赤いポストに緑の電話
東武伊勢崎線草加駅から日暮里舎人ライナーの舎人駅まで、草加市谷塚、足立区北部の新興住宅地を歩く、1万3千歩、約7㎞の散歩です。
● 浅草橋から都営浅草線で押上へ、押上からは半蔵門線から乗り入れる南栗橋行き急行に乗り換える。 今日の散歩の目的地は未定、車中で『どこで降りようか?』思案橋。 遠くに行ってもしょうがないので、「草加駅」で降りる。、、、、通勤ラッシュの時間だ、上りホームは混んでる。 座れそうもないね!、、、、急行の停車駅でもあり、バスは各本面にでており、駅周辺には多くのショッピングセンターがあり、市役所が近くにあり、住みやすそうな街だ。 でも噂では、夜は客引きが多い駅前、暴力団もいるそうで、チョイト治安は悪そうだ。、、、、今日は駅前から南西方向に、日暮里舎人ライナーの駅に向かって歩くことにした。
● 草加駅から徒歩5分程の処に「草加神社」はある。 草加神社の創建年代は不詳。 天正年間(1573~1592)に大宮氷川神社を勧請、氷川社と称して創建、南草加村の鎮守社であった。、、、、明治42年(1909)に谷古宇稲荷神社、高砂八幡神社、宿篠葉神明神社など近隣の11社を合祀し、草加神社と改称した。(神社の合併で、生き残り戦略か?) 明治の合併から100年経過し、現在は兼務神社も20社以上となり、手広くネットワークを構築したようだ!、、、、七五三詣では、ぜひ当社で! “県民割”があるといいね!
● 氷川神社から300m程歩くと、商店の隅に数基の馬頭観音・庚申塔がある。 「長沼庚申」と言うらしい。
● 草加市を南北に走る国道4号(=日光街道)を横断する。 さすが、国道だ、交通量が多い。、、、、信号があっても、押しボタン式の信号は色がなかなか変わらない。 人をイラつかせる信号だ!
● 草加市谷塚町の住宅地の奥に「兎田稲荷神社」があった。 この神社は、草加神社に11社ある兼務神社の一つである。、、、“兎田(うさぎだ)”は旧地名のようだ。
● 草加南高等学校の南で一級河川「辰井川(たついかわ)」を越える。、、、、この辰井川は昭和56年(1981)から6年がかりで開削された人工の川。 総事業費109億1300万円、川幅10m、深さ2.5m、市内延長は2.4km。 かつて草加には、「辰井堀」という、川口市から苗塚町に入り、西町を経て、谷塚町で河内堀と合流する幅1.8mほどの用水があった。 辰井川は、苗塚町からこの辰井堀の流れを南に変え、柳島町、谷塚上町、谷塚仲町を下り、毛長川に合流する。 市街化が急激に進行した草加市谷塚の西部一帯は、主要な排水路を持たないことから、少しの雨でも浸水の被害があり、治水対策として整備された。
● 草加市立両新田小学校の西50m程の処に、昭和の赤いポストと緑の公衆電話が道路際に設置されてた。 ポストも公衆電話も昭和を懐かしむ置物としてたまに目にすることもあるが、ここのはセットで両方とも利用できる現役だ!
● 埼玉県草加市と東京都足立区の境を流れる毛長川(けながかわ)に架かる「毛長橋」を渡り足立区に入る。、、、、毛長川は利根川水系綾瀬川支流の一級河川である。 かつては毛長堀と呼ばれていた。 昭和23年(1948)より昭和40年(1965)にかけて改修拡張された。 人口急増による生活排水の増加などの影響により20世紀後半に水質がきわめて悪化したが、流域の下水道の普及などにより2000年代から次第に改善した。現在、埼玉高速鉄道線のトンネルを活用して荒川の水を引き込み毛長川に注ぐことで水質を改善する工夫が行われている。 水質改善の効果が出てきたそうで魚類の生息が確認されたそうだ。 アユが釣れる川に生まれ変わって欲しいものだ!(欲か?)
● 毛長橋から西へ約1㎞、日暮里舎人ライナーの「舎人駅」がある。、、、、平成20年(2008)3月30日に開業。 終点の見沼代親水公園駅の一つ手前の駅。 もう一方の終点:日暮里駅までは11駅ある、車窓から東京を見下ろしながら、ゆっくり帰る。
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