練馬~沼袋
都営大江戸線の練馬駅で下車し、西武新宿線の沼袋駅までの散歩です。 1万歩。
①大江戸線練馬駅・・・・・・・・ 平成3年(1991)12月10日、都営地下鉄12号線の駅として開業した。 島式ホーム1面2線の地下駅である。 西武池袋線練馬駅(高架駅)は至近にあり、乗換客が多い。、、、、、ついでの話、東武練馬駅は練馬駅の遥か彼方、直線距離で3.5km程北にある。 しかも、駅は板橋区にある。
・・・・・・・・・・ 光が丘行に乗る人は少なく、多くの通勤客は新宿方面に向かう。 あたり前田のクラッカー!
・・・・・・・・・・ 地下改札口
・・・・・・・・・・ 駅出入口は手前ビルの1階、後ろに高架の西武池袋線練馬駅がある。
②大鳥神社・・・・・・・・ 練馬駅の南側の横町に大鳥神社はある。 正保2年(1645)、三羽の鶴が飛来し保護したが、死んでしまったことから鶴の霊を祀ったのが起源である。 その名のごとく、11月の酉の日の祭礼は、福徳円満・開運熊手を購う人で賑わうそうだ。、、、、、現社殿と神楽殿は鉄筋コンクリート造で、ともに昭和59年(1984)に改築した。
・・・・・・・・・・ 境内には、石の薬師如来が祀られている。 この薬師は、神社から南に500m程の路傍にあったもの。 薬師には万病を治癒し、延命を願う信仰が昔からあり、特に眼の病に効があると今も線香を灯す人が絶えないらしい。
③練馬区役所庁舎・・・・・・・・ 庁舎は平成8年(1996)3月に竣工した、東京23区の区役所の中では文京区役所(通称・文京シビックセンター 、地上28階・高さ142 m)に次ぐ高さ(地上21階・地下3階、93.82m)を誇る建物。 20階には展望ロビー、展望レストランがあるそうだ。(9時過ぎから利用可)、、、、チョイト、ロビー部分だけでも拝見。
④三の橋庚申・・・・・・・・・ 練馬駅から南に向かうバス通りに「こうしん通り 商栄会」と標した街路灯が並んでいる。 商店街とは思えぬ商店街。、、、、、“こうしん通り”とは? ひょっとすると、“庚申塔”のことでは。 歩きながら、キョロキョロ、コソコソ、、、、、あった! 庚申塔があった!
・・・・・・・・・・ 通り名はこの庚申塔に因むそうだ。 しかし、この庚申塔は昭和41年(1966)に建立された二代目で、初代の庚申塔は壊れて正覚院に納められているそうだ。
④環七通りを越える・・・・・・・・ 練馬区豊玉中3丁目で、環七通りを横断し、豊玉南に入る
⑤正覚院・・・・・・・・ 正覚院は豊玉南2にある真言宗豊山派の寺院で、山号を天満山という。 寺伝では、太田道灌が長禄年間(1457~1460)江戸城築城の際、ここ中荒井の陣屋にあった道灌崇敬の天満宮(現:豊玉氷川神社の境内社)を守るため別当寺として創建したのが正覚院で、市ヶ谷から立退かせた一農家を開基檀徒としたといわれます。、、、、、、本堂および観音堂は、昭和51年(1976)に改築され、平成3年(1900)には多宝塔も建立されて、寺観もいちだんと整った。
・・・・・・・・・・ 多宝塔前の「八子地蔵尊」は、昭和13年(1938)、町内有志によって、不幸な厄にあった8人の幼児の霊を供養するために建立されたそうだ。、、、、、境内には、地蔵尊、不動明王、庚申塔など村内各所にあった石造物が多数祀られている。
⑥豊玉氷川神社・・・・・・・・ 正覚院(別当)の隣りに氷川神社はある。 神社の創建年代不詳であるが、古い神社だ!、、、、、社殿は昭和3年(1928)の建築である。
・・・・・・・・・・ 鳥居の脇には、「ビール麦 金子ゴールデン 発祥の地」の石碑がある。、、、、、中新井村(現:豊玉)の金子丑五郎が明治33年(1900)、六条大麦の四国とゴールデンメロンの自然交雑によって生じた雑種の中から「金子ゴールデン」を育成した。 早生で草丈が低いため成熟しても倒れにくいので、関東一円に栽培が広がった。 この品種を親にエビス1号、ニューヨークゴールデン等の優良品種が育成され、初期のわが国ビール醸造に大きく貢献した。
⑦江古田の町を歩く・・・・・・・・・ 江古田の住宅地を歩き、沼袋駅に向かう
⑧沼袋駅 ・・・・・・・・ 只今実施中、西武新宿線の中井駅~野方駅間の連続立体交差事業では約2.4kmの区間を地下化し、合計7カ所の踏切を除去する。 これに伴い、新井薬師前駅と沼袋駅は地下化される。 総事業費は726億円で、2020年度の事業完了を目指しているそうだ。
・・・・・・・・・・ 工事の為か、路線バスも踏切の直前で停まり、お客は乗降する。
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