下町探検に、東向島・墨田
京成押上線の京成曳舟駅から、東向島・墨田の裏道・路地を探訪して、東武伊勢崎線鐘ヶ淵駅まで、9千歩の散歩です。
●乗降客が増えた駅・・・・・・・・平成相対式ホーム2面2線の高架駅。 平成27年(2015)8月22日に下り線が高架化され、上下線が高架となった。 3階がホーム、2階が改札となっている。 、、、、、一日の乗降客は10年前と比べると1,000人以上増え、19,000人程である。 駅が綺麗になって客が増えたとは思えない、タワーマンションの効果?
・・・・・・・・・・・京成曳舟駅は、かつて狭いホームに簡単な造りの下町の地上駅。 改札はホーム両端に上下線別に設けられ、計4箇所あった。、、、、駅舎の駅名は「京成曳舟」で、ホームの駅名は“京成”を省略し「曳舟」であった。 高架後の現在は、「京成曳舟」に統一された。、、、、、写真は平成18年(2006)と翌年に撮影。
●名所は避けて・・・・・・・・・「向島」と言えば、料亭と芸妓、名勝:百花園、東武博物館、チョイト古くは私娼街:玉の井と鳩の街、、、、、、今日の散歩はこれらを避けて、東向島2丁目・4丁目と墨田1丁目・2丁目の裏道・路地を歩いてきた。
・・・・・・・・・・・・・まずは京成曳舟駅の北側、表通りから東向島2丁目に入り、裏道を歩く。 細い道だが、どこの家もチャント玄関がある。 電柱を建てるのも大変だったかも?
・・・・・・・・・・・・・明治通りに出た。 目の前には5+2軒長屋(元は5+5軒長屋?)らしき建物が見える。、、、、、そろそろ、取り壊されるかも?
・・・・・・・・・・・・・・東武伊勢崎線のガードを抜ける。 ちょうど、特急スペーシアが来た! 今日はツイている、何となく嬉しいね。
・・・・・・・・・・・・・・東向島4丁目に入ると、煉瓦塀の大きな駐車場がある。 美しく積まれ、しっかりと残っている煉瓦塀で、これはきっと工場の跡地かも、調べてみたが不明?、、、、、今度来たときは、マンションが建っているかも? 煉瓦塀は残して欲しい!
・・・・・・・・・・・・・・これより、裏道・路地に挑戦する。、、、、、下町のジャングルを奥へ、奥へと進む、行き止まりだったらどうしよう。 泥棒と間違えられたらどうしよう。 ワクワク、ドキドキ感は、まさに探検である。、、、、、徐々に道は細くなる。 薄汚れた町会の掲示板がある。 しかし最後は、白鬚橋と玉ノ井商店街を結ぶ大正通りに出た、ホットした!
・・・・・・・・・・・・・・区営墨田1丁目アパートの北から墨田2丁目に入る。
・・・・・・・・・・・・・・墨田2丁目の裏道はどこも軽自動車1台がヤットのようだ。 ヨーロッパの裏道と同じで、洗濯物がやたらと目につくね!
●壊さないで!・・・・・・・・・・墨田2丁目に自動車用タイヤの再生工場がある。 この工場の脇に事務所と思われる木造モルタル仕上げの建物があり、昭和初期頃の建築と思われる? 1階の窓は建築時のままか、建物四隅にはレリーフを見ることもできる。 全体的に劣化しているので、できれば補修を期待したい。
・・・・・・・・・・・・・もう一件、こちらは煉瓦造の蔵。 建物の状態はいいようだ。 年代不詳?
●一生忘れられない踏切・・・・・・・・・・・鐘ヶ淵駅は、私の脱臼事件 の現場。 あの時の痛みは忘れることができない。 今日も、踏切を見て当時を思い出し、交番を見てお巡りさんに頭を下げてきた。、、、、、教訓:踏切は、女性に、カメラに、夢中にならず、慌てずに余裕をもって横断しよう。
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