梨は無し
北総線大町駅から船橋法典駅に向かって歩いてみた。 途中で、買い物に行く二人ずれの地元のおばさんに道を尋ねたのが運の尽き、“何処行くの?”、“わざわざ遠くからお散歩?”、“ファイタース・スタジアムへ行ってみた?”、“この辺はバスの便悪いよ!”、“もう梨は無し!”、いろいろ話してタイムオバー。 途中からバスで船橋法典駅に向かい、帰宅。 1万歩の散歩です。
● 我が家のある浅草橋駅から、都営浅草線・京成線・北総線と乗り換えなしの直通電車でぴったし40分、千葉県市川市の最北端の駅「大町駅」で下車。 時刻は朝8時、通勤時間帯なのに、乗る人も、降りる人もまばら、チョイト寂しい!、、、、大町駅は平成3年(1991)3月31日に開業した、相対式ホーム2面2線の高架駅。 まもなく開業30周年である。 一日当たりの平均乗降客数は1700人程と少なく、北総線内でもワースト3にランクイン。





● 大町駅前の通りは「大町梨街道」と呼ばれ、梨農家が点在する。、、、、『おや?こんなところに大名屋敷!』と言いたくなる、堂々たる構えの長屋門、主屋はこの奥だ! これぞ『梨御殿!』 この辺りの梨農家はコロナ禍の中でも、しっかり稼いだのかな?、、、、それにしてもデカイ門だ、我が家はこの門の中にすっぽり収まりそうだ!

・・・・・・・・・・・・梨の収穫は終わり、直売場も営業終了。 梨園の木には一個の梨も無く、農家は翌年の収穫準備(農薬散布、ネットの補修)に入っていた。


・・・・・・・・・・・・梨街道からはずれ、フィールドアスレチックを楽しむ「ありのみコース」前を行く。、、、、70超えた私には、アスレチックをやる気力・体力なし。

・・・・・・・・・・・・この先、市川霊園の手前から狭い農道を歩く。 右手は霊園のコンクリート塀、左手は鎌ケ谷カントリークラブ。 プレーする人は少ないようだ!



・・・・・・・・・・・・ゴルフ場と霊園の間を抜けると、視界がひろがる。 梨園の木を切り倒したようだ。 ピクニック気分になったが、一人じゃチョイト侘しいね! カップルなら、この辺りでチョイト御休憩となるのだが、、、、

・・・・・・・・・・・・「ファイターズ鎌ケ谷スタジアム」を見下ろす台地の上に出た。 グランドまでは距離も、高さあり、選手は誰がいるのかサッパリ判らん!、、、、この後、道路の関係で、この球場の外周を大きく半周することになった。



● 球場を半周すると、日蓮宗寺院「延壽山萬福寺」がある。、、、、境内は「萬福寺遺跡」とも言われ、鎌倉時代から室町時代の墓地であったことがわかっている。 萬福寺前の道路「根郷梨通り」から階段を上り本堂に参る。 地形的には、萬福寺の高台を利用した砦の跡かも?




・・・・・・・・・・・・本堂の手前には立派な鐘楼がある。 年末に、この高台から聞こえる除夜の鐘の音は、きっと、素晴らしいものだと思う。

● 萬福寺をあとにして、船橋法典に向かい歩くが、途中で、地元のおばさんにチョイト道を尋ねた。 これが、神のいたずらか、時間をついやし、歩くことを断念し、「戸崎交差点」からバスに乗る。

