観梅の穴場
連日のポカポカ・ポッカレモン陽気で、ウメが咲き、サクラがほころび、チンチョウゲも咲いて、ひょっとすると間違ってヒマワリも咲きそうな暖かさ。 ウメが散らないうちに観ておこうと、夫婦で観梅に行くことにした。 人混みは、新型コロナに感染するかも(?)と思い、交通機関も空いていそうな処で、“知る人ぞ知る 知らない人は黙ってろ”、観梅の穴場「足立区都市農業公園」に行ってきた。 日暮里・舎人ライナーの西新井西駅から西へ歩き、足立区鹿浜にある「足立区都市農業公園」に行き、さらに西へ歩いて埼玉高速鉄道の川口元郷駅まで、1万3千歩の散歩です。
●寺から西へ1km! ・・・・・・・日暮里駅から先頭車両の一番前の席に、還暦はとっくの昔に過ぎた夫婦が座り、遊園地気分で「西新井大師西駅」でライナーから降りる。、、、、西新井大師西駅から西新井大師の山門までは、直線距離で約1.0km。 普通に歩けば約20分以上はかかる。 駅名に騙されて、当駅から西新井大師へ参拝するのは後々後悔することになる、高齢者は“死の行進”となるかも? 後悔する人が多いようだ、駅の壁に西新井大師行きのバス乗り場までの案内があった!、、、、駅は平成20年(2008)3月30日に開業。


●西へ、西へと歩く! ・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・まずは、駅前にある、URの江北六丁目団地の中を通り抜ける。、、、、昭和46年(1971)に竣工した、総戸数:860戸の団地。 数年前にリニューアルされ綺麗だ!、、、、駅出入口の真ん前にあるので、会社帰りのチョイト一杯は家の前を通ることになるので行き難いね!



・・・・・・・・・・・・つづいて、都営の上沼田第3アパート。 昭和43年(1968)に建てられた総戸数:569戸の団地。 築50年経過し、住民の多くは高齢化し寂しくなったそうだ。、、、、団地内の商店は店を閉じたようだ!


・・・・・・・・・・・・鹿浜4丁目の民家の軒先に立つ“出世の狸”、、、、立て札にいろいろ書いてるね。
・・・・・・・・・・・・鹿浜3丁目、真言宗智山派の寶蔵寺は、医壷山福寿院と号す。 寶蔵寺は、弘安年間(1278~1288)、良算和尚によって鹿浜村南部に創建され、江戸時代には末寺8ヶ寺を擁する小本寺格の寺院だった。 荒川水除堤(熊谷堤)の造成により堤外となり、また水害も多いため、寛保2年(1742)以降に当地に移転した。 現在の堂宇は大正14年(1925)に再建されたもので、江戸期の隆盛を偲ぶべくもないが、風情ある寺だ!

・・・・・・・・・・・・寶蔵寺の裏(北側)に北鹿浜公園があり、そこに昭和2年(1927)に製造され、昭和46年(1971)まで現役で走り続けた蒸気機関車:C5075(中距離用小型テンダ機関車)が保存されている。 塗装は剥げ、車体は劣化し、ボロボロ。 可哀そうで泣きたくなるね!

●ウメも、サクラも、満開! ・・・・・・・足立区の端(鹿浜2)にある「足立区都市農業公園」に来た!、、、、ウメの木は40本弱ぐらいで、梅林というほどではないが、静かに観梅することのできる穴場である。、、、、初めて来た妻は、綺麗に咲いたウメに感動し、ウメの花の香に爽やかさを感じ、再び感動。、、、、また、ウメに魅せられ、負けじと咲いたカンザクラは既に満開、一部散り始めた。