暑さでボケた!
一週間ほど前に医者に駆け込み抗生物質を頂戴し飲んでいたが治らず、一昨日、さらに一週間分の“おかわり”を貰い飲み続ける。 単なる夏風邪と思うが鼻水が止まらず、ティシュが離せない! 頭は冴え、身体はピンピン、鼻水だけはグジュグジュ。 イライラすることこの上もなし、今日は雨も止んだようなので、気晴らしに歩いてみることにした。
日暮里舎人ライナー扇大橋駅から北に向かって歩き、西新井大師に寄って、病気平癒の願掛けをして帰ろうとおもったが、、、、扇大橋駅から裏道を歩きはじめたら、東の方角に歩いてしまい、気がついて修正したら今度は西の方角に歩き、結局は扇大橋駅の一つ隣の高野駅までの散歩ととなってしまった! 病み上りで暑さに負け、ボケてしまったのか、炎天下に1万歩の迷歩です。
●眺望抜群、陽当り良好! ・・・・・・日暮里舎人ライナーは、JR日暮里駅から尾久橋通りを北上し、足立区の北の端「舎人」までの全9.7km、13駅の案内軌条式鉄道。 全線・全駅とも平成20年(2008)3月30日に開業。、、、、都営の鉄道で、敬老パスを持っていると切符を買うことなく乗れる。(もちろん私も持ってる) 先頭車両の一番前に乗って景色を見るのが、私の楽しみ!
・・・・・・・・・・・・・・扇大橋駅の手前:足立小台駅を過ぎると、ライナーは扇大橋(尾久橋通り)に並行し、若干の上り勾配で荒川を越える。 扇大橋駅手前では、高架橋の最高地点を通過。 この辺りでは、高さ約30m、眺望は抜群!

・・・・・・・・・・・・・・一日約1万人が乗り降りする扇大橋駅。 日暮里舎人ライナーの駅はJRなどに接続する日暮里・西日暮里の両駅以外はだいたい同程度の乗降客で似たり寄ったり。 駅の建物も似たり寄ったり。
●田舎道(?)を歩く! ・・・・・・・・駅から脇道に入ると住宅地の中に、全てが田圃の一区画がある。 この付近の昔からの田圃で、地主が提供したのか(?)、地元の小学生が描いた『田圃を大切に』の注意書きもある。、、、、夏休みが明けると、そろそろ刈入れの時期、給食はこの新米で作る“美味しい御飯”、楽しみだね!

・・・・・・・・・・・・・・扇1-33付近で、祠を覗くと馬頭観音が! 美人の観音様なら、嬉しいのだがね!

・・・・・・・・・・・・・・一車線一方通行の道が曲がりくねり、どうやってここに出てきたか説明できず、でも銭湯:「星谷浴泉」(扇1-34)の前に出てきた。、、、、50年以上続く老舗の銭湯で、番台・富士山のペンキ絵をはじめ日本の銭湯文化を大切に守っている昭和の銭湯。 1番人気は 漢方を混ぜた日替わりの健康薬用風呂らしい。 私も一風呂浴びて行きたいが、只今、8時30分、営業開始は15時30分、チョイト早すぎた!
●葵の御紋で年始回り! ・・・・・・・私の足は、いつのまにか扇1丁目から本木西町に入っていた。 長い塀が続いている、『塀の向こうは、アリャ、コリャどこかの寺の墓地のようだ。 オヤ、本堂らしき屋根も見える。 行って見よう!』
・・・・・・・・・・・・・・ぐるりと寺を一周し、山門前に出た。 『ナンダ、ココか! 数年前に来たことのある吉祥院』 チョイト風邪が治るよう手を合わせて行こう!、、、、吉祥院は真言宗豊山派大和長谷寺の末。 江戸四ヶ寺の一つで、真言宗関東の役寺として、江戸時代の盛時には32,000㎡の寺域を持ち、33ヶ寺の末寺を有していた。 渕江山星谷寺と号す。 正応元年(1288)僧円真が開山し、古くから名刹として知られ、住職は権大僧都として、毎年正月には葵の紋のついた籠で江戸城に登場したといわれている。、、、、山門は、平成16年(2004)に建てられたもので、正面の左右には楠の大木で造られた身丈8尺の阿形・吽形の仁王像が邪念を持つ者が入らぬよう、仁王立ちして睨みをきかせている。 念には念を入れ、鉄柵で囲み参拝者も山門はくぐれず、脇から境内に入る。、、、、本堂は昭和57年(1982)の再建で、八間四面、入母屋造りの重厚な建物。 拝殿にかかる「吉祥院」の扁額は豊山派第二十六代管長:総本山長谷寺第八十世化主中川祐俊猊下の揮毫。、、、、境内には庚申塔、板碑なども多い。