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2019年8月 2日 (金)

熱中症と戦う

この暑さに身体を慣らすため、今日も歩いてみた。 朝7時半に家を出て、京成押上線立石駅から、JR総武線新小岩駅まで、9千歩の散歩です。




●立石が変わる! ・・・・・・京成押上線の「京成立石駅」は大正元年(1912)11月3日に開業した。 現在は相対式ホーム2面2線の地上駅で、橋上駅舎を有している。 駅名は、“京成立石”が正式な駅名で、旅客向け案内では“京成”を省略して「立石」としている 、、、、令和5年(2023)の完成を目指し進められている京成押上線(四ツ木駅~青砥駅間)連続立体交差事業も、そろそろ佳境に入り、立石駅の高架化工事も始まるとおもわれる。 数年後には今の駅は消え、新しいモダンな駅に変わっていることだろう。

・・・・・・・・・・・・・・只今、午前7時30分。 上りホームは通勤客で行列ができた。

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・・・・・・・・・・・・・・今の駅舎に改築したのは昭和43年(1968)、50年前の駅だ! 立石駅は押上線の中では乗降客(一日平均約4万人)が最も多い駅であるが、駅舎は狭く古い 、、、、駅では改札内コンコースにトイレを造る余裕がなく、下りホーム中程に男女とも一か所あるのみ。 チョイト、ホームの真ん中の狭いトイレでは、若い女性は利用しにくいね! 新しい駅になるまで、漏らさず、我慢して!

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・・・・・・・・・・・・・・橋上駅舎から線路を見る。 線路沿いに工事用地が見える。 真下にはホームが見える。

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・・・・・・・・・・・・・・駅の周りには工事用地が確保され、駅部以外の工区では工事も進捗している 、、、、駅の北側では鉄道の高架化に合わせ、令和4年(2022)の工事竣工を目指し36階建てタワーマンションと、13階建て葛飾区庁舎の建設工事が計画されている 、、、、立石は変わります、大きく、近代的な駅に変わります、乞うご期待!

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・・・・・・・・・・・・・・駅前のこの踏切も無くなる 、、、、下り電車が行っても次は上り、高架になればイライラ解消!
 
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●汗をかきかき、ひたすら歩く! ・・・・・・立石駅から南へ、中川に架かる平和橋を目指す 、、、、街路樹のサルスベリが夏らしく赤い花を咲かせた 、、、、あまりの暑さに思考も鈍り、このままでは命が危険と判断し、日陰を求めて路地を歩く 、、、、身体じゅう汗がダラダラ、平和橋通りに出た! 、、、、でかい集合住宅は昭和50年(1975)築の公団住宅。 日射しを遮る効果なし

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●広島にもあった平和橋! ・・・・・中川に架かる平和橋 、、、、関東大震災後の昭和2年(1927)に計画された橋であるが、実際に架橋されたのは戦後の昭和22年(1947)で、しかも木製であった。 昭和32年(1957)に架け直しが決まり、昭和35年(1960)に現在の平和橋が竣工した 、、、、現橋はPC単純桁橋で、長さは134.4m、幅15.0m、、、、橋から蛇行する中川を見る。 橋は平和でも、私は熱中症と戦いの真最中。
 
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●村の鎮守! ・・・・・平和橋を渡り東新小岩地区に入ると、まず、平和橋通に面して鎮座する天祖神社がある。 綺麗に掃き清められた境内に、昭和46年に完成した社殿が堂々と迎えてくれた 、、、、創建は、鎌倉時代の源頼朝の家臣壱岐守平清重(葛西三郎)が、勧請したと伝えられ、江戸時代には皇太神宮社・葛西神明とも尊称され、明治4年(1871)に天祖神社と改称した。 江戸時代には上平井村の鎮守社であった。、、、、暑さのせいか、神社に参る人影はなし。 私の頭は、ポッカポカ。 

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●閻魔の寺! ・・・・・天祖神社から平和橋通りを南へ100m、新義真言宗の上品寺がある。 八幡山来迎院と号す。 本尊の阿弥陀如来は運慶の作とも云われている 、、、、 本堂は安政2年(1855)の地震に倒壊後、再建され、大正11年(1922)および昭和11年(1936)に修築された。 屋根の勾配が綺麗な曲線を描いている。

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・・・・・・・・・・・・・・本堂の左隣に閻魔堂があり、閻魔大王坐像があり安置されている。 閻魔大王坐像は高さ2m程で、室町時代初期の作とも云われている。 江戸十六閻魔の一つ。 地獄に住み18の将良と8万の獄卒を従え、死して地獄に落ちくる人間の生前の善悪を正し、罪あるものには、苦しみを与える冥王として信仰する人が多い 、、、、私も閻魔大王の人柄(?)には魅力を感じるね!

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●死にそうだ! ・・・・・・熱中症にならずに、どうにかこうにか新小岩駅に到着。 早く、涼しい電車に乗って帰りたい! 

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