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2020年2月19日 (水)

昔の残る稲越町!

新型コロナウィルスから身を護るため人混みを避け、我が家のある浅草橋から楽々と座って行ける北総線沿線を歩くことにした。 北総線北国分駅から総武線本八幡駅まで、1万2千歩の散歩。




●駅もガラガラ! ・・・・・・・・早朝の都営浅草線は、京成押上線から乗り入れて来る上り電車は超満員、成田方面に向かう下り普通電車は空き空きのガラガラ。 浅草橋駅ホームに着いたらタイミングよく印西牧の原行き普通電車が来たので、今日の散歩はこの電車で『行ってきま~~す』、、、、北国分駅で下車し、総武線本八幡駅に向かって歩いてみることにした。、、、、北国分駅は、地表からホーム面までの深さ11.7m、天井には青空が見える半地下式駅。 一日平均乗降客は8,000人程と、チョイト寂しい駅。

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・・・・・・・・・・・・・・駅前にはコンビニ、金融機関なんて一軒もなし、駅前ホテルなんて20年後でも建ちそうにない! 『あった! なんと、畑が駅前に!』

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●北総の東照宮! ・・・・・・・・・北国分駅から100m程東に、伊弉諾神社(いざなぎじんじゃ)がある。 この地は旧名:字権現原で、神社にはかつて相殿に徳川家康が祀られていたそうだ。 地元では、この神社を「権現様」と称している。、、、、神社の鳥居脇には、文化6年(1809)建立の道標を兼ねた庚申塔(高さ約1m)がある。 正面に「青面金剛」、右側面には「西 松戸 東 堀之内  南 国分寺 北 大はし 道」、左側面には「文化六己巳十一月吉日」と刻まれている。、、、、伊弉諾神社は、北国分の“東照宮”だった。 現社殿は、昭和12年(1937)に再建されたもの、拝殿の社額は江戸時代のもの。 あらたかな神様で、出征兵士がこの神社にお参りしてから戦地に赴いたところ、皆、生存して戻られたそうだ。 

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●稲越は昔のままです! ・・・・・・北国分駅から本八幡駅へ向かうには、国分寺跡をとおり南へ歩くと近いのだが、私は南東の稲越町(いなごしまち)を通り抜けることにした。、、、、稲越町は市川市北部に位置する住宅地。 畑・梨園も点在し緑の濃い地域である。 この町、かつては葛飾県葛飾郡稲越村であった、その後市川市稲越町となった。 昭和の住居表示未施行の町。 東は松戸市高塚新田、西は東国分・堀之内、南は曽谷、北は松戸市秋山と接している。

・・・・・・・・・・・・・・・・新型コロナウィルスは居そうにない緑の中を歩く。

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・・・・・・・・・・・・・・稲越町に「千葉商科大学稲越グラウンド 」がある。 このグランドは平成2年(2014)に誕生したのだが、大学のグランドにしては、建物がやたら綺麗で、チョイト乙女チック。 気になり調べてみた、なんとここは「旧国府台女子学院附属高等学校英文科」の校舎であった。 同校は京成本線市川真間駅の近くに、小・中・高一貫の新校舎が完成して移転した。、、、、国府台女子学院は浄土宗本願寺派の教えを重視しているので、仏教であるが教会のような女子高の校舎が大学の施設に変身した。

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・・・・・・・・・・・・・・・稲越町の中心部(?)、、、、農家らしい古い家が立ち並ぶ

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・・・・・・・・・・・・・・市川市稲越町にある県立国分高校の東側100m程の処に「稲越霊園」がある。 霊園の正面に、題目塔を中央にして、左右には合掌形釈迦如来塔が並んでる。 左側の釈迦如来塔は、天和3年(1683)造立の題目塔、真ん中の題目塔は寛政6年(1794)。 題目塔は法華経の表題である「妙法蓮華経」または「南無妙法連華経」と彫った塔。

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・・・・・・・・・・・・・・「稲越霊園」の斜め前には、12基の馬頭観音などがブロック塀を背にして祀られている。 よく見ると、年代などはバラバラで、点在していた馬頭観音などをここに集めたようだ。、、、、「明治37年(1904) 日露軍馬観世音」、「文政5年(1822) 馬頭観音」と彫られたものもある。

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●この道はいつか来た道♪ ・・・・・・・・稲越町を抜け、隣り町の松戸市高塚新田の町も抜けると、再び市川市に入り下貝塚の町では「木戸口庚申塔」の前に出た。
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・・・・・・・・・・・・・・『アッ、ここは来たことがある!』 庚申塔前の道は、南に歩くと、曽谷・宮久保・菅野の各町をとおり、本八幡駅に出るバス通りだ。、、、、木戸口庚申塔から、本八幡駅までは、18年2月16日に歩いてる。

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・・・・・・・・・・・・・・バス通りを歩くと、白幡神社の参道下に来た。 神社の参道は、海食崖の陸地側の縁にあたり、 本八幡の町を一望する崖上にある。、、、、チョイト、寄って行こう!、、、、祭神として、誉田別命・竹内宿禰・天満天神を祀る、創建年代不明の古い神社。

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・・・・・・・・・・・・・・本八幡駅到着、今日はココまで!

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