京急大師線 (小島新田~川崎大師)
「梅雨の中休み」と言いたいところだが、どうやら今日だけの晴れ間で「梅雨の一休み」である。 この貴重な“一休み”を大切にして、今日は京浜急行大師線の小島新田駅から川崎大師駅まで歩てきた。 1万歩
●乗客は工場へ向かう ・・・・・電車を降りたのは、一ヵ月前に来た小島新田駅。 小島新田駅は島式ホーム1面2線の地上駅で、京浜急行大師線の終着駅である。 昭和19年(1944)10月1日、東京急行電鉄(大東急)の傘下にて産業道路~入江崎間の開通に伴い駅は開業した。 昭和23年には、京浜急行が大東急から分離・独立し、京浜急行の駅となる。、、、、今日も大勢の通勤客に交じって駅の外に出たが、多くの人は海側の工場に向かうが、私は一人、線路沿いに戻るように川崎方向に歩きはじめた。

●弁天さまが盗まれた! ・・・・・・小島新田駅から線路沿いに川崎駅方向に歩く。
・・・・・・・・・・・・・・線路の南側に鎮座する田町稲荷神社。 神社の創建は宝暦14年(1764)。 神社は、弁天社の末社であったが、いつの頃かご神体たる神像(多分、弁天さまだ)が盗難に遭い失われたため、宝暦14年(1764)に地元の名主らが願主となり勧請し、祭神の宇迦御魂神、大宣都比売神を合祀し、稲荷神社と称するようになった。 つまりは、弁天さまが行くえ不明、代わりにコンコンさまを呼び込み、名も替えた神社。、、、、現社殿は昭和2年(1927)に再建したが、昭和27年(1952)に神社が現在地に移転したため、社殿も曳家で移動した。

・・・・・・・・・・・・・・大師線は隣の産業道路駅に向かい地下にもぐる。、、、、現在、大師線小島新田駅~川崎大師駅間の地下化工事が進められている。 その1期工事として産業道路駅の地下化にについては線路・ホームの地下化が完了した。 2期工事の東門前駅~川崎大師駅間は今年度に工事着手した。 完成まで数年かかるね!
●バス停のような駅名 ・・・・・・・・・・・・昭和19年(1944)6月1日、軍の要請により浜川崎工場地区への便を確保するため、川崎大師~産業道路間を延長し、開通したと同時に産業道路駅として開業した。
・・・・・・・・・・・・・・駅舎など地上の施設は工事中?

・・・・・・・・・・・・・・地下ホームは本年3月3日から運行が開始された。 出来て数ヵ月、まだ綺麗だ!


●川崎大師はヒンドウ教? ・・・・・産業道路駅から隣の東門前駅手前までは、かつての地上の線路はまだ撤去されておらず、錆びたレールが伸びている。
・・・・・・・・・・・・・・線路敷きから離れ北側の道路に出ると、「川崎大師 自動車交通安全祈祷殿」のインド風の建物が見える。 なぜ、ここにヒンドウ教式の建物を建てたのか?、サッパリ判らん!、、、、建物は大岡實の設計、大林組の施工で、昭和45年に完成した。、、、、ちなみに、ここで祈祷してもらうと、護摩札・守り・ステッカーの三点セット付で、祈願料は1台:5,000円らしい。
●大師詣での裏参道? ・・・・・・・東門前駅(ひがしもんぜんえき)は大正14年(1925)8月15日に海岸電気軌道の駅として開業。 しかし、昭和12年(1937)に廃止となり、昭和19年(1944)に東京急行電鉄(大東急)の駅として開業。 昭和23年(1948)に、京浜急行電鉄の駅となる。 相対式ホーム2面2線を有する地上駅で、小島新田方に構内踏切がある。、、、、令和4年(2023)の地下化を目指し工事中。、、、、駅名は、川崎大師の東門に近い(“近い”と言っても徒歩10分程)ことに因む。


●・・・・・・・・・・・通称「川崎大師」と呼ばれ、正式名「平間寺(へいけんじ)」と言われると??? 真言宗智山派の大本山の寺で、高尾山薬王院、成田山新勝寺とともに関東三本山のひとつである。 創建は大治3年(1128)、本尊は弘法大師。
・・・・・・・・・・・・・・9時過ぎの参道は人もまばら、これから店を開けるところもある。 今日は帰りに、くず餅とせき止め飴を買って帰った。 ダルマはかさばるので、またの機会に!、、、、正月の初詣では、本堂からこの参道を過ぎて駅まで人の行列となる。 全国3位の初詣客は凄い!



