雑色へ
東急池上線池上駅から、京急本線雑色駅まで、9千歩の散歩です。
● 今日は、2年前の令和3年(2021)に駅ビル「etomo池上」が開業した「池上駅」から散歩を始める。、、、、駅ビルは相対式ホーム2面2線の地上駅の跨ぐように、線路上に建てられた5階建てビル。 1階はホーム、2階は改札、3階はスーパー、4階は区立池上図書館、5階は池上総合病院付属クリニックが入居している。 レトロな雰囲気の残っていた木造の旧駅舎はモダンな駅ビルとなり、本門寺参拝の風情はなくなりチョイト残念! これも時代の流れかな!
● 池上駅から、本門寺を背にして、南の多摩川へ向かって歩く。
・・・・・・・・・・ 駅前の踏切を越え、池上6丁目の町を抜ける。 私の興味を引き付けるものは見当たらない。
・・・・・・・・・・ 東矢口1丁目に入っても、街並みは変わらず、もくもくと歩くだけ! 『何か面白そうなものはないかな!』、、、、【おまけの話】“東矢口(ひがしやぐち)”の地名は、“矢口”の東側の町だから。 では、“矢口”の地名の由来は、日本武尊が東征のとき矢合わせ(矢合戦)をしたところといわれている。 多摩川の対岸の川崎市には、“矢向”・“矢上”の地名が残っている。 話の真偽は???
・・・・・・・・・・ 東急多摩川線の踏切を越えると新蒲田の町
・・・・・・・・・・ 新蒲田3丁目に「道塚神社」がある。 道塚神社の創建年代は不詳だが、江戸期には日月宮と称し、隣接する大楽寺が別当寺を勤めていた。 天保2年(1831)天祖神社と改称し、大正3年(1914)に近隣の油山稲荷大明神、神明宮、熊野大権現、茅場稲荷大明神を合祀し、旧地名に因んで道塚神社となる。、、、、“道塚”は新蒲田に変わる前の旧地名
・・・・・・・・・・ 道塚神社の隣りにあるのは、真言宗智山派寺院の「金剛法山 大楽寺」。 天応3年(1319)、当地に一宇を建立したのが始まりと伝えられている。、、、、山門は2階式の立派なもの。 本堂は黒塗りの鉄筋コンクリート造、、、、ペットの霊園もある!
・・・・・・・・・・ 池上から道なりに真直ぐ歩き、西六郷の町に入る。 町の西側には多摩川が流れてる。 私は東側に折れ、雑色駅に向かう。
・・・・・・・・・・ 東海道線・京浜東北線の「雑色踏切」を越えると雑色駅は近い
● 踏切を越え、商店街を抜けると、京浜急行本線の「雑色駅(ぞうしきえき)」、、、、雑色駅は、明治34年(1901)2月1日、京浜電気鉄道の駅として六郷橋 ~ 官設大森間の開通と同時に開業。 平成22年(2010)から平成24年(2012)にかけ、ホームの高架化を行い、相対式ホーム2面2線の高架駅となった。、、、、“雑色(ぞうしき)”とは辞典によると『 平安時代以後、公家・武家の家の従者。 雑役をつとめる』
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