”を演出しているのかも? 女性物はどのように干すのか、知りたいね!

⑦古川親水公園・・・・・・・・・・・・江戸川6丁目の町中を清流が流れる親水公園。 古川は江戸時代からの水運に使用された水路であったがその役目は終わり、昭和45年(1970)頃までには悪臭が漂ういわゆるドブ川となっていた。 江戸川区は、周辺の下水道の整備を進めると共に、川を埋め立てる予定であったが、川を残してほしいという地元の要望を受け、水の流れる公園として再生させることとなった。 昭和48年(1973)7月にはその一部が完成し、日本初の親水公園となった。 昭和49年(1974)には、全日本建設技術協会が与える全建賞を受賞した。、、、、、綺麗に手入れされ、散策に気持ち良い親水公園が、1,200m程続いている。



⑧妙勝寺・・・・・・・・・・・日蓮宗寺院の妙勝寺は、本覚山成就院と号し、徳治2年(1307)に開山した。 もとは、中山法華経寺の末で、末寺14ヶ寺を擁していた中本寺格の寺院であった。 大木に囲まれた広い境内に、伽藍は配置されている。 数本の桜の古木が花をつけ、これからが楽しみである。




⑨二之江神社・・・・・・・・・妙勝寺の門前にある二之江神社は、昭和42年(1967)11月3日、氏子によって、これまでの香取神社と八幡神社とを合せて新たに二之江神社とした。 香取神社の創建は不詳であるが、経津主命をまつり現在地にあって旧二之江村の鎮守であった。 八幡神社は寛文年間(1661~1673)の創建で誉田別神を祀り、妙勝寺の境内社であった。
⑩新川・・・・・・・・・・旧江戸川と中川を結び江戸川区を東西に流れる運河が新川 である。 新川も川筋の整備が進み、これから咲く「新川千本桜」も楽しみである。、、、、、、、今日は新川を越えて、葛西駅に向かう。
⑪葛西駅 ・・・・・・・・・地下鉄東西線の葛西駅。 地下鉄博物館のある駅だが、快速は通過する悲しい駅。
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