・・・・・・・・・・・・・・川崎大師の建物は、どれもこれも戦後に建てられたもので、ビッグである。 参道正面の大山門は、昭和52年(1977)の建築。 大きな提灯が出迎える。、、、、参道・山門・提灯と見てくると、浅草の浅草寺と似ている感じがする。

・・・・・・・・・・・・・・そして昭和39年(1964)に建てられた大本堂。 もちろん、鉄骨鉄筋コンクリート造である。
・・・・・・・・・・・・・・八角五重塔、聖徳太子堂、大本坊、つるの池と薬師殿など、どの建物もビックでビックリ。 デザインにも驚かされるものもある。



●京急の発祥地 ・・・・・・川崎大師から徒歩5分、川崎大師駅に到着。 明治32年(1899)1月21日、大師電気鉄道の大師駅として開業。 相対式ホーム2面2線の地上駅。 ホームは改札から3段の階段を上るだけ、お年寄りに優しい駅だ。



・・・・・・・・・・・・・・駅舎の左側に大師電気鉄道「発祥の地」記念碑ある。 大師電気鉄道は京浜急行電鉄の前身であり、まさに、当駅が京浜急行の発祥地である。、、、、大師電気鉄道が明治32年(1899)1月、六郷橋~大師間を開通した時に大師駅として開業。その後、大正14年(1925)、川崎大師駅と駅名を改称した。 この記念碑は京浜急行70周年記念事業として建てられた。

・・・・・・・・・・・・・・大師線は隣の産業道路駅に向かい地下にもぐる。、、、、現在、大師線小島新田駅~川崎大師駅間の地下化工事が進められている。 その1期工事として産業道路駅の地下化にについては線路・ホームの地下化が完了した。 2期工事の東門前駅~川崎大師駅間は今年度に工事着手した。 完成まで数年かかるね!
●バス停のような駅名 ・・・・・・・・・・・・昭和19年(1944)6月1日、軍の要請により浜川崎工場地区への便を確保するため、川崎大師~産業道路間を延長し、開通したと同時に産業道路駅として開業した。
・・・・・・・・・・・・・・産業道路駅はその名のごとく駅前を走る産業道路に因み命名された。 頭上には首都高羽横線が走り、現在は地上に単線の線路跡を残す。 電車はすでに地下化された。 バス停のような駅名だ!


・・・・・・・・・・・・・・駅舎など地上の施設は工事中?

・・・・・・・・・・・・・・地下ホームは本年3月3日から運行が開始された。 出来て数ヵ月、まだ綺麗だ!


●川崎大師はヒンドウ教? ・・・・・産業道路駅から隣の東門前駅手前までは、かつての地上の線路はまだ撤去されておらず、錆びたレールが伸びている。
・・・・・・・・・・・・・・線路敷きから離れ北側の道路に出ると、「川崎大師 自動車交通安全祈祷殿」のインド風の建物が見える。 なぜ、ここにヒンドウ教式の建物を建てたのか?、サッパリ判らん!、、、、建物は大岡實の設計、大林組の施工で、昭和45年に完成した。、、、、ちなみに、ここで祈祷してもらうと、護摩札・守り・ステッカーの三点セット付で、祈願料は1台:5,000円らしい。
●大師詣での裏参道? ・・・・・・・東門前駅(ひがしもんぜんえき)は大正14年(1925)8月15日に海岸電気軌道の駅として開業。 しかし、昭和12年(1937)に廃止となり、昭和19年(1944)に東京急行電鉄(大東急)の駅として開業。 昭和23年(1948)に、京浜急行電鉄の駅となる。 相対式ホーム2面2線を有する地上駅で、小島新田方に構内踏切がある。、、、、令和4年(2023)の地下化を目指し工事中。、、、、駅名は、川崎大師の東門に近い(“近い”と言っても徒歩10分程)ことに因む。


●・・・・・・・・・・・通称「川崎大師」と呼ばれ、正式名「平間寺(へいけんじ)」と言われると??? 真言宗智山派の大本山の寺で、高尾山薬王院、成田山新勝寺とともに関東三本山のひとつである。 創建は大治3年(1128)、本尊は弘法大師。
・・・・・・・・・・・・・・9時過ぎの参道は人もまばら、これから店を開けるところもある。 今日は帰りに、くず餅とせき止め飴を買って帰った。 ダルマはかさばるので、またの機会に!、、、、正月の初詣では、本堂からこの参道を過ぎて駅まで人の行列となる。 全国3位の初詣客は凄い!



・・・・・・・・・・・・・・川崎大師の建物は、どれもこれも戦後に建てられたもので、ビッグである。 参道正面の大山門は、昭和52年(1977)の建築。 大きな提灯が出迎える。、、、、参道・山門・提灯と見てくると、浅草の浅草寺と似ている感じがする。

・・・・・・・・・・・・・・そして昭和39年(1964)に建てられた大本堂。 もちろん、鉄骨鉄筋コンクリート造である。
・・・・・・・・・・・・・・八角五重塔、聖徳太子堂、大本坊、つるの池と薬師殿など、どの建物もビックでビックリ。 デザインにも驚かされるものもある。



●京急の発祥地 ・・・・・・川崎大師から徒歩5分、川崎大師駅に到着。 明治32年(1899)1月21日、大師電気鉄道の大師駅として開業。 相対式ホーム2面2線の地上駅。 ホームは改札から3段の階段を上るだけ、お年寄りに優しい駅だ。



・・・・・・・・・・・・・・駅舎の左側に大師電気鉄道「発祥の地」記念碑ある。 大師電気鉄道は京浜急行電鉄の前身であり、まさに、当駅が京浜急行の発祥地である。、、、、大師電気鉄道が明治32年(1899)1月、六郷橋~大師間を開通した時に大師駅として開業。その後、大正14年(1925)、川崎大師駅と駅名を改称した。 この記念碑は京浜急行70周年記念事業として建てられた。
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