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2019年4月 5日 (金)

女狐に会いたかった!

JR蒲田駅から歩きはじめて、池上線の蓮沼駅・池上駅を通り、第二京浜(国道1号)沿いの池上署の前まで、1万歩の散歩です。 特に池上署を訪ねる用件は無し、誤解なきように。 池上署からはバスで大森へ出て帰宅。




●115年の歴史ある駅 ・・・・・・・・・・明治37年(1904)4月11日、国有鉄道東海道本線の蒲田駅が開業。 大正3年(1914)12月20日からは、京浜線(現:京浜東北線の前身)が運行され、東海道線の列車は停車しなくなる。 大正11年(1922)に池上電気鉄道線(現:東急池上線)が、大正12年(1913)に目黒蒲田電鉄目蒲線(現:東急多摩川線)がそれぞれ開通。、、、、、JR蒲田駅は島式ホーム2面3線の地上駅で、橋上駅舎を有する。 一日の乗降客数は約30万人で、JR東日本の中では20位ぐらいである。(私が住む浅草橋駅は約11万人、90位。完敗!)、、、、、朝のホームは、上り、下りも人・人・人。 混雑時は「蒲田行進曲」より、「トルコ行進曲」の方が、人の流れがスムーズかもね?

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●変身する学校 ・・・・・・・蒲田と言えば、電車の車窓から見えた「日本テレビ技術専門学校」が、名を変え「日本電子工学院」と思っているのは、かなり古い人だ!(ゴメン、自分のことです) 40年程前から「日本工学院専門学校」と、大学もできて「東京工科大学」に変身! そのモダンな校舎が駅前にそびえる。、、、、、ところで、この学校の前身は、戦後の昭和22年(1947)に絵画科と洋裁科で開校した「創美学園」である。 絵からテレビに、そして今はITも、医療も、デザインも、時代と共に大変身!

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●女狐を期待し、賽銭はずむ ・・・・・・小さな呑み屋が並ぶ西蒲田の裏通りを歩いていると、「女塚神社」(おなづかじんじゃ)があった。 名前に魅せられ早速参拝。 女塚神社の創建年代は不詳だが、新田義興公憤死の時、侍女少将局が忠節を尽くし共に害した。 村民は憐れみ此の地に祀った(現社殿の横に女塚古墳がある)と言われている。 新田義興が戦死した矢口渡の戦いが正平13年(1358)であることから、南北朝時代の創建と推定しているそうだ。 この辺りの旧地名は女塚村で、女塚小学校(現:おなづか小学校)などに名が残っている。、、、、、社殿の脇には境内社の女塚稲荷大明神がある。 朝っぱらから女狐でも出て、惑わされるかと期待して賽銭を奮発。

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●蒲田の匂いが続く町 ・・・・・・・・西蒲田の町を、右に左に気ままに歩いているうち、蓮沼駅に出た。 大正11年(1922)10月、池上電気鉄道の駅として開業した、相対式ホーム2面2線の地上駅。 改札は上下ホームにそれぞれ設置されている。、、、、、蒲田駅から直線距離で650m程で、駅周辺は蒲田駅前の商店街、呑み屋街の雰囲気が流れ、続いている感じだ!

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●サクラ咲く神社 ・・・・・・・・蓮沼駅の北150m程に蓮沼熊野神社がある。 神社の創建年代は不詳だが、隣接するもと別当寺の蓮華寺の創建年代とほぼ同時期の寛弘年中(1004~1011)と推定される。 社殿は昭和42年(1967)に鉄筋コンクリート造/権現造で竣工した。

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・・・・・・・・・・・・・・・蓮沼熊野神社の隣りには、もと別当寺であった真言宗智山派寺院の福田山蓮沼院蓮花寺がある。 山門は綺麗に手入れされているが閉じられていたので、チョイト立ち入ると怒られそうなのでヤメタ!

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●只今、工事中です!・・・・・・・池上駅は、2020年の完成を目指して、只今、駅舎の改良工事を進めている。 改札口を橋上化し、南口を新設する。 駅ビルは5階建てとし、保育園、公共施設などの生活支援施設や、店舗が入る予定。 外観は、池上本門寺を中心とした門前町の歴史性をデザインにするそうだ! 乞うご期待!

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●罵倒したい馬頭観音 ・・・・・・池上駅から、裏道をブラブラすると、池上3丁目で馬頭観音菩薩塔に遭遇。 案内板がない、供養塔か?道標か? 訳の判らん塔だ、どうでもいいか!

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・・・・・・・・・・・・・・・50m程歩くと、裏道に「池上七福神」の文字が見えた。 階段の上には「馬頭観世音」と書いた札と、荒れたお堂がある。 しかし、鉄の柵で立入禁止。 何じゃ?、貼られた紙には『お参りご苦労様です 現在、馬頭観音堂の改修工事のため、大黒様は、養源寺でお預かりして、恵比寿様と並んで、安置されております。』 要は、ここは馬頭観音堂という処で、内部はもぬけの殻らしい。、、、、、馬頭観音はどこにあるのだ? 大黒様は夜逃げしたのか? なんだか、訳が判らん!

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●池上署から帰る ・・・・・・馬頭観音堂は第二京浜に面した池上署の真裏であった。 お巡りさんに、馬頭観音の所在を尋ねたら教えてくれたかも?、、、、、そろそろ帰宅時間となり、池上署前からバスに乗ることにした。

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