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2024年1月10日 (水)

十日えびす

朝食を食べながら『天気もよさそうだ、散歩してくる』 妻から『どこへ行くの?』 行く処あて無し。 壁に下がった日めくりカレンダーを見る『今日は10日か?』 頭の中で連想ゲーム開始。 10日→10日えびす→今宮戎神社→可愛い福娘(邪念が入った) もう一度! 10日→10日えびす→恵比寿駅→(駅の近くにある)恵比寿神社 『決めた、恵比寿に行ってくる!』

山手線の恵比寿駅から、恵比寿神社へ寄って。 あとは気ままに歩いて、代官山駅、中目黒駅をとおり東横線の祐天寺駅まで、1万1千歩の散歩。

 

恵比寿駅は明治34年(1901)2月25日、ビール出荷専用の日本鉄道の貨物駅として開業。 明治39年(1906)10月30日から旅客営業を開始した。開業二日後の明治39年11月1日に日本鉄道は国有化され、恵比寿駅は国有鉄道の駅となる。、、、、「えびす」という駅名、地名の起源は、全て同じで「恵比寿ビール」に由来する。 かつては、荏原郡三田村という地名であった現在の渋谷区恵比寿には、恵比寿ビールの工場が建設され、その脇には日本鉄道(現:JR山手線)が通っていた。 そこに、出荷用の駅をつくり、恵比寿駅と命名したのが始まりである。 もし、キリンビールの工場だったら“麒麟駅”となっていたかも!、、、、現在の恵比寿駅は、山手線と埼京線・湘南新宿ライン(山手貨物線)でそれぞれ島式ホーム1面2線ずつ、計2面4線の高架駅である。 ホームの上は駅ビル「アトレ恵比寿」となっている。 一日平均乗降客数は約22万人である。

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● 恵比寿駅の西、飲食店が並ぶ街の中(渋谷区恵比寿西1)の道路の中央に、今日の散歩の目的地「恵比寿神社」がある。、、、、境内の由緒書では『御祭神 国常立命 豊雲野神 角杙神 意富斗能地神 伊邪那岐命 伊邪那美命 蛭児大神(えびす様)  恵比寿神社は古伝によると景行天皇の時代(約二千年前)古代の英雄・日本武尊が東国平定の折に、この恵比寿の地に憩い、神世七代の中の六天神を祀ったと伝えられています。 その後、土地の民が尊の徳を称え、天津神社(大六天様)と称して家内安全、無病息災、五穀豊穣の神々として広く住民に崇め祭られて参りました。 戦後、区画整理により記念事業として現在地に社殿を新築し、これを契機に昭和三十四年恵比寿という地名に因んで、兵庫県西宮神社より商売繁昌縁結びの神である えびす様を合祀し、社名を恵比須神社に改めました。・・・(略)』、、、、今日は“十日えびす”の日。 ここでも、今宮戎神社(大阪)と同じように、福娘の巫女さんが、♪♪ 年の初めのえべっさん 商売繁盛でビール飲んでこい ♪♪、と掛け声だして祭礼が行われてると期待して来た。 ところがドッコイ、神社の境内に人影はなく、どうやら何もないようだ。 チョイト拍子抜けしたね!

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● 恵比寿神社に参った後は、足の向くまま、気の向くままに、裏道をブラブラ。、、、、裏通りの坂道沿いに渋谷区立長谷戸(ながやと)小学校の正門がある。 正門わきに「夕やけこやけの碑」があった。、、、、童謡「夕焼小焼」を作曲した草川信は、音楽学校を卒業したばかりの大正6年(1917)に長谷戸小学校の音楽教師として着任し、以後昭和2年(1927)まで勤務したそうだ。 草川は長谷戸小学校在職中に数々の愛唱歌を作曲したので、昭和63年(1988)に長谷戸小学校創立75周年を記念して碑が建てられた。、、、、主な作品(私が知ってる作品)は、「ゆりかごの唄」(北原白秋作詞)、「夕焼小焼」(中村雨紅作詞)、「春のうた」(野口雨情作詞)、「どこかで春が」(百田宗治作詞)など。

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● 東横線の代官山駅(だいかんやまえき)があった。 当駅は、昭和2年(1927)に東京横浜電鉄渋谷~丸子多摩川間延伸時に開業した。 中央口は小高い処にある。

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・・・・・・・・・・ 代官山はお洒落なファッションの街で、駅周辺にはブティック、カフェ、レストラン、アンティークショップなど、今時の紳士・淑女に好まれそうな店舗が多い。 まだ9時前で、営業している店は無いが、建物を見るだけでも楽しいものだ! 私の住む浅草橋には無い雰囲気の店舗ばかり! 

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● 代官山から中目黒駅方向に歩いてくると、近代的なスマートな建物があった。 ナンジャ?、この建物は?、、、、建物は令和元年(2019)に竣工した、東京音楽大学の中目黒・代官山キャンパスであった。 同キャンパスはRC一部SRC造地下1階地上3階建て延べ1万7719㎡。 建物内には、80室以上あるレッスン室、400人を収容できるホール、最新のレコーディングスタジオなどが整備されているらしい。 まさに、代官山や中目黒のシャレた街並みと調和することを意識したデザインである。 設計は日建設計・戸田建設JV、施工は戸田建設。、、、、キャンパス内には学生らしき人影は少なく、正月休みかも? 

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● 花見にはまだまだ早い目黒川を越え、明治通りを渡ると、中目黒駅にでた。

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● 中目黒駅から隣の祐天寺駅までは、東横線の高架橋と平行する「目黒銀座商店街」を歩く。 人通りも多く、元気そうな商店街だ!

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・・・・・・・・・・ 商店街の中程、銀座通りの中目黒郵便局がある建物(マンション)の一階に大きな布袋様(親子?で二体)が立っている。 はたして、この布袋様は何でここに? 〇〇七福神巡りに組み込まれた一神様でもなさそうだ、謎の布袋様だ!

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● 商店街を抜け、高架橋沿いに歩いて、祐天寺駅