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2023年4月22日 (土)

池尻大橋から

東急田園都市線の池尻大橋駅からほぼ南に向かって歩き、東急目黒線の武蔵小山駅まで、1万2千歩の散歩です。




● 「尻大橋駅(いけじりおおはしえき)」は、世田谷区と目黒区に跨る東急田園都市線の駅である。 頭上に走る首都高3号渋谷線が走る玉川通り(国道246号)の地下に駅はある。 ホームは相対式2面2線で地下2階、改札口は地下1階にある。 改札口は1ヶ所だけだが、出口はいずれも玉川通り沿いにあり、東西南北の4ヶ所ある。、、、、駅名は近くの目黒川に架かる“池尻大橋”に由来すると云うのはまっ赤な嘘。 “池尻大橋”という“橋”はない。 本当は、玉川線(田園都市線の前身)時代にあった池尻駅(世田谷区)と大橋駅(目黒区)の合成で、池尻大橋駅となった。、、、、今日は土曜日で通勤客が少ないからか、学生の多さに驚いた!

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● 池尻大橋駅から南側の住宅地に入ると、細い坂道の途中に「池尻庚申堂」(世田谷区池尻2)がある。 堂の中に庚申塔が2基、左側の庚申塔は元禄5年(1692)、右側の庚申塔は延宝8年(1680)の造立らしい。 堂の外には宝永元年(1704)の地蔵の像、常夜灯(大正元年銘)の上には猿の石像もある(狛犬ならぬ狛猿だ!)

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● 陸上自衛隊三宿駐屯地の北側、目黒区立東山公園がある、ここには、昭和33年(1958)から昭和54年(1979)までの間、建設省(現国土交通省)国土地理院がこの地にあった。 現在は「国土地理院跡地記念碑」がたってる。 分度器と丸い地球をデザインしたような記念碑だ! 記念碑の脇には、四個の石で囲まれた「一等水準点」もある。、、、、この地で、地形図などが作成されていたのかな?

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● 自衛隊三宿駐屯地沿いに南に向かうと“龍雲寺通り”に出る、その通り上の目黒区と世田谷区の区界に「庚申供養塔」があった。 彫った文字が読みにくいのでメガネをはずしてシッカリ読んだ、角柱型の正面には「奉納庚申供養 東 ▢戸道」、左側面「南 ゆふてん寺(祐天寺)道」、右側面「北 上めぐろ道」と彫られてる。 道標も兼ねていたようだ!、、、、道標に従い、細い道を南に向かうことにした(私は、幼少のころから素直な性格)

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● 道標に従って道なりに歩くと、目黒区五本木1丁目と世田谷区下馬5丁目の区界、道路中央に中州状の島がある。 そこには、「芦毛塚(あしげづか)之碑」が立っていた。 案内板によると、源頼朝が藤原泰衡を討伐するために鎌倉を出発して、奥州平泉へ向かってこの土地を通った時のこと、頼朝が乗っていた芦毛の馬が死んだので埋葬したと記されていた。(馬の墓だ!)

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● 「五本木一丁目商店街」、「五本木商店街」、五本木小学校前の東横線ガード守屋図書館、「中央中通り商店街」、「清水稲荷通り共栄会」と歩いて来たが、、、、“商店街”から店が消え、“消店街”となったのか!

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● 東急目黒線「武蔵小山駅」についた。 本日の散歩はココまで!

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