鰻が菖蒲に勝った
台風は消え去り、ポッカ・ポッカのポッカレモンのような爽やかな晴天。 夫婦で久しぶりに堀切菖蒲園に行くことにした。 家を出る前の予定は『四ツ木まで電車で行き、そこから菖蒲園まで歩き、入園後は再び歩いて、堀切橋を渡り北千住まで歩こう! 昼飯は北千住で食べよう!』と、二人で合意。 私の推定では、健康的な1万3千歩程の散歩となる予定だった。、、、、Let's Go
● 9時過ぎ京成押上線「四ツ木駅」で下車し、散歩を始める。
・・・・・・・・・・ 町工場の多い葛飾区四つ木・堀切の町を歩く。 日曜日で、人も車も少なく、歩きやすい!
● すでに多くの人で賑わっている「堀切菖蒲園」に到着。 見事に咲いてる菖蒲、いいね、最高! (4年前の『堀切菖蒲まつり』はこちら!)、、、、【堀切菖蒲園の歴史】堀切の菖蒲栽培の始まりには二説ある『①室町時代、堀切村の地頭久保寺胤夫が家臣の宮田将監に命じ、陸奥国郡山の安積沼から花菖蒲を取り寄せて栽培を始めた。 ②江戸時代、百姓の小高伊左衛門が趣味で各地の花菖蒲を集めて庭で栽培したのが始まり。』 どちらを始まりとするかは自分で決めて! その後、堀切の菖蒲栽培は「江戸百景」に数えられ、名所案内や紀行文、鈴木春信・歌川広重の浮世絵に登場する。 戦前まで、堀切には武蔵園・吉野園・観花園・小高園・堀切園などの菖蒲園があった。 昭和34年(1959)堀切園を東京都が購入、東京都立堀切菖蒲園として公開。 昭和50年(1975)葛飾区に移管され現在に至る。
・・・・・・・・・・ チョイト、綺麗どころを代表して!
・・・・・・・・・・ 園内をほぼ一巡し、次は、ここから北千住まで歩く予定だ。 『そろそろ出ようか』と、出口に向かう。 この時、管理事務所のアナウンス、私は難聴で聴き取れなかったが、妻は良く聞こえたらしい『聞いた?柴又へ行けるよ!』。 私『・・?・・』 どうやら、菖蒲園の脇から、同じ葛飾区の“しばられ地蔵”(菖蒲の名所:水元公園に近い)、“柴又帝釈天”へ行くシャトルバスがまもなく出発するらしい。 妻の思考回路は、“柴又帝釈天” → “川千家” → “鰻”、で昼食は決まり! 急遽、北千住行きは柴又行きとなる。、、、、バスに飛び乗り、出発進行!、、、、途中の“しばられ地蔵(水元公園)”の菖蒲は見ずに、柴又へ向かう。
● 帝釈天の参道を足取りも軽く歩く妻、万歩計の数値を気にする私。 とりあえず、帝釈さまに手を合わせ、義理を済ませば、いざ“鰻”。、、、、今日の散歩は、“鰻”が“菖蒲”に勝った! 万歩計は8千歩であった