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2023年4月11日 (火)

東京ジャーミイ

2月6日に発生したトルコ南部の大地震で確認された死者の数は、隣国シリアとあわせて5万人を超えている。 東日本大震災の倍以上の死者だ。 日本からも救援隊が現地に向かい、救援物資も送られ、募金も集められた。 我が家でも、コンビニで買い物し募金箱へ、国連機関の募金はネットで、と機会ある毎に少々の募金をしてきた。、、、、先月、妻が『トルコ大使館へ行って募金しよう』と言った。 この時、私の散歩先が、ちょうど文化センターのある渋谷方面に向かっているから、『大使館でなくとも、トルコ文化センターでも受け付けてくれるから、しばし待て!』と言いきかせてきた。、、、、今日、その約束を果たすべく夫婦で、京王新線幡ヶ谷駅からトルコ文化センターである「東京ジャーミイ」へ行って、募金をしてきた。 帰りは最寄り駅である小田急線の代々木上原駅まで、8千歩のミニ散歩。




● 「幡ヶ谷駅」は甲州街道の地下にある京王新線の駅。 大正2年(1913)11月11日の開業。 新宿駅と初台駅が地下化された後も地上にあったが、昭和53年(1978)に京王新線が開通すると同時に地下化された。 ホームは相対式2面2線構造で、地下2階にある。 改札口は地下1階の1ヶ所のみである。 出口は甲州街道の両側に北口と南口がある。 特に北口では、地上へ上る途中の踊り場にパチンコ屋の入り口があり、駅直結のパチンコ屋で遊んで帰るのもありだ!

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● 芸能人も多い高級住宅地の「渋谷区西原」の町をブラブラ。 この辺の住宅は、塀ばかりで、家の中は見えない! 吉永小百合が通った「渋谷区立西原小学校」もある。

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● 西原の町を抜けて大山町に入ると、「東京ジャーミイ」がある。 “ジャーミイ”とは、イスラム教の礼拝場で、トルコ語で「モスク」こと。 この現在の東京ジャーミイは、オスマン様式の壮麗な様式で、平成12年(2000)6月30日に開館した。、、、、がシンボリックで、モスクの存在をアピールしている。 重厚な玄関は、チョイト入るのをためらうかも。

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・・・・・・・・・・ 1階はトルコ文化センターになっており、トルコ文化を紹介する書籍・工芸品・絵葉書などが置かれている。 暖炉や噴水の置かれたコーナーもある。 品揃え豊富なハラールマーケットもある。、、、、トルコ地震の募金箱に気持ちの紙幣を入れてきた。

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・・・・・・・・・・ 礼拝堂は2階。 なんといっても、最大2000人を収容する礼拝堂は、規模もさることながら、内外装はまさに芸術品。 中に入り、柔らかな床の絨毯に腰を下ろし、天井を見上げると息をのむ美しさに暫し時を忘れる。

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・・・・・・・・・・ 女性の礼拝所は3階、男子は立入禁止。 女性は全員スカーフ着用で、髪を覆うのが礼儀。 入口にはスカーフが置いてあり自由に借りられる。 私の妻も、一応、女性なので3階に上がり下を見下ろしてきた。

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・・・・・・・・・・ 東京ジャーミイは、建物の上階に礼拝堂を設け、大ドームを乗せた広大な空間を構成している。 建物の設計はトルコで建築会社代表を務めるハッレム・ヒリミ・シェナルプ。 建物の躯体工事は鹿島建設が実施した。 内装や外装の大部分は、トルコから送られた資材が用いられ、100人近いトルコ人の建築家や職人によって仕上げられた。、、、、東京ジャーミイは日本最大のモスクであり、最高の芸術品である。 敷地面積は734平方メートル、建物床面積は1,693平方メートル。、、、、騒々しい東京下町に住む私には、ここで一人静かに祈りを捧げてみたいね!

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● 東京ジャーミイから徒歩15分、小田急線代々木上原駅から帰宅・・・・・

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