谷塚~舎人
東武伊勢崎線谷塚駅から、日暮里・舎人ライナー舎人駅まで、相変わらずの寒さの中、1万1千歩の散歩です。
・・・・・・・・・ 今日も浅草橋駅(我が家の最寄り駅)で、行先も定まらず地下鉄に乗り、何処で降りようか迷いながら谷塚駅まで来てしまった。 改札を出ても目的地が無いので、とりあえず西に向かって歩くことにした。
・・・・・・・・・・ 駅前で草加市のコミュニティバスにすれちがう。 はでなラッピングデザインのバスで、一見、『なんじゃこりゃ!』、、、、、愛称:『パリポリくん』はもちろん名物:草加煎餅に由来する。 草加市内を2ルートで走り、運賃は最大300円(チョイト高いね)
・・・・・・・・・・ 真言宗豊山派の寶持院にお立ち寄り。 この寺は明治6年(1873)に本堂を仮校舎として開校した、谷塚小学校の発祥の地である。 (現本堂は平成4年11月に再建)
・・・・・・・・・・ 寶持院の南、草加バイパスが伊勢崎線をオーバークロスする付近に鎮座する谷塚氷川神社。 神社の創建年代は不詳だが、正保から元禄の間で、分村の際に上谷塚から氷川社を鎮守として譲り受けたらしい。 社殿は天保年間(1831~1845)に建てられた流れ造りの建物である。
・・・・・・・・・・ 谷塚仲町を流れる用水路のような川幅の狭い辰井川。 そこに、昭和60年(1985)に完成した、擬宝珠と朱塗りの高欄が特徴的な氷川橋が架かっている。 見てビックリ、聞いて更にビックリ、氷川橋は「草加八景」に選ばれた「辰井川十橋」の一つと言うことだ。 「草加八景」て、あるんだ! しかも観光名所にもならない「辰井川十橋」とは、驚いた!、、、、、なお、橋の際に小さな鳥居に小さな社の氷川神社がある。
・・・・・・・・・・ 氷川橋の西詰に、曹洞宗の常福寺がある。 常福寺は天正7年(1579)に創建。、、、、チョイと、くたびれた佇まいの寺。
・・・・・・・・・・ 谷塚橋は毛長川に架かり、橋上には尾竹橋通りが通る。 谷塚橋の北側に、埼玉と東京の都県境があり、橋そのものは東京都側にある。
②谷塚橋~舎人駅・・・・・・・・ 谷塚橋を渡り東京都足立区東伊興の町に入る。 東伊興は「寺町」と呼ばれ、多くの寺が並んでいる。 今日は寺の前を素通りし、日暮里・舎人ライナーの通る尾久橋通りを目指し歩く。
・・・・・・・・・・ 寺町を抜けたあたりに伊興遺跡公園(東伊興4)がある。、、、、ここ伊興遺跡は、神をまつり、豊かな暮らしを祈った様子のわかる出土品が多く発見された遺跡。 芝生の園内には、竪穴式住居が復元され、中でリアルな古代人が食事の準備中。 また、2階建ての展示館には出土した土器などが展示されている。
・・・・・・・・・・ 伊興遺跡公園の前には淵の宮氷川神社がある。 神社の創建年代は不詳であるが、足立区内では最古の氷川神社。 この神社は伊興・竹塚・保木間の三村の鎮守となり、明治5年(1872)からは伊興村の村社となった。
・・・・・・・・・・・・・東伊興・古千谷本町の町を抜けて舎人駅に向かう。 この辺り、歩道の脇には水が流れ、新しい住宅も多い町である。
・・・・・・・・・・ またまた“氷川神社”があった。 今日の散歩で4社目かな? その名は「古千谷氷川神社」。 名のごとく、足立区古千谷にある氷川神社。 創建年代不詳。 古千谷開村以来の創建で、鎮守社であった。
・・・・・・・・・・ 日暮里・舎人ライナーの舎人駅に着いた。 平成20年(2008)3月30日開業。、、、、、私がこの駅を利用するのは、今日が初めてである。 舎人駅は終点:見沼代親水公園駅の一つ手前の駅で、舎人公園の最寄り駅はさらに手前に舎人公園駅があるので、これまで利用することが無かったようだ。 開業後、10年目で初利用!
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