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2021年12月12日 (日)

銀座線渋谷駅

昼前に浅草で私用があるため、今日の散歩は恵比寿から渋谷までの一駅間を歩いてきた。 渋谷からは地下鉄銀座線で浅草まで。 1万歩




● 「恵比寿駅」は、島式ホーム2面4線の高架駅である。 山手線と埼京線・湘南新宿ラインが停車する。 ホーム上の大部分は駅ビルの「アトレ恵比寿」として利用されている。 出口は、1階に西口、3階に東口がある。、、、、降りたのは日曜の朝7時40分、まだ駅ビルの店舗はシャッターの中で準備中。 クリスマスの赤い花が目を楽しませてくれる、通路は乗降客も少なく歩きやすい。

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● 今日は渋谷まで歩くつもりで出たので、駅前で『東西南北どちらに歩こうか?』と考えることもなく、ほぼ北に向かって歩く。、、、、駅前の駒沢通りを横切り、飲食店街の裏に入ると小判型の敷地の中に小社「恵比寿神社」(渋谷区恵比寿西1)がある。、、、、地元住人に愛されているこの神社は歴史も長く、神社の説明によると「大昔から」とあるから、卑弥呼の時代か、紫式部の時代か、ガラシャ夫人の時代か、判らない? 大昔の頃より天津神社(大六天様)と称して家内安全、無病息災、五穀豊穣の神々として広く住民に崇め祭られてきた。 戦後区画整理により記念事業として、現在地に社殿を新築致しこれを契機に商売繁昌、縁結びの神、事代主命(エビス様)を合祀し社名を恵比須神社と改めたそうだ。、、、、要するに、昔から“恵比寿神社”があったのではなく、戦後、地名にあやかり“エビス様”を呼んできて、「恵比寿神社」にした。

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・・・・・・・・・・・・【補足】渋谷区には、サッポロビール本社の東南(恵比寿3‐30)にも恵比寿神社がある。 こちらは、ビールにあやかったのか? 




● 恵比寿神社から北へ250m程、恵比寿西1丁目交差点の近くに、石積みの空き地のような処がある。 ココに、5基の庚申塔と馬頭観音が1基建てられている「恵比寿庚申塔群」である。、、、、屋根の下には、向かって右側より、寛文8年(1668)、延宝4年(1676)、延宝2年(1674)、寛文4年(1664)の庚申塔がある。 脇に野ざらしで建てられているのは、明治38年(1905)の庚申塔、馬頭観音と並んでる。

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・・・・・・・・・・・・恵比寿庚申塔群の前の通りを「庚申道」と言うらしい。 近くを走る山手線のガードは「庚申道ガード」と名付けられている。、、、、ガードを抜けた先、渋谷川に架かる橋が「庚申橋

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・・・・・・・・・・・・庚申橋から見る渋谷川

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・・・・・・・・・・・・庚申橋の西詰に「庚申橋供養碑」がある。、、、、案内板によると、『この橋供養碑は、寛政十一年(1799)にたてられた数少ない珍しいものです。 上部の青面金剛のほかに、四面すべてに、橋講中世話役や万人講及び個人の名が多数刻まれています。 それらの人々の地域を見ますと、渋谷はもとより麹町、赤坂、芝、麻布、四谷、大久保、池袋、市ヶ谷方面から、目黒、中野、世田谷、荻窪といった広い範囲にわたっています。 こうしたことから見ますと、庚申橋を通る道は、江戸時代には重要な交通路であったことが判ります。      渋谷区教育委員会』、、、、渋谷川は当時も深く、落ちて死に至る人も多かったのか?

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● 庚申橋の東側には明治通りがある。 その明治通りに面して、曹洞宗寺院「渋谷山 福昌寺」がある。、、、、福昌寺は、僧桂岩嫩(慶長2年1597年寂)が開山となり、当地に創建したといいます。 当寺には閻魔像があったことから、閻魔寺とも称された。、、、、近年、建て替えられたのか(?)、モダンで立派な寺だ!

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・・・・・・・・・・・・福昌寺には、関東地方唯一といわれる「石棺仏」がある。「石棺仏」とは、古墳にあった石棺を流用して仏を彫った石仏の一種である。 福昌寺の石棺仏は、石棺の蓋を流用し、阿弥陀如来を彫ったものである。調査の結果、石材は兵庫県産で、彫られた時期は南北朝時代であることが判明している。

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● 明治通りを歩き「並木橋交差点」まで来ると、東急東横線の地下化(東京メトロ副都心線と直通運転)により、これまでの高架橋であった路線では、高架部分が取り壊され跡地は「渋谷リバーストリート」と名付けられた遊歩道に変わった。 遊歩道の所どころには、ナンバーが記されている。 ナンバーは旧渋谷駅から数えた、高架橋の柱(橋脚)の管理番号である。


・・・・・・・・・・・・並木橋にあるモニュメント、、、、橋脚の跡

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・・・・・・・・・・・・再開発中の渋谷駅まで続く

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・・・・・・・・・・・・脇を流れる渋谷川は、再開発中の超高層ビルの中から流れ出る!

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● 昨年1月から新しくなった東京メトロ銀座線の「渋谷駅」、、、、渋谷駅は大きく変わりモダンな駅となったが、見るもの全て初めて拝見、東京生まれの東京育ちの“江戸っ子”も田舎者となってしまった!

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