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2018年12月10日 (月)

正月の準備中、西新井大師

今季最低の気温、私に住む台東区では今朝6時に3℃であった。 寒さに負けじと、一枚多く着込んで歩いてきた。 大師前駅で下車し、西新井大師に手を合わせ、栗原団地、竹の塚第二団地を抜けて竹ノ塚駅まで、1万1千歩の散歩です。
 
 
 
●たった一駅間、行ったり来たり・・・・・・・・東武大師線は西新井駅から隣の大師前駅まで、路線距離1.0kmの盲腸線。 2両連結のリバイバルカラー(昭和30年代の塗装)の電車が運行している。、、、、大師線は、昭和6年(1931)12月20日に、西新井駅と上板橋駅を結ぶ東武西板線(計画路線)の第一期区間として開業した。 その後、西板線の計画は中止となり、既存の部分は大師線に名を変え現在に至っている。、、、、、一駅間を行ったり来たりでは、ワンマン運転の運転手さんもつまらないかも?
 
・・・・・・・・・・・・・西新井駅で、大師線の向かいのホームから見ると、たった一駅間のを走る電車なのだが、降りてくる通勤客は多い。 逆に、西新井から大師前に向かう人は少ないね。
 
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・・・・・・・・・・・・・・大師前駅は、1面1線の高架駅である。 駅は無人で乗車券売り場は無い、自動改札も無い。 自由に電車に乗れる駅、ただし西新井駅でチャント乗車券を買わないと出られない。 自動改札も西新井駅にある。
 
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●坊主丸儲け?・・・・・・・・真言宗豊山派の寺で、西新井大師は通称、正式の名は五智山遍照院總持寺(ごちさんへんじょういんそうじじ)という。、、、、空海(弘法大師)が関東巡錫の途中、西新井を通ったおりに、本尊である観音菩薩の霊託を聞き、本尊の十一面観音を彫り天長3年(826)に寺院を建立したことに始まる。 江戸時代に建立された本堂は昭和41年(1966年)火災により焼亡したが本尊は難を逃れた。 その後、現本堂が昭和46年(1971)に再建された。、、、、、師走に入り境内のあちらこちらに、足場を組む人、幕を張る人など、年末年始の準備をする人が見える。 西新井大師には、正月三が日に約45万人が参拝するそうだ。 一人当たりの賽銭200円とすると約9000万円。 お札・お守り・おみくじ、なども売り上げを加算すると、約1億円以上になりそうだ! 
 
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●チョイト昔の店・・・・・・・・・懐かし雰囲気が残る参道の店。 これから、店を開ける処もある。
 
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●地下道抜けると、そこは団地・・・・・・・・・・東武伊勢崎線の下をくぐり抜ける「栗原立体交差」をとおり、線路の東側に出ると都市再生機構の「栗原団地」前である。、、、、、昭和42年(1967)にできた団地で、全部で21棟(約650戸)の集合住宅が並んでいる。 
 
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●松の木だけが知っている・・・・・・・・・・・・栗原氷川神社の創建年代は不詳だが、天正2年(1574)に再建され、栗原村の鎮守社であったと言われている。 明治5年に村社に指定された。、、、、境内のクロマツは樹齢300年以上と思われる。
 
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●判らん!・・・・・・・・・足立区六月(ろくがつ)の地に、真言宗豊山派寺院の炎天寺がある。 寺は、幡勝山成就院と号す。 炎天寺は、天嘉4年(1056)奥州鎮定に赴いた源頼義・義家父子が必勝祈願の成就を感謝して、幡(旗)勝(正)山成就院炎天寺とした。、、、、源氏ゆかりの寺で江戸後期の俳人:小林一茶がいくつかの名句を残している。 「やせ蛙負けるな一茶是にあり」 「蝉鳴くや六月村の炎天寺」、、、、私には判らん! わざわざ遠くから来るほどの大きな寺でもないし、高僧がいたわけでもないし、寺の案内文・資料を読んでも判らないのは、なぜ一茶がこの地に来たのか? 
 
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・・・・・・・・・・・・・炎天寺が別当であった、地続きの隣りに六月八幡神社がある。
 
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●人も建物も高齢化!・・・・・・・・・・・・竹ノ塚駅の南側、線路沿いに「竹の塚第2団地」がある。 全28棟(約790戸)の建物は昭和40年(1965)の建築。 築後50年以上経過し、この団地も高齢化が進んでいるようだ!
 
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●只今工事中!・・・・・・・・・・竹ノ塚駅は、只今、高架化工事中。 完成は2022年3月の予定。、、、、現在、旧駅ビルは閉鎖され、改札は地下通路からとなっている。
 
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