たった一駅の支線
久しぶりに地下鉄千代田線の綾瀬駅(常磐線も乗り入れる)から分岐し、隣りの北綾瀬駅まで一駅間の支線に乗ってみたくなった。 今日の散歩は北綾瀬駅から歩くことにした。
●先頭車両でウッヒイヒ! ・・・・・千代田線は昭和44年(1969)12月20日、北千住~大手町間が開業した。 この同時期に、綾瀬車両基地も発足するが、北千住~車両基地間は国鉄線とは別であった。 昭和46年(1971)、千代田線の北千住~綾瀬間が開業、同時に国鉄の常磐線の北千住~綾瀬間が千代田線に移管された。 昭和54年(1979)12月20日、綾瀬から綾瀬車両基地まで伸びている分岐線上に北綾瀬駅が開業した。 3両編成のワンマン運転の電車が折り返し運転する、千代田線支線(2.1km)の誕生である。
・・・・・・・・・・・・・・・綾瀬駅2番線ホームの亀有寄りにある0番線ホームが支線の起点である。 3両編成の電車が到着している。
・・・・・・・・・・・・・・・先頭車両の窓にしがみついて“出発進行”、、、、、70過ぎて電車の先頭で、喜んでいる自分がチョイト恥ずかしいけど、運転手気分でウッヒイヒ!



・・・・・・・・・・・・・・北綾瀬駅到着。 この3月16日より北綾瀬駅ホームの10両化完成に伴い、4割程の列車が10両編成で代々木上原本面へ直通運転された。、、、、、駅のリニューアル工事は続いており、来年12月には出入口も一新される。
・・・・・・・・・・・・・・北綾瀬駅から北に線路は伸びて綾瀬車両基地につながる。 綾瀬車両基地は、南北方向750m、東西方向190m、面積141,810㎡、車両留置能力273両、東京地下鉄として最大の敷地を持つ車両基地である。、、、、、最近は留まっている電車に落書きしたり、部品を盗んだり悪さする輩が増え、車両基地の撮影が難しくなった。 ここでも、電車に近づくことが難しく、私も決死の覚悟でアパートの4階に上ったりして撮影した。
●人影のない団地! ・・・・・・綾瀬車両基地の東側に、「都営 辰沼町アパート」がある。 昭和44年(1969)から昭和47年(1972)に建てられた総戸数646戸の団地。 築40年経過し、そろそろ建替え時期がやってくるね!、、、、、少子高齢化で、大きな公園には人影はなく、寂しい!
●なに、足立の三国志とは? ・・・・・・辰沼からさらに東に、大谷田5丁目に足立区の「区立郷土博物館」がある。 「本日は無料」の立て看板を見て、躊躇せずに玄関を入ると、企画展「戦国足立の三国志」が開かれていた。 中曽根城、舎人城などで活躍した、宮城氏、舎人氏、武蔵千葉氏が紹介されていた。 足立区は戦前まで、武士の歴史には縁遠い農村地帯と思っていたが、それなりの歴史があるのには驚きであった。 常設展も拝見し、全て無料は安い! 満足、満足。
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