開門前の散歩
北総線東松戸駅から同線の北国分駅まで、線路沿いに歩いて、1万1千歩の散歩です。
● 押上で成田空港行きのアクセス特急に乗り換えて、3駅目(途中、青砥・高砂の2駅に停車)の北総線「東松戸駅」で、朝7時40分、下車する。 この駅はJR武蔵野線との乗り換え駅で、乗降する通勤通学客が多い。(北総線からJR武蔵野線に乗り換える人が多いようだ!)
・・・・・・・・・・・・駅前のロータリーに出ると、人は少ない。、、、、駅構内の人の多くは乗換客だった!
・・・・・・・・・・・・東松戸駅から、北総線の北側を線路に沿って、東京方面に向かって歩くことにした。 新しい戸建て住宅とマンションの町。 賑やかさはナイ・ナイ・つまらない!
● 駅から5分、東松戸3丁目の日蓮宗寺院の妙見山廣龍寺に立ち寄る。 廣龍寺は室町時代(1338~1573)に創建された。 境内にある妙見堂には、千葉氏の守護神として知られる妙見菩薩像が安置されているそうだ。 時刻は8時チョウド、まだ住職は朝食中か? 開門しておらず、境内には入れず、残念!、、、、門の外から本堂を撮影
・・・・・・・・・・・・山門前には数基の石塔が並んでいる。 その中に、嘉永5年(1852)銘で、高さは191.5㎝の庚申塔がある。 庚申塔は青面金剛を主尊にもちいたものが多いが、この庚申塔は珍しく帝釈天を刻んでいる。
● 廣龍寺の北西150m程の小高い処(松戸市紙敷)に「紙敷春日神社」がある。 紙敷春日神社の創建年代等は不詳。、、、、住宅街の一角、緑豊かな境内にある神社で、由緒は不明。 盆踊りが開かれそうな神社。
● 畑を見ながら、北総線の脇を歩く。、、、、この付近、アチラ・コチラの畑の下から縄文時代の遺跡が発掘されるらしい。 「掘って 調べて 埋め戻し 遺跡は野菜の下 消えてゆく」
・・・・・・・・・・・・しばらく歩くと、住宅地の中に細長い空き地が続く。 この地下に、北総線のトンネルがある。
・・・・・・・・・・・・北総線「秋山駅」に着いた。 半地下式の駅で、ホームは地下にある。
・・・・・・・・・・・・秋山駅前を過ぎると、北総線が地下駅から地上に出て、この先は高架橋が続く。
・・・・・・・・・・・・チョロチョロ流れる用水路? ナント、一級河川の国分川。 北総線は国分川を越え北国分駅へ向かう。
● 北国分駅の北に広がる松戸市大橋地区、その中心に鎮守さまの「大橋胡籙神社」がある。 大橋胡籙神社の創建年代等は不詳。大橋地区の鎮守として祀られ、明治41年(1908)に字南台無格社道祖神・無格社天満神社・字稲荷山無格社稲荷神社、字北台無格社淡洲神社、字白幡無格社白幡神社を合祀した。、、、、大橋胡籙神社で行われる獅子舞は、市の無形文化財に指定されているそうだ。 一見してみたいね!
● 大橋胡籙神社の南西200m程、「浄念坊」という廃寺跡がある。、、、、旧大橋村の寺院跡で、今は墓地のみが残されて元檀家が管理しているそうだ。 寛文6年(1666)建立の庚申塔をはじめ古い石造仏が集められ、保存されている。 かつて大橋に浄念坊という大日如来を本尊とする真言宗の寺院があった。 当地域の寺院の殆どが真言宗であったが、日蓮宗の進出によって、真言・法華混在となり、やがて浄念坊は廃寺となったそうだ。、、、、墓地は雑草が茂り、寺務所らしき建物は無人で廃墟化しつつある。 寺務所には、檀家向けに8月に墓地の掃除をする旨、出席を願う貼り紙があった。 宗派は違えども、日蓮宗の寺で墓地を管理できないものなのか? 寂しさを感じるね!
● 北総線「北国分駅」に到着。 半地下式の駅は地上から地下ホームに降りて乗車。、、、、コロナ禍で、ナンダ・カンダと運動不足、今日の散歩はここまで!
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