« 糞尿を運んだ運河 | トップページ | 表玄関は東口?西口? »

2020年7月20日 (月)

忘れてた八幡さん

● コロナの感染が拡大し、市中感染が恐くなってきた。 三密を避ける行動が大事、わかっちゃいるけど、散歩は止められない! 今日も混んだ電車は止めて、浅草橋から押上経由で東武伊勢崎線に乗ってみた。(都心から離れる方向なので、電車も空いている) 相変わらず、下車駅を決めていないので、車中で地図を見ると、草加と鳩ケ谷の中間地点付近に「峯ヶ岡八幡神社」の文字が目に入る。 『決めた! 草加で下車してここに行こう!』(もちろん、参拝したことのない神社だ)、、、、朝8時過ぎに草加駅に降り立つ。

202007200806350000

202007200806560000

202007200815180000


● 草加駅から西に向かい歩く。 表通りを避け、なるべく裏道を歩く。(脛に傷ある身でお日さまの下を歩けないからではなく、裏道の方が予期せぬ出会いがありそうだ!)、、、、、「草加市西町」の先で国道4号(日光街道)を横断する。

202007200826410000

202007200836290000

202007200839130000

202007200845460000


● 国道を横断し、再び「西町」を西へ向かうと、真言宗智山派寺院の浄龍寺がある。 浄龍寺の創建年代は不詳だが、元禄年間頃に庵室から一寺となり、浄観寺と号したそうだ。 その後、明治41年(1908)庄左衛門新田字稗田(現:草加市栄町)にあった新龍寺と合併し、浄龍寺と改称した。、、、、大きな寺ではないが、境内は良く手入れされ、心地よく手を合わせられる。 また、墓地は古い墓石が並び、歴史を感じる。


202007200854310000

202007200850270000

202007200851590000


● 西町の隣り「草加市苗塚町」に入ると、道は蛇行し方向感覚もあやしくなる。 その苗塚町で、住宅一軒程の空き地に舟形の庚申塔のようなものが2基あった。、、、、一基は不動明王像の下に「元禄九年 〇〇〇〇〇居士」(1696年)、もう一基は菩薩像の下に「寛文十一年 〇〇〇〇〇信女」(1671年)と彫られてる。 これは墓だ! ご近所の方に聞いてみると『古くからある墓だが、身分の高い人の墓のようだ、ただし地元の寺でも誰の墓だか判らないらしい』 きっと、仲の良かった夫婦の墓だろう。、、、、私の墓もこれを参考にして、私はミッキー、妻はミニーを彫った墓にでもするか?

202007200902140000

202007200912360000

202007200914080000


● 庚申塔のような墓の次は、本物の庚申塔が苗塚町にあった。 年代などは不明。、、、、住宅が並ぶ草加市であるが、庚申塔・墓石・道標などが、まだまだ道路脇に残されているようだ。 歩いてて見つけると、思わず『あった~』と叫びたくなるね!

202007200916360001


● 気温29℃、熱中症とコロナを心配しながら、草加市苗塚町から隣の川口市峯の町に入る、暑い・暑い・アッチッチ! あと少しで今日の目的地「峯ヶ岡八幡神社」に着くはずだ! 

202007200930280000

202007200938450000

・・・・・・・・・・・・汗がダラダラ、上り坂もダラダラ。 地元のおじさんに聞く「八幡様はどこですか?」 坂の先の森を指し「あの森の中にあるので、ぐるーと道なりに回っていけば神社に出るよ!」、、、、チョイト疲れた!

202007200942450000


● 道なりに八幡さまへ向かうと、神社の手前に天台宗寺院の新光寺がある。、、、、新光寺は御幣山神寶院と号す。 寺は慈覚大師(794~864)が開山となり創建したとも、承久年間(1219~1221)の創建ともいいます。どちらかは判らないので、お好きな方で! また、江戸時代には峯ヶ岡八幡神社の別当寺を務めていた。、、、、小さな本堂、緑豊かに整備された境内、鎌倉の寺のようだ!(ここは、拝観料必要なし)

202007200953370000

202007200952450000

202007200949460000

・・・・・・・・・・・・境内の一隅には、赤い鮮やかな不動堂もある

202007200950200000


● 新光寺の隣りに、本日の目的地「峯ヶ岡八幡神社(峯八幡)」があった。、、、、峯ヶ岡八幡神社の創建年代は不詳だが、当地谷古田領が鶴岡八幡宮の社領であった頃に遥拝所として創建されたのではないかと云われてる。 天正19年(1591)には社領30石の御朱印状を拝領、谷古田領の総鎮守社であった。 神社は川口市峯の小高い丘の上にあり、約7700㎡の境内には、樹齢約600年の県内有数の大銀杏を初めとした400余本の樹木が繁茂しており、これらは「峯ヶ岡八幡宮神社の社叢」として、市の天然記念物に指定されてる。、、、、現在の本殿は、大永7年(1527)に造営されたものを、元禄10年(1697)に再営、拝殿は昭和39年(1964)に再営されたもの。、、、、神社では、子供守護・家庭円満・安産に御神徳があるので、安産祈願、初宮詣、七五三、合格祈願、成人式、結婚式、厄払い、年祝いなど、人生の美味しい処で祈願してくれるそうだ。(一生の間に、神社に幾ら御礼するのだろうか? 私の素朴な疑問) 

202007201005520000

202007201003210000

202007201001110000

202007201000020000


● 峯ヶ岡八幡神社で本日の散歩の目的達成! 疲れた、熱中症も心配、散歩はココまでで帰ることとする。 神社近くの宮脇バス停から川口駅行きに乗って一眠り・・・・・?  (ここまで、1万歩)

202007201018300000


【ナイショ話】 おはずかしいが、峯ヶ岡八幡神社には、数年前に参拝したことがあった。 このブログを書いていて気づいたのだ、“後で気がつくてんかん病み”、、、、なぜ気付かなかったか、悲しい言い訳は、当時持ってきたカメラの電池が途中で無くなり、写真が残っておらず。 私も年で、チョイト、記憶が薄れボケたようだ! 

« 糞尿を運んだ運河 | トップページ | 表玄関は東口?西口? »

散歩」カテゴリの記事

埼玉県」カテゴリの記事