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2018年2月 3日 (土)

永福寺

京王井の頭線の永福町駅の謂れとなる永福寺、一度行ってみたいと前々から思っていた。 今日の散歩、『何処に行こうか?』 家を出たら、思い出し『永福寺に行こう!』、、、、 京王線下高井戸駅で下車し、永福寺、井の頭線永福町駅、荒玉水道道路を歩き、丸ノ内線方南町駅まで、1万歩の散歩です。



下高井戸駅(京王線)・・・・・・・・・・ 大正2年(1913)に、京王電気軌道の下高井戸駅として開業。 その後、大正14年(1925)に東急世田谷線の下高井戸駅が隣接して開業。 両線の軌間は同じ1372mmで、戦時中は、線路は繋がっていたいたそうだが、現在は接続していない。、、、京王線のホームは相対式2面2線で、ものすごい急カーブ上にある。 駅舎は橋上。
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・・・・・・・・・・ 駅前の商店街に残る柏木精米店。 店は10数年前に閉められたままである。、、、、昭和初期の建築と思われる。
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・・・・・・・・・・ 狭い商店街を抜け、まだ雪の残る甲州街道を横断する。 滑って、転んで、糞踏んで、匂い着いたら、一生の恥、注意、注意、要注意!
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永昌寺・・・・・・・・・ 甲州街道の北側、明治大学和泉校舎の西側に曹洞宗寺院の天長山永昌寺がある。 永昌寺は、寛永元年(1624)に江戸四ツ谷塩町で創建された。 明治43年(1910)、下高井戸にあった永泉寺を合併し、当所へ移転した。、、、、旧本堂は戦災にて焼失した。、、、、、門前では、庚申塔と地蔵尊が迎えてくれる
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永福橋・・・・・・・・ 神田川に架かる永福橋。 現在、この辺りの地名となっている“永福”は、橋の北側にある永福寺に由来する。 この橋の橋名も、かつては大橋と呼ばれていたが、現在は永福橋と呼んでいる。、、、、現橋は昭和43年(1968)に完成
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永福寺・・・・・・・・・ 神田川の北側、杉並区永福1丁目に入ると、町角のアッチ・コッチに『永福寺→』看板が見える

・・・・・・・・・・ 永福橋を渡り北に進むと、道筋で子育地蔵尊が迎えてくれる
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・・・・・・・・・・ 『永福寺→』看板に従い奥へ進むと、山門が見える
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・・・・・・・・・・ 山門をくぐると、目の前に本堂がある。 境内は広いが、多くは墓地となっているようだ。、、、、、万歳山永福寺は曹洞宗の寺で、本尊は十一面観音像。 寺伝によると、開創は大永2年(1522)。、、、、昭和20年(1945)の空襲で本堂は焼失したが、当時、出征中であった住職の母親が燃え盛る炎の中、命がけで本尊・古文書などを運び出し、現在では永福寺村を知る貴重な資料となっている。 また、本堂は昭和36年(1961)に再建された。、、、、、地名・駅名・橋名になるほどの寺としては、チョイト期待ハズレであった。もう少し境内も広く、重文級の建物が残り、緑豊かな寺を想像していたのだがね。 ま~~、しょうがないかな。
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・・・・・・・・・・ 寺の西門脇には、正保3年(1646)の五輪塔、天和元年(1681)の庚申塔、元禄4年(1691)の地蔵石像が安置されている。
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永福稲荷神社・・・・・・・・ 永福寺西門の前に永福稲荷神社がある。 永福稲荷神社は、享禄3年(1530)に永福寺の和尚が、永福寺境内の鎮守として創建、、、、今日は節分、氏子が出て豆まきの準備中。 邪魔しないように、手を合わせ、境内を去る。
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永福町駅・・・・・・・・ 永福寺の北400m程、井ノ頭通りに面し、京王電鉄井の頭線の永福長駅がある。 昭和8年(1933)8月1日に帝都電鉄の駅として開業した。、、、現在は、3階建ての駅ビルに併設する橋上駅舎を持つ、島式ホーム2面4線の地上駅。
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・・・・・・・・・・ 駅構内に貼ってあった、昭和35年頃の永福町駅
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・・・・・・・・・・ 駅に入って来る渋谷行電車
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荒玉水道道路・・・・・・・・ 大正から昭和中頃にかけ、多摩川の水を砧(世田谷区)から野方(中野区)と大谷口(板橋区)の給水施設に送水するために使用された地下水道管を荒玉水道(あらたますいどう)と称する。 その水道管が敷設された上が、世田谷区喜多見から杉並区梅里に至るほぼ一直線の都道となっている。、、、、、荒玉水道道路の下には水道管が埋設されているため、車両に重量制限が設けられ、4.0tを超える車両の通行は制限されている。、、、、、今日はその一部、井ノ頭通りから方南通りまでの約500mを歩いてきた。

・・・・・・・・・・ 井ノ頭通り
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・・・・・・・・・・ 井ノ頭通りと荒玉水道道路の交差点
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・・・・・・・・・・ 一車線の荒玉水道道路は重量制限され、車幅もガードレールで規制されている。、、、、、消防車は通れるかな?
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方南通り・・・・・・・・ 大宮八幡前交差点(杉並区)で荒玉水道道路から方南通りを歩き、地下鉄丸ノ内線方南町駅に向かう。
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・・・・・・・・・・ 方南町駅 から帰宅
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