取り壊される中野駅前住宅
「ポスナーシュロスマン症候群」と云う、聞きなれない眼病を20年程前に患った。 この病気は、発作的な目の炎症により、眼圧が高度に上昇する病気で、ほっておくと緑内障になるそうだ。 以来、年に一回の眼科の定期検診を受けている。 今日は、朝から中野の東京警察病院に行ってきた。 眼底・眼圧・視野・細隙燈顕微鏡・視力・眼底三次元画像解析と、盛りだくさんの検査を受け、担当のドクターの診察を受けてきた。 ドクターは若い女医さんから中年の男性医師に変わり、チョッピリ淋しい。 折角病院に来たのだから手土産として、一部に炎症があるので点眼薬を1ヵ月分処方してくれ、『ひと月後にまたお会いしましょう』、、、、、、と、云うことで午前の散歩時間の大半は病院で費やしてしまった。
帰りに、中野駅南口前の「中野駅前住宅」を訪ねてきた。
● シンボルが無くなる・・・・・・・・ 中野駅の北側・南側とも再開発の話がいつまでも続いている。 北側の中野警察学校の跡地 の再開発は終わり、今度は、駅北口前の中野サンプラザ、中野区役所のある一画の再開発かも。 今年、中野区長は区のシンボルである中野サンプラザの解体について『2024年度前後』と表明した。 跡地には「一万人アリーナ」を建設するそうだ。、、、、、高齢化の進む時代、私が区長なら「一万人大銭湯」を提案するね、区民に喜ばれると思うよ。

● 駅南側も再開発・・・・・・・・ 中野駅の南側では、駅前のマルイの西側で計画されている中野駅西口地区の再開発と、南口前の駅前ロータリーと中野駅前住宅を含む中野駅南口地区の再開発がある。
・・・・・・・・・・ 中野駅南口は、北口と比べると大きな施設もなく、商店街・飲食街とも規模も小さく、元気がない。 再開発では、ロータリーの再整備が計画されている。

● ホームから見える団地・・・・・・・・ 中野駅の南側(中野区中野2)に、昭和26~27年(1951~1952)に建てられた鉄筋コンクリート造4階建ての賃貸住宅:東京都住宅供給公社中野駅前住宅がある。 建設時には、敷地面積約10,200㎡に鉄筋コンクリート造4階建て7棟248戸の規模であった。 現在は、一部取り壊され規模も縮小された。、、、、、中野駅ホームからも、古色蒼然とした年季の入った団地が目の前に見える。、、、、、、完成時には、戦後の復興を象徴するモダンな集合住宅として注目を集めたらしい。 6畳と4畳半のタタミの部屋に小さな台所とトイレ、玄関にベランダと備わっていたが、風呂は無かった。 その後、ベランダ側に風呂場が増築された。、、、、既に築後70年近くなり、取り壊しが進められている。 7棟あった建物も、5号棟はすでに取り壊され、また入居者のいない階段は合板で封鎖されている。 現在は、もちろん入居者募集は行っていない。











« 下町探検に、東向島・墨田 | トップページ | 今年も酉の市 »
「散歩」カテゴリの記事
- 寒い 寒い 大寒い!(2025.02.06)
- 千葉街道に沿って(2025.01.27)
- 南砂町から亀戸へ(2025.01.22)
- “和樂備”?(2025.01.18)
- 大井の大佛(2025.01.13)
「中野区」カテゴリの記事
- 笹塚から東高円寺まで(2024.12.16)
- 大久保から中野(2024.12.03)
- 朽ちかけた閻魔堂(2024.05.22)
- 阿佐ヶ谷から都立家政(2024.04.08)
- 塔ノ山の三重塔(2024.03.11)