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2021年7月15日 (木)

大きな大聖堂!

昨日の続き。 東京メトロ丸ノ内線方南町駅から北へ、立正佼成会大聖堂、立法寺、蚕糸の森公園に立ち寄って、JR中央線中野駅まで、1万2千歩の散歩です。




● 四ツ谷駅で中央線から丸ノ内線に乗り換えると、浅草橋(我が家の玄関先)から方南町駅までは45分程である。 案外近いものだ!、、、、丸ノ内線分岐線の終点「方南町駅(ほうなんちょうえき)」は“杉並区方南”にある。 駅周辺の一帯は明治時代には“和田村字方南”と称していた、字名“方南”は江戸時代から存在していたと思われる。  その字名“方南”は、どこから生まれたか? その答えの一つ、“野方領(今の中野、杉並、練馬、豊島、板橋の各区にまたる広い領域)の南端”の意味で“方南”になった。 確証はないが、当たらずしも遠からずで納得しよう! 『ほうなんですか?』 『ほうなんですよ!』、、、、方南町駅は頭端式ホーム1面2線の地下駅で、環七通りと方南通りに小さな出入口がある。

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・・・・・・・・・・・・今朝は方南通りに出た! 駅から北へ、裏通りを歩いてみよう! 目の先には、同じ道を男子高校生(?)が数人歩いてる。 『オヤ、男バッカシ、女子高生はいないのか? どこの学校だ?』 しばらく、後について歩くと円形の巨大な建物が見えた。 『ナットク、あれは立正佼成会の大聖堂。 高校生は、キット「佼成学園」の生徒だ!』 途中から高校生は善福寺川沿いにたつ校舎へ向かった。

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● 佼成学園の東側に、善福寺川を越える、立派な鉄筋コンクリート造の歩道橋がある。 この歩道橋は、方南町から来る信者の為に架けたと思われる。 歩道橋正面には、金色の宝珠を戴いたインド風 の「立正佼成会大聖堂」(昭和39年完成)が堂々たる姿で迎えてる。 私は信者ではないが、大聖堂の中を見たく、チョッピリ玄関から中へ入ってみた(聖堂内は何やら使用中でダメ) 『スゲェ~~、素人でも判る金をかけた建物だ!』、、、、大聖堂前の池に咲く蓮の花も、特別仕様なのか大きく・色鮮かに見える。

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・・・・・・・・・・・・せっかくの機会、ほかの建物もチョイト撮影。 動きが怪しいと、守衛さんがこちらを見てる!、、、、まずは、世界の宗教者をはじめ各界の指導者が平和について語り合う場としての「法輪閣」(昭和53年完成)とその庭園、、、、建物1階では新型コロナのワクチン接種が行われていた。 2回目の接種を終えた私だが、最近のインド株の拡大をみると、もう1回接種したくなるね! 

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・・・・・・・・・・・・参拝する信者が旅の疲れを癒し、心安らかに修行できるよう配慮された2000人収容の宿泊施設「第二団参会館」、、、、この他、周辺には、事務庁舎、病院、看護学校、発祥の地など、諸施設が点在する。

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● 大聖堂の東、杉並区和田2丁目の二寺に寄る。

・・・・・・・・・・・・まずは、真言宗豊山派寺院「東円寺」、、、、東円寺は、天正元年(1573)に、村民半六が開基、備後国の僧祐海が当地に開山した。 江戸時代からこの地にある寺。

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・・・・・・・・・・・・次は、東円寺の北東に隣接する日蓮宗寺院「長廣山立法寺」、、、、立法寺は、長廣院日立上人を開山、秋里氏が開基となり、永正3年(1506)赤坂に創建、その後青山権田原(元赤坂)への移転を経て、元文2年(1732)当寺七世境妙院日性上人の代に千駄ヶ谷村(現国立競技場内、場内のどのへんか知りたいね)へ移転、明治神宮外苑造営に伴い寺地を接収されて大正8年当地へ移転した。、、、、本堂は昭和56年(1981)、仁王門は平成15年(2003)の造営。

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● 立法寺の山門前には「救世軍ブース記念病院」がある、、、、年末の社会鍋で有名なプロテスタントの救世軍が運営する病院。 明治45年(1912)東京市下谷区仲御徒町に『救世軍病院』開設された。 大正5年(1916)和田堀村(現:杉並区和田1)に日本初の一般市民を対象とした結核サナトリウムの『救世軍杉並療養所』を開設(50床)。 昭和43年(1968)には、救世軍の創立者ウイリアム・ブースを記念し『救世軍ブース記念病院』と改名し、医療二一ズの変化に合わせて一般病院へ転換。、、、、この病院の周辺には、特別養護老人ホーム、老人保健施設、婦人保護施設、教会などの諸施設が裏通りの奥まで点在する。

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● 杉並区和田の裏道を左へ右へ歩き蚕糸(さんし)の森公園の南側に出てきた。 環七通りに面する「蚕糸の森公園」は、昭和55年(1980)に筑波に移転した農林省の蚕糸試験場の跡地である。 公園入口には、歴史を感じさせるレンガ造りの門柱と大正元年(1912)に建てられた守衛所が、管理棟として残されている。 優美なデザインの門扉と門柱。 門柱の照明がかわいい。、、、、レンガ造りの管理棟は、門柱と同じく、赤レンガの間に帯を配したデザイン。 小さいながらもどっしりとした風格があり、歴史を感じる。 銅葺きの屋根にはアーチ形のドーマ・ウィンドウが設けられている。

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・・・・・・・・・・・・公園内には、涼を求め散策する人もいる

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● 蚕糸の森公園から、裏通りの小さな商店街を抜けて、中野駅に出る、、、、今日の散歩はココまで!(ナイショの話:中野駅で、東京行の電車に乗るのを違えて、高尾行きに乗ってしまい、我が家は遠くなりにけり。 失敗!)

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