伝右川排水機場
歳をとると、なかなか眠りにつけないことがある。 そんな時、真夜中のベッドで、タブレットの地図を見ていると、♪♪坊や~良い子だねんねしな~♪♪と、眠りのお誘いがやって来る。、、、、、数日前の眠れない夜、地図を見ていたら、足立区花畑と埼玉県八潮市の境あたりで、綾瀬川が複数の河川と合流する地点があり、そこには「伝右川排水機場」があった。 一か月ほど前に寄った草加市の「神明排水機場 」は、伝右川(でんうがわ)の上流に位置する排水機場であった。 チョッピリ親しみを感じ、「伝右川排水機場」をぜひ見てみたくなり、今日の散歩はつくばエキスプレス八潮駅で下車し、排水機場を見て、六町駅に向かうことにした。
①八潮駅・・・・・・・・・・・我が家(浅草橋)から、コミニティバスで浅草に出て、つくばEXPで20分。 またまたやって来ました八潮駅。

②綾瀬川へ向かう・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・八潮駅から西へ歩き、首都高6号三郷線を抜け、さらに西へ。、、、、今日は朝から湿度が高い。 私の躰はすでにサウナ状態。 ダラダラと流れ落ちるは、ベトベト(悪い汗)ではなくサラサラ(いい汗)。
・・・・・・・・・・・・・・日陰を歩きたいのだが、 新興住宅街には、雑草生える空き地だけ!
・・・・・・・・・・・・・・歩く途中に、真言宗豊山派の明王山蓮台寺があった。 蓮台寺の創建年代は不詳であるが、柿木村(現在の草加市)の村民が開基となり庵室を創建し、廃寺より寺号を頂戴したそうだ。 朱塗りの観音堂には、美しい観音像を期待したが、仏壇の扉は閉まり、期待ハズレの顎ハズレ!、、、、、、疲れと汗がドッと出た。 来たついでに、チョイとナイショで水を貰い休憩。
・・・・・・・・・・・・・・綾瀬川の土手が見えた! 土手に上がり対岸見れば、足立区花畑の住宅が並ぶ。
・・・・・・・・・・・・・・対岸から眺める伝右川排水機場。 写真手前を流れる綾瀬川、樋門から流れ出るのは伝右川、その奥に綾瀬川(毛長川)が流れている。
・・・・・・・・・・・・・・上の写真を撮影した場所に八潮市から流れ込む小さな用水路。
・・・・・・・・・・・・・これより綾瀬川の上流に架かる桑袋大橋を渡り、排水機場のある対岸を目指す。、、、、、途中、ザクロを見つけ、一瞬、秋を感じる。 しかし、歩けばサラサラ汗がダラダラ。 暑い!、暑い!、メチャクチャ暑い!
③花畑第四アパート・・・・・・・・・・・足立区花畑の綾瀬川両岸には、都営住宅が建ち並んでいる。、、、、、23区最北端の都営住宅かも(?)。 東武伊勢崎線谷塚駅、つくばEXP六町駅、八潮駅のいずれからも直線距離で約2km、歩いたら30分以上、バスは1時間に数本、滅茶苦茶不便なところのようだ!
④伝右川排水機場・・・・・・・・・・・綾瀬川と綾瀬川の支流:毛長川に挟まれて合流する伝右川(でんうかわ)。、、、、、、伝右川は、埼玉県および東京都を流れる利根川水系の一級河川であるが、水質も超一級で“綾瀬川支流の中ではもっとも水質が悪い”とお墨付きがあるようだ。 その最下流にあって、草加市、八潮市に大きな被害をもたらした昭和56年(1681)の台風24号の激特事業の一環として、伝右川流域の洪水、内水被害の軽減を目的として建設された排水機場。 立軸軸流ポンプ3台で最大排水量15立方メートル/秒の能力を有している。 樋門は昭和60年(1985)、鹿島建設の施工で完成した。
⑤大鷲神社・・・・・・・・・・ここ花畑の大鷲神社の創建は古く、平安時代、新羅三郎義光が奥州の役に赴く途中、社前に戦勝を祈願したと伝えられるゆかりの社だ。、、、、、私が住む台東区千束の鷲神社同様に、応徳(1084)の頃から毎年11月の酉の日に例祭が行われ賑わうそうだ。、、、、、現在の本殿は嘉永7年(1854)に上棟、明治8年(1875)竣工、総欅方3間四方唐破風造り。 正面左右に竜が浮彫りされている。 拝殿は寛永元年の建築らしい。、、、、堂々とした立派な建築である。
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