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2020年4月19日 (日)

ガラガラ・空き空き

緊急事態宣言が全国に拡大され最初の日曜日。 チョイト、体力維持の散歩に出た。 “三密”を避け、他の人とは2m程離れて、嫌いなマスクして、国際通りを歩き、浅草橋の我が家から直線でほぼ2kmの浅草寺まで歩いてきた。 午前中の早い時間の散歩で、町も、電車もガラガラ・空き空き。




●鳥居に彫られた几号!・・・・・・・まずは、我が家から徒歩5分程の処にある鳥越神社に立ち寄って行く。、、、、白雉2年(651)、日本武尊を祀って白鳥神社と称したのに始まるとされ、前九年の役のおり源義家がこの地を訪れ鳥越大明神と改めたと言われてる。 祭神の日本武尊に“コロナ撲滅”を祈願し、また、“10万円一律給付”は確実に受け取れるように、手を合わせた。

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・・・・・・・・・・・・チョイト、境内末社の志志岐神社(ししきじんじゃ)にも手を合わせる。、、、、こちらは、鳥越神社の近くに在った、対馬藩上屋敷の屋敷社で、祭神は豊玉姫命。 昔から安産を守る神として崇められていたらしい。 平成13年(2001)に鳥越神社の末社として祀られた。、、、、豊玉姫は浦島太郎が行った竜宮城の乙姫のモデルとなった神様と云う説があるそうだ。 私の頭の中では、菜々緒の乙姫をイメージし、ついつい御賽銭もはずんでしまった!

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・・・・・・・・・・・・神社西側参道の鳥居には、長年私が探し歩いてる几号水準点(きごうすいじゅんてん)の一つがある。、、、、几号水準点とは、明治政府が明治9年(1876)頃から高低測量(水準測量)を行うために設けた基準となる測量点。 イギリス式の測量法に従って漢字の「不」に似た記号を不朽物(石垣・鳥居など恒久的に残るであろうもの)に刻印したり、「不」を彫った標石を埋めて水準点とした。 “几号”の“几”の字は、「几帳面」の“き”である。 辞書では“几”は机の意味があり。 この水準点に彫られた記号が三脚のついた机に似ており、こう呼ぶそうだ。 「不」の刻印はいずれも不の字横棒が7~8cm、縦棒が8~9cm程の大きさである。 不の字の横棒の位置が標高を示す位置で、水準測量の実務では不の字の横棒の切り込みに物差し(標尺)を立てて使うようになっている。、、、、几号水準点を使用する測量は内務省がはじめたが、明治17年(1884)に陸軍が測量を担当し、ドイツ式の測量法を導入したため、几号水準点は使用されず、現行の水準点に移行した。 几号水準点は内務省により、東京に300箇所設置されたが、都心に現存するのは40箇所ほどである。 また、東京以外でも奥州街道沿いを中心に100箇所以上が現存しているそうだ。 今は使用されず、鳥居・狛犬・石垣などに几号水準点が残されている。 几号オタクにとっては、各地を歩き、宝探しのように几号を見つけることに喜びを感じている、、、、私も、その一人、、、、東京では、江戸城天守閣、日比谷公園靖国神社千住氷川神社南千住円通寺素盞雄神社湯島天神、ニコライ堂など、各所に現存する。 

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●8割減達成! ・・・・・・・・車も、人も、コロナも少ない国際通り、、、、皆さん、不要不急の外出は避け、ジッと我慢!

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●8割減の浅草寺! ・・・・・・雷門通りすしや通り六区新仲見世五重塔通り西参道の順に歩いて観音さまに向かうが、歩く人は少なく、ここでも8割削減は達成しただろう!

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・・・・・・・・・・・・観光客の姿が見えない浅草寺。 ジョギングで立ち寄った人、犬の散歩で立ち寄った人、今まで見たこともない光景を見に来た人、いずれも地元の人だ! 中国・韓国の言葉が聞こえない静かな本堂にはチョイト戸惑う。 浅草寺を一変させたコロナの威力に、あらためて恐怖を感じた。(普段の浅草寺

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・・・・・・・・・・・・久しぶりに、御御籤を引いてみた。 「第九十四 半吉」だって! 裏面の説明では、【願望:思い通りにはならないでしょう】、【病気:長引くものの、命に支障はないでしょう】、【待ち人:現れるでしょう】 良いのだか、悪いのだか、サッパリ判らん! コロナに感染しても、死なないようだから、良しとするか!

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・・・・・・・・・・・・仲見世・雷門を抜ける。 午前10時だというのに、店は開いてない。 観光人力車の車夫の姿もない!

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●コロナは居なそうだ! ・・・・・・浅草から、都営浅草線に乗ってみた。 浅草駅も、電車もガラガラだ!、、、、都営浅草線の浅草駅は大きくカーブする相対式ホーム2面2線を有する地下駅。 駒形橋西詰直下に位置しているため、雷門、東武浅草駅、東京メトロ浅草駅からは、チョッピリ歩くことになる。 昭和35年(1960)12月4日の開業。、、、、普段は改札口周辺に観光客がごった返すコンコースも今日は寂しそう!

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・・・・・・・・・・・・浅草から二つ目の駅が浅草橋。、、、、駅は島式ホーム1面2線を有する地下駅である。 ホーム階は地下2階で、地下1階は改札階となっている。 駅の開業は、浅草駅と同時の昭和35年(1960)12月4日である。 駅の壁に工事竣工プレートが埋め込まれている。 「地下鉄浅草橋停車場」と標され、9年後に私が入社したゼネコン名も記されている。
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