一之江~平井
♪♪ 北風吹きぬく 寒い朝も 心ひとつで 暖かくなる 清らに咲いた 可憐な花を ・・・・・ ♪♪、自然に口ずさむ今日の寒さ。 都営新宿線一之江駅で下車し、松江を抜けて総武線平井駅まで、風に立ち向かって1万3千歩の散歩です。
・・・・・・・・・・さて、どっちに向かって歩くかな? 寒いので、とりあえず陽の当たる道を歩くことにした
②一之江白鬚神社・・・・・・・・ 一之江駅から裏道を北西に200m程歩くと一之江白鬚神社がある。 神社は、江戸時代に東一之江村の名主宇田川源蔵の祖先と、伝左衛門とが祭神を勧請し創建したと言われている。
③感応寺・・・・・・・・・ 白鬚神社から、さらに曲がりくねった裏道を行くと、日蓮宗の感応寺の門前に出た。 感応寺は、元久2年(1205)に建立した真言宗寺院を、正応元年(1288)に日蓮聖人が改めて開山したと言われている。、、、、本堂、鐘楼堂、客殿、庫裡などすべての堂宇は、平成20年(2008)に再建したそうだ。 本堂は木造、 客殿・庫裡は、鉄筋コンクリート造で、一新された境内は明るい空間が創られている。
④長勝寺・・・・・・・・ 感応寺の北(江戸川区一之江6)には、日蓮宗の中山法華経寺の末であった、利栄山善学院と号す長勝寺がある。 長勝寺は、寛永2年(1625)頃の開山。、、、、、この付近は寺院が多く点在する。 長勝寺は広い境内が印象的な寺。
⑤都電の軌道遺跡・・・・・・・・ 長勝寺からは、荒川に架かる小松川橋を目指し今井街道を歩く。、、、、、その今井街道が一之江境川親水公園と交差する地点(堺橋)に、かつて今井街道に走っていた城東電車(後に都電26系統となる)の軌道遺跡が残っている。 遺跡と言っても、橋梁と線路の一部である。、、、、、26系統とは、東荒川(現:西小松川町あたり)から今井橋までの約3.2kmの区間で、城東電気軌道株式会社が大正14年(1925)に開通させた。 昭和17年(1942)、東京市に買収され市電となる。 昭和27年5月19日をもって廃止となる。 翌20日から、上野公園~今井橋間(今井街道)にトロリーバスが開通した。 昭和43年(1968)には、トロリーバスも廃止された。
・・・・・・・・・・・・ 戦後、都電からトロリーバスにかわった
・・・・・・・・・・・・・・トロリーバスが走っていた今井街道の今
・・・・・・・・・・・・ 今井街道にトロリーバスが走っていた当時を偲び、街道沿いにはイラストが描かれている
⑥小松川大橋・・・・・・・・・・ 小松川大橋は京葉道路が荒川を越える橋で、上流側の「小松川橋」と下流側の「新小松川橋」の2橋で構成される。 全長495mの鋼ゲルバー箱桁橋、昭和44年(1969)に竣工。、、、、、老いてヨタヨタ、風に飛ばされそうだ! 荒川を渡り、平井駅まではあとチョイト。
⑦平井駅・・・・・・・・ JR総武線平井駅。 只今、高架下の駅舎部分の改良工事中。 店舗部分のスペースが広がるそうだ。、、、、またまた、私の住む浅草橋駅よりカッコイイ駅に生まれ変わり、浅草橋はドンドン落ち込むね。 もう、浅草橋駅は総武線内で完敗だ!
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