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2017年9月25日 (月)

東十条~ときわ台

京浜東北線東十条駅から西へ向かい東武東上線ときわ台駅まで、1万1千歩の散歩です。



東十条駅 ・・・・・・・・・・ 昭和6年(1931)に「下十条」駅として開業。昭和32年(1957)、東十条に改名。 改札口が南・北2か所にあり、ともに橋上駅舎。 2つの島式ホームで中線1本をはさむ2面3線の地上駅。 中線である2番線と3番線の線路は共用となっていて、当駅止まりの電車が利用している。、、、、、南口改札で突然トイレに急行したくなったら、『さあ大変!』。 南口改札にはトイレはない! 階段を下りてホームの端から端まで約200m歩き、また階段を上り北口改札横のトイレに行かなくてはならない。 『間に合えばいいが、間に合わないと悲惨な結果に! 運命は神のみぞ知る』、、、、、(南口駅舎の写真は2014年撮影)
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十条跨線橋 ・・・・・・・・・ 東十条駅南口の脇に架かる跨線橋(中央の車道部分)で、かつて東北本線の荒川橋梁として使用していたポニーワーレントラス橋(橋の左右にトラス構造の桁があるが、左右を結ぶ上部の骨組みがない橋。 小中規模の橋に用いられる)の一部を、昭和6年(1931)に現在の跨線橋に転用したもの。 橋桁は明治28年(1895)にイギリス:COCHRANE社で製造された。 鉄道黎明期の貴重な文化財であるが、管理する北区では、橋台部の強度不足の問題が挙がり、架け替えを検討中。 その為、朽ちるのを待つように錆が出た跨線橋は見るに忍びない。

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地蔵坂 ・・・・・・・・ 十条跨線橋の西詰の崖下に蛇行して登る坂。 案内によれば、『地蔵坂は、この坂の上の三叉路(さんさろ)で合流し、ここを通って下る坂道です。現在の中十条2-11-1地先付近までが崖で、坂道は崖の手前の地蔵堂から続いていましたので地蔵坂と呼ばれていました。現在の地蔵堂は、東十条駅の開設にともなう跨線橋(こせんきょう)の設置や道路の拡幅により今の位置に移転したものです。北区教育委員会』 、、、、、チョイと急な坂で、年寄りにはキツイね!

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・・・・・・・・・・ 十条跨線橋の西詰にある地蔵堂。 堂の後ろに地蔵坂がある。

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十条中央商店街 ・・・・・・・・・ 東十条駅南口から十条駅に伸びる、下町人情の残る昭和の商店街。 商店街の中程に昭和26年(1961)に開館した大衆演劇専門の「篠原演芸場」があることから『演芸場通り商店街』と呼ばれている。 商店街のところどころでは、終日シャッターが下りたままの店もあるようだ。 商店街は十条駅ホーム際の踏切で終わる。

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十条駅際の踏切 ・・・・・・・・・ 正式には、赤羽線の仲道踏切。 十条駅の赤羽方に隣接する踏切で、線路を挟んで東側に十条中央商店街、西側に十条銀座商店街がある。 踏切を利用する人は多いようだ。、、、、「仲道」の由来はこの付近の小字名である。

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十条から板橋本町へ ・・・・・・・ 十条駅前の十条銀座商店街は、まだ営業前でシャッターが下りている店が多い、、、、、シャッターを見て歩いても面白くなさそうだ!

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・・・・・・・・・・ 我が足は商店街の裏道へ入る。 我が目はキョロキョロし、何やら探すが、おもしろそうなものはないね!

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・・・・・・・・・・ オヤ? 「聖観音」とは?、、、、、建物は木造住宅風で、規模も小さく、昭和の建築?、、、、、ここは西音寺が管理している堂(上十条3)である。 堂内には、中国風の観音像が安置されているという。、、、、、道路側の柵から進入禁止。 素通りします。

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・・・・・・・・・・ 板橋区に入り、ここは帝京大学板橋キャンパス。 大きな大学の建物と附属病院が目に入る。、、、、、、見た瞬間の印象は、『帝京大学って、儲かってるな!』

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・・・・・・・・・・ 環七通り沿いに歩き、中山道を横断し、都営地下鉄三田線板橋本町駅の前を通過する。

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常盤台住宅地  ・・・・・・・・・ 常盤台住宅地(現在の常盤台1、2丁目)は池袋から5つ目の東武東上線「ときわ台」駅の北側に広がる、2万3千余坪の住宅地である。 昭和10年(1935)に、東急の田園調布に並び、東武鉄道により開発・分譲された住宅地である。、、、、住宅地をほぼ一周する環状道路や、住宅地の交通量を減らすための工夫でクルドサックがつくられている。 そしてモダンな文化住宅が建てられた。

・・・・・・・・・・ 高級住宅が並ぶ常盤台住宅地

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・・・・・・・・・・ 住宅地内を通り抜けできないように作られた、ぐるりと回る道路“クルドサック

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・・・・・・・・・・ 住宅地内の帝都幼稚園の園舎は、戦前の木造建築で貴重なものである。 登録文化財

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・・・・・・・・・・ 常盤台住宅の最寄り駅、東武東上線の「ときわ台駅

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