上野の桜はまだ蕾
上野の病院へ行った帰り、上野公園をブラブラ、東京国立博物館に立ち寄り、春の日射しを浴びてきた。
●ポッカポッカのポッカレモン ・・・・・朝8時に家を出て東上野の病院に向かう、私が受診する科では“一番乗り!” 9時に診察を受け、15分後には病院を出る。、、、風のない暖かな陽気、コートを脱いで歩く人もいる。 ポッカポッカの散歩日和だ!、、、昭和通りを越え、上野駅のパンダ橋を歩いて上野公園へ。
●展示館が多く、全部は拝見できない! ・・・・・・・・・・・・東京国立博物館前まで来ると、「博物館でお花見を」のポスターが目にとまり、「春の庭園解放」の文字も見えた。 『今日の散歩は国立博物館の庭園見学にする、決まり!』、、、、嬉しいことに、上野の国立博物館、国立美術館はどこも、70歳以上は無料。 只より安いものはない! 早速、入館し、今日は館内の建築と、本館の収蔵品と、庭園を拝見することにした。、、、、まずは5つの展示館を!
・・・・・・・・・・・・・帝冠様式の代表的建築とされる、昭和7年(1932)着工、昭和12年(1937)竣工、翌年開館した本館。 設計は公募で、渡辺仁の案が採用された。 国の重要文化財。、、、、、重厚な建物は文化財を守っている姿を感じる。
・・・・・・・・・・・・・・本館右側にある東洋館。 谷口吉郎の設計で、昭和43年(1968)に開館。 中国、朝鮮半島をはじめ、東南アジア、インド、エジプトなどの美術品を展示している。、、、、、石仏などが展示され、内部の雰囲気が好きだ!(今日はパス)
・・・・・・・・・・・・・・本館の左側には、華麗な建物:表慶館がある。 明治42年(1909)、東宮皇太子嘉仁親王(のちの大正天皇)の成婚を祝う目的で開館した。 宮廷建築家の片山東熊の設計。 建物は重要文化財。、、、、ただいま休館中、内部はダメヨ!
・・・・・・・・・・・・・・表慶館の後ろに法隆寺献納宝物300件を収蔵・展示している法隆寺宝物館がある。 設計は谷口吉生(東洋館を設計した谷口吉郎の息子さん)、平成11年(1999)に竣工した。 博物館の敷地の隅に静かに建っていつシンプルな建物。
・・・・・・・・・・・・・本館の北側後ろに、特別展などで使用する平成館がある。 皇太子徳仁親王(浩宮)の成婚を記念して平成11(1999)年に開館した建物。
●高そうに見える展示品 ・・・・・・・・・・・・・本館の収蔵品をチョイト拝見。 さすがに、“国立の博物館”だ! 価値の判らぬ私が見ても、どれもこれも価値がありそうに見える。
●花見には、あと半月ほど ・・・・・・・・・・・・・本館の北側(後ろ)に日本庭園がある。 この庭園は普段は公開されておらず、今、桜のシーズンに花見を兼ねて公開されている。、、、、ここは、元々は寛永寺の境内で、現在の本館が立っている処が本坊であった。 北側の庭園は寛永寺の庭であった。 そこに、明治以降、5棟の茶室などが移築されたため、当時の面影は薄れたそうだ。、、、、庭園の桜はまだ蕾で、開花した木を見ることはできなかった。 残念、今月末から来月が見頃かも?
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