桜新町~三軒茶屋
①桜新町駅・・・・・・・1面1線の単式ホームと壁に隔てられて隣に通過線が、地下2階に下り線、地下3階に上り線がそれぞれある二層構造の地下駅である。、、、、明治40年(1907)4月1日に玉川電気鉄道(後の東急玉川線)の桜新町電停として開業。 昭和44年(1969)に、地下化のため、玉川線は廃止となる。 昭和52年(1977)4月7日、新玉川線(現:田園都市線)の桜新町駅が開業する。、、、、、桜新町駅は、主要道の国道246号(道路上には首都高が走る)からは、チョイと脇道にそれたような位置にあり、駅前は比較的静かなオシャレな町である。 マンガ「サザエさん」の町として知られている。



②桜神宮・・・・・・・・桜新町駅から駒沢給水所へ向かう途中の神社。 神社の組織体である「東京都神社庁」のHPで紹介されていない神社(?)、、、、明治15年(1882)、伊勢神宮の祢宜が創建したらしい。 古式神道を守る神社で、鎮火式(火渡り)や探湯式(熱湯を浴びる)などの神事もおこなわれている。 ご祭神は、安産の神(水天宮)、商売の神(稲荷)、学問の神(菅原)、伊勢神宮の神(天照、豊受)など、など、全てで19神。 どんなことでも、御利益がありそうだ! 参拝の作法も、一般の神社は“二拝二拍手一拝”だが、ここでは“二拝四拍手一拝”。 “四拍手”の部分はリズムのとり方が難しく、本番ではチョイと戸惑うね!
③駒沢給水所・・・・・・・・駒沢給水所は世田谷区弦巻にある給水所で、2基の配水塔を設け約3000トンの水を貯留していた。 現在は、施設の老朽化により、給水機能は停止し災害時の応急給水槽として活用している。
・・・・・・・・・・ 桜新町から給水所に向かい、周辺の一般道に逆らい斜めに伸びる水道道路を行く。 その先には、給水塔が見える。
・・・・・・・・・・ とりあえず、給水所の正面に出たが、施錠された門の奥は草木が茂り、給水塔は見えず。 中に入れるのは野良猫だけだ!
・・・・・・・・・・ 給水塔を眺めながら給水所の外周を一周する。、、、、、なお給水塔は、近代水道建築の祖:中島鋭治(安政5年(1858)~大正14年(1925)、土木技術者、東京帝国大学名誉教授、工学博士)の設計。 内径:12.12m~14.55m、塔高:約30mで大正12年(1923)に完成した。 現在は、土木学会の推奨土木遺産である。、、、、、“双子の塔”、“塔の全身”と撮るべく、住宅地をキョロキョロ、住宅裏にコッソリ、まるで白昼の泥棒。 邪魔な樹木と住宅だ!!
・・・・・・・・・・・・・東京都水道局のホームページに載っていた駒沢給水塔

④向井潤吉アトリエ館・・・・・・・・給水所から北東に500m程行くと、画家:向井潤吉が昭和8年(1933)から家族と共に過ごしてきた世田谷区弦巻の地に、昭和44年(1969)に建てた住宅兼アトリエが残されている。 現在は世田谷美術館の分館として公開されている。、、、、、、ただし公開は午前10時以降で、私のように9時過ぎに行っても、まだ閉まってる。 開くまで待てないので、「残念でした、またのお越しを!」
⑤上馬2丁目・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・ 環七通りを横断し、世田谷区上馬2丁目に入る
・・・・・・・・・・ 裏通りは、静かな住宅街である
・・・・・・・・・・ 面白い建物もある。 住宅?オフィス?
・・・・・・・・・・・・・・世田谷署が見えた。 三軒茶屋に到着。
⑥三軒茶屋・・・・・・・・・狭い通りを抜け、三軒茶屋交差点に出る。 駅の横に「大山道」の道標があり、「右 世田谷 登戸 富士道」と標し、私に帰り道を教えてくれた。 嘘つき、富士山は左だ。 右は渋谷。 どうやら、転々と移設された道標らしい。



