« また踏切が無くなる! | トップページ | 目白文化村 »

2020年9月 5日 (土)

切断された水門

今朝はモノレールに乗ってみたくなり、東京モノレール昭和島駅から西へ向かい京浜急行梅屋敷駅までの散歩となった。




● 東京モノレールは昭和39年(1964)9月に、浜松町駅~旧羽田空港駅間が開通する。 東京モノレールの車両基地は現:昭和島駅にあるが、当初は昭和島には駅は無かった。 昭和60年(1985)2月7日、昭和島駅が無人駅として開業する。 平成4年(1992)からは、全普通列車が停車するようにいなる。 現在は「普通」のみ停車、「空港快速」、「区間快速」は気持ちよく通過する。、、、、駅は当初、相対式2面2線の地上駅であったが、快速運行に合わせ待避線・追い越し線を兼ね島式ホーム2面4線に変更された。、、、、【注】昭和島は、大田区にある人工島で、同区の町名である。 昭和島一丁目及び昭和島二丁目がある。 人口は0人。

・・・・・・・・・・・・一日当たりの乗降客は6000人弱。 ホーム幅は狭く、ホーム上には自販機などは一切なし! 乗務員の交替も当駅で行われる。

202009050808480000

202009050809010000

202009050810120000

202009050819190000

・・・・・・・・・・・・ホームの前後は車両基地だが、一般人は近づけない! ホーム横に止まっている車両を見るのみ。

202009050815560000

・・・・・・・・・・・・ホーム端から地下通路を通り出入り口に向かう。

202009050818340000

202009050821310000

202009050823480000



● 昭和島と運河を挟み向かいの大森東5丁目は、人道橋の「大森東避難橋」により結ばれている。 地元の住民はこの橋で昭和島駅へ向かう。 昭和47年(1972)架橋。 

202009050832350000

202009050831400000



● 大森東避難橋を渡ると、すぐ横に呑川水門があったのだが? あれ、ゲートがない?、、、、なんと、鋼製のゲートを両サイドで支えていた鉄筋コンクリート製の支柱が見事に切断され、鋭利な刃物でスパッと切ったような綺麗な切断面が見えている。 ゲートはもちろん撤去され、水門の内側は船溜まりとして整備されていた。

202009050851100000

202009050854310000

202009050853060000

202009050852260000



● 船溜まりの先には、呑川を埋め立て「旧呑川緑地公園」が整備されている。、、、、昭和30年代、東京オリンピックをむかえるため、東京湾の埋め立て・整備がはじまり、旧呑川も埋め立てがはじまった。 昭和50年代には旧呑川は完全に埋め立てられた。、、、、世田谷区から流れ東京湾に注ぐ呑川は、京急蒲田駅付近から東(東京湾)に一直線に流れ下る新呑川が造られた。 時は昭和10年代のことである。

202009050917390000

202009050845430000



● 大森東4丁目にて・・・・・・
・・・・・・・・・・・・屋敷稲荷だったのか「朝田稲荷」。 境内には「朝田代々之霊」と標した墓石があった。

202009050926440000

・・・・・・・・・・・・昭和の香りが残る「〇〇〇荘」アパート、、、、この付近には多くの「〇〇〇荘」がある。
202009050928220000


202009050931190000

202009050932160000



三輪厳島神社は大田区大森東4にある神社です。 三輪厳島神社は、冶承4年(1180)源義経が平泉から鎌倉に向かう途次の船に乗船中強風により漂流、当地の社に護られたことを感謝して一宇となった。 当地には三輪神社が鎮座していたが、明治42年(1909)白山神社を合祀、昭和3年(1928)に現在の社務所の位置にあった厳島神社を合祀して三輪厳島神社とした。、、、、大森海苔の守護神として古来より伝わっているそうだ!


202009050943050000

202009050943590000



● 産業道路を横断し、大森中2丁目に入ると、真言宗智山派寺院の密乗院がある。 密乗院は海光山大森寺と号し、約800年前に創建した。 江戸時代に寺領20石の御朱印状を拝領し、大森の諸神社の別当寺であった。 本尊は不動明王 、、、、瓦ぶき山門が出迎えてくれる、本堂は白壁が眩しい、スッキリした綺麗な建物である。 境内はよく整備された日本庭園のような落ち着く空間。

202009050957190000

202009051002400000



● 明治34年(1901)2月1日に開業した梅屋敷駅。 開業当時は道路上の停留所であったが、今は、ホーム長113mの相対式ホーム2面2線を有する高架駅となった。 一日の乗降客は約1万5千人、普通列車のみ停車する、のんびりした駅である。

202009051016400000

202009051016540000

202009051019550000

« また踏切が無くなる! | トップページ | 目白文化村 »

散歩」カテゴリの記事

大田区」カテゴリの記事