浅草橋~押上
三が日の正月行事をこなし、昨日は年始の挨拶まわりを終え、今日から平常勤務。、、、、今朝の寒さは、我が身にはチョイト厳しく、散歩も近場にした。 我が家(浅草橋)から、鳥越・蔵前の神社に寄って、厩橋を渡り押上(スカイツリー)まで、1万歩の歩きです。
①鳥越神社 ・・・・・・・・・ JR浅草橋駅から徒歩8分、我が家から徒歩4分。 神社は蔵前橋通りに面する。、、、、白雉2年(651)、日本武尊を祀って白鳥神社と称したのが始まり。 前九年の役のおり源義家がこの地を通った際、白い鳥が飛ぶのを見て浅瀬を知り大川(隅田川)を渡ることができた。 それを白鳥明神の加護とたたえ、鳥越大明神と改めたと伝えられている。 祭神は日本武尊、相殿に徳川家康。、、、、、今日、仕事始めの企業も多く、お祓いを受ける人も見られる。
②蔵前神社 ・・・・・・・・・ 都営浅草線・大江戸線の蔵前駅から徒歩2分。 江戸通り、春日通から一本裏道に入った処に鎮座する神社。 元禄6年(1694)、徳川綱吉が山城国男山の石清水八幡宮を勧請した。 以来、社領200石を寄進され、江戸城鬼門除け、徳川将軍家の祈願所として崇敬を受けた。、、、、、宝暦7年(1757)以来たびたび勧進相撲が行われ、回向院・富岡八幡宮とともに三大拠点の一つであった。 社号標や玉垣は大日本相撲協会からの寄進と思われる、千代の山、鏡里、東富士等、懐かしい横綱の四股名が読める。 残念ながら、貴乃花、白鵬、日馬富士の名は無い。
③厩橋 ・・・・・・・・・ 西岸の台東区蔵前・駒形と、東岸の墨田区本所を結び隅田川に架かる。 現在の橋は、3径間下路式タイドアーチ橋、橋長 151.4m、幅員 22.0m、大正15年(1926)着工、昭和4年(1929)9月竣工。 橋名は西岸の蔵前にあった「御厩河岸(米蔵のための荷駄馬用の厩があった)」にちなんでいる。
・・・・・・・・・・ 橋の上は、風も吹き、寒い、寒い!
④実相寺 ・・・・・・・・・ 厩橋を渡り墨田区の裏道を歩き、日蓮宗実相寺に出た。 是應山実相寺は、慶長2年(1597)の創建。 越前朝倉義景に仕えていた熊谷安左衛門が熊谷家伝来の法華経の利益により白狐を助け、その縁により文殊菩薩を勧請したことから熊谷稲荷を祀っている。、、、、、チョイト古そうな鉄筋コンクリート造の本堂は昭和30年代の建物と推測した。
⑤業平橋住宅 ・・・・・・・・・ 墨田区業平、大横川の岸に建つ業平住宅は昭和47年(1972)に建てられたマンションである。 この辺りでは、総戸数362戸、14階建ての大きな建物だ。、、、、、現在は中古として、2LDKで2000万円程の価格らしい。 安いか、高いか?
・・・・・・・・・・ 業平橋住宅の前は、小梅銭座跡、、、、、小梅銭座は、元文元年(1736)寛永通宝の銅銭を鋳造したところで、銭貨の背面上部に「小」の文字が入ってます。 この付近の数か所で銭が造られていたそうだ、今の造幣局である。 念のため、足元をキョロキョロ見まわしたが小銭すら落ちていなかった。
・・・・・・・・・・ まずは東武橋 、、、、、業平1丁目と押上1丁目を結び、昭和初期に架けられたが、現在の橋は昭和63年(1988)3月に架け替えられた。 橋の脇にできた「すみだ水族館」の建っている場所に東武鉄道の本社はあった。
・・・・・・・・・・ 次は京成橋 、、、、、業平3丁目と押上1丁目を結び、昭和4年(1929)に架けられたが、現在の橋は昭和37年(1962)7月に架け替えられた。 橋の北側にできた複合ビル(ニトリ、ライフが入居)の建っている場所に京成電鉄の本社はあった。
・・・・・・・・・・ 最後に、スカイツリーを見上げて、散歩はココまで!
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