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2022年11月 6日 (日)

雲上のホテル

5日・6日と家族旅行(我が夫婦+娘家族5人)で美ヶ原にある雲上のホテルに行ってきた。



● 新宿発「8時ちょうどのあずさ5号」で松本へ向かう。、、、、♪♪ 8時ちょうどのあずさ2号で ♪♪ というフレーズで有名な、昭和52年(1977)の「狩人」のヒット曲『あずさ2号』を思い出す。 しかし、歌に出てくる新宿発8時の下り「あずさ2号」は、翌昭和53年には廃止となった。(上り「あずさ2号」は残る) この歌も古くなった、自分も古くなったもんだ、家族に連れられ松本へ。、、、、今宵の泊りは、美ヶ原の最高峰(標高2,034m)「王ヶ頭」(おうがとう)の山頂にあるホテル。(赤い矢印は、松本駅付近の車窓から見た王ヶ頭)

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・・・・・・・・・・ 10時40分、松本駅に到着、、、、「松本駅」はJR東日本の篠ノ井線と大糸線、アルピコ交通の上高地線が乗り入れている。 明治35年(1902)6月15日、国鉄篠ノ井線の松本~西条駅間の開通と同時に開業した古参駅。 平成19年(2007)現在の駅ビルが完成した。、、、、駅前は広々としてアルプスの玄関口にふさわしい。

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● ホテルの送迎バスが駅前に到着する時刻は1時45分。 まだ、3時間弱の余裕がある。 皆で、松本城見学!、、、、天守から東を眺めれば、王ヶ頭(写真:赤い矢印)がはるか遠くに見える、 『あそこまで、これから行くのか。 遠いいな!』

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● 13時40分、駅前に「王ヶ頭ホテル」の送迎バスが到着。 大型バス1台に満員となる宿泊客を乗せて、美ヶ原山頂の「王ヶ頭」(標高2,034m)まで出発!、、、、ホテルは山頂にあり、自然保護区でマイカーの乗り入れが規制されてるため、宿泊客の多くはこの送迎バスに乗つている。 バスの中は多くの中高年で、皆さん人気の宿泊を楽しみにしているようだ!(話では、連日満員で、来年のゴールデンウィーク明けまで予約が取れないらしい)、、、、バスは途中、美鈴湖経由で1時間半走り、山頂(写真:赤い矢印)を目指す。

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・・・・・・・・・・ 15時、ホテル前に到着

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● ホテルのある「美ヶ原」は、安山岩質の組成を持つ火山の浸食地形の台地らしい。 最高峰は、王ヶ頭(2,034m)。 他に、王ヶ鼻(2,008m)、茶臼山(2,006m)、牛伏山(1,990m)、鹿伏山(1,977m)、武石峰(1,973m)といったピークがある。 山頂付近は平坦な台地状の地形で、美ヶ原牧場と呼ばれる牛の放牧地となっている。 美ヶ原牧場には5月から10月まで約300頭の牛が放牧されているらしいが、この日は一頭も見ることはなかった。、、、、美ヶ原は、長野県のほぼ中央に位置し、県内の広範囲を見渡すことができる。 また、王ヶ頭は最高地であり、放送・通信の要衝となって、ホテルの周囲には多くの送信設備(鉄塔、アンテナ)が設置されていた。

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王ヶ頭ホテル」(ホテルの詳細はホームページを見て!)はコンビニも、みやげ屋もない山頂の一軒宿。 昭和35年(1960)に山頂まで道路が開通したそうだが、当時はまだ“山小屋”で美ヶ原高原荘と称していたらしい。 今は『標高2034m 天空のリゾート』と称し、『非日常の時空』、『天空の部屋』、『至福の瞬間(とき)』、『雲上の風呂』を売りにする“4つ星ホテル”。、、、、午後3時の到着から、翌日11時の出発まで、客を退屈させぬよう、各種趣向が凝らされていた。 夕食前に夕陽を見る、信州の食材を味わう夕食、星空を見る時間、日の出を見る、雲海を見る、夕食に負けない朝食、眼下を見下ろす山頂の風呂、お客をたっぷり楽しませてくれた。、、、、あまり褒めると、ホテルの回し者に間違えられるので、ここまで!

・・・・・・・・・・ 山頂の「御嶽神社

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・・・・・・・・・・ 人影が伸びる夕陽の山頂

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・・・・・・・・・・ 眠い目を擦り、防寒着を着て早朝の外気に触れる。 夜明けの山頂、富士山のシルエット、雲海も見えた!

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・・・・・・・・・・ ホテルの外で日の出を迎えた宿泊客

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・・・・・・・・・・ そろそろ、下山の時刻が近づいた。 みんな揃って、ハイ・チーズ!

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