江北から東十条
日暮里舎人ライナー江北駅から西へ歩いて、鹿浜橋、新神谷橋を渡り、京浜東北線の東十条駅まで、1万3千歩の散歩です。
● 日暮里舎人ライナーの「江北駅」で下車、今日の散歩はココから!、、、、 江北駅(足立区江北4)は尾久橋通りの頭上に、平成20年(2008)3月30日に開業した駅である。、、、、駅周辺はキラキラ・ネオンが輝く街ではないが、駅前には大型スーパー、家電量販店、ホームセンターなどがあり、生活するには住みやすそうな町である。
● 日暮里舎人ライナーが江北駅に着く手前から、車窓には、住宅地の中に巨大な建物が見える。 その巨大な建物を見てみようと、江北駅から西へ500m程歩くと、「東京女子医科大学附属足立医療センター」がある。 病院は昨年(2022)オープンした、30以上の診療科、約500床のベッド、約1000名のスタッフが働く総合病院である。、、、、足立、荒川、葛飾を中心とした下町の住人からは『神さま、仏さま、女子医大さま』と、期待される病院になるか?
● 女子医大病院の西に、真言宗豊山派寺院の「瑠璃光山 薬王院」がある。 薬王院は元禄年間(1688~1704)に創建した。、、、、門前には三基の庚申塔と地蔵尊がお出迎え!、、、、当寺には、明治7年4月に小学校が開設され、現:江北小学校の前身として、昭和20年まで教育の場に当てられていたそうだ。
● 薬王院の参道脇に「上沼田北野神社」が鎮座する。 神社の創建年代等は不詳ながら、薬王院の境内に「天神社」が祀られていたことから、薬王院が創建された元禄年間(1688~1704)前後に創建したものと思われる。 祭神は菅原道真。
● 鹿浜1丁目に、真言宗智山派寺院の「五智山 寶光院 長楽寺」がある。 長楽寺は、江戸時代中期(正徳年間、1711~1715)に創建したと言われ、江戸時代より本尊の薬師如来は「鹿浜薬師」として信仰を集めているそうだ。(鹿浜薬師とは、知らなんだ!)
● 荒川に架かる「鹿浜橋」は、足立区の新田地区と鹿浜地区を結ぶ環状七号線の橋。 昭和40年(1965)2月12日に開通した、長さ451.30mの橋。、、、、橋の上流には、川口市のタワーマンションを望む。、、、、昨日の冷たい北風もおさまり、立春らしく春の気分で橋を渡る。
● 鹿浜橋で荒川を越え、新田地区に入ると、次は「新神谷橋」で隅田川を越える。、、、、橋名の“神谷”は北区の地名。 上流側の岩淵水門の管理橋に次いで、隅田川二番目の橋となる。 もともと神谷には「神谷の渡し」があった。 昭和初期には、現在の位置より100mほど南(下流側)に木鉄混交の橋として架けられた「神谷橋」があった。 神谷橋は昭和25年(1950年)に鋼桁橋として改架された。、、、、現在の新神谷橋は、昭和40年(1965)2月12日に開通した。 橋長 153.1m。 橋上は環七通り。、、、、今日は、隅田川の川面も穏やか!
● 隅田川を越えると北区に入る。 「宮堀交差点」を渡り、「東十条銀座」の商店街を抜けると、「東十条駅北口」である。
● 「東十条駅」は昭和6年(1931)8月1日に開業した京浜東北線の駅。 ホームは地上島式2面3線構造。、、、、 1日平均乗車人員は約20,000人で、京浜東北線の停車駅の中ではワースト5に入る少なさだが、駅前の商店街は活気があって、私の住む浅草橋より元気そうだ!