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晴れるようで晴れそうにない曇り空。 まずは、京成金町線に乗り金町へ、金町から柴又帝釈天の題経寺へ、草団子を買ったら持ち歩くのが面倒になり、散歩は止めた。 金町駅から帰宅する。
・・・・・・・・・・・・ホーム先端に立つと、高架上の金町線(単線)と地上の本線、北総線の線路群が見える。
・・・・・・・・・・・・駅前の寅さん像は有名だが、 今年の3月から、旅に出る寅さんが故郷や家族の方を振り返ったシーンをモチーフに、視線の先に最愛の妹・倍書千恵子演ずるさくらを配した銅像となった。、、、、、似ている! Good!
②柴又帝釈天・・・・・・・・「帝釈天」は、本来、仏教の守護神である天部の一つを指すが、“柴又の帝釈天”と言えば、日蓮宗の寺院の通称で、正式名称は経栄山題経寺(きょうえいざんだいきょうじ)を指す。 その帝釈天の旧本山は大本山中山法華経寺。、、、、、江戸時代初期の寛永6年(1629)に、禅那院日忠および題経院日栄という2名の僧によって開創された日蓮宗寺院。
・・・・・・・・・・・・駅北口の「高円寺純情商店街 」の前に立ち、『この商店街は以前に歩いたし、純情な娘もいなかった、今日は別な道を歩こう!』、、、、ということで、線路わきから北東に伸びる、B級商店街を歩く。
・・・・・・・・・・・・・・懐かしい洋間のある住宅。 大正から終戦まで、都会の住宅では玄関わきに客の応接用に小さな洋間の部屋をつくることが流行った。
・・・・・・・・・・・・・・高円寺北4丁目には、かつて気象庁の気象研究所があった。 研究所は昭和55年(1980)に筑波に移転し、跡地が昭和60年(1985)に馬橋公園として整備された。、、、、、大きな公園で、地元のお年寄りのオアシス。
・・・・・・・・・・・・・・公園の隣には、官舎と思われる集合住宅が3棟、ペンペン草の中に閉鎖され解体されるのを待っている。、、、、、建物が役割を終え、壊されるのを待つ光景は、住んでいた人の物語などを想像すると、悲しく寂しいものである。
③Aさんの庭・・・・・・・・・・チョイとかわった名前:「Aさんの庭」の公園は、阿佐谷北5丁目にある小さな可愛い公園(約830㎡)で、平成22年(2010)に開園した。 「Aさん」とは特定した人物ではなく“皆さん”と言うことらしい。、、、、、ここにはかつて、昭和初期の杉並の文化・生活を今に伝える貴重な住宅があった。 庭にはバラが咲くかわいらしい住宅だったそうだが、平成21年(2009)2月、火災により住宅は焼失してしまった。 その跡地に、宮崎駿監督の公園デザインによる区立公園が整備された。、、、、、、トイレと防災倉庫を兼ねる建物の外観は、赤い素焼きの屋根瓦と茶色の外壁、そして白い窓枠により住宅風のデザインである。 また、周囲はかつてのバラが咲く庭を思い出させるように草花が彩っている。
④泉光山蓮華寺・・・・・・・・・・・早稲田通りを越えて、杉並区から中野区大和町に入ると、日蓮宗の大寺、泉光山蓮華寺がある。 朱塗りの山門をくぐり、鬱蒼とした樹林と自然の湧水池が創るに静かな境内が出迎えてくれる。、、、、、、蓮華寺は、増山弾正少弼正利の母で徳川家綱外祖母のむらさき(法名:泉光院殿妙澄日行)と、増山正利の妹女毛利刑部少弼室(法名:蓮華院殿妙通日香大姉)開基となり、万治元年(1658)関口台町(文京区)に創建、幕府より寺領20石を拝領した。 明治44年(1911)現在地へ移転した。
・・・・・・・・・・・・・・・本堂横に「山荘の碑」がある。、、、、、、“山荘”は山屋敷・切支丹屋敷ともいわれ、キリスト教徒を禁固した初代切支丹奉行井上政重の別邸(文京区茗荷谷)のことである。 徳川幕府はキリスト教を厳しく取り締まった。 切支丹屋敷は、寛永20年(1643)に密入国した布教者(伴天連)のうち、マルケスやキアラほかの棄教者を収容し、宗門改などの情報を集めたそうだ。 のちに一人で密入国したシドッティを収容、これを訊問した新井白石が「西洋紀聞」を書いたことは有名である。 シドッティは、鎖国の理由となった侵略説を否定、近代科学への目をひらかせるなど、白石に大きな影響をあたえた。、、、、、この碑は、屋敷が大江政晴のものとなったとき、獄死した人びとをいたんで建てられたわが国の文化史上重要なもので、後に蓮華寺に移された。、、、、日蓮宗の寺に、キリスト教徒の死を悼む石碑とは、“日本人の心”。
⑥鷺ノ宮駅・・・・・・・・・ポッリポッリ、落ちてきた! 川沿いに鷺ノ宮駅へ向かう。 どうにか濡れる前に、西武新宿線の鷺ノ宮駅に到着。
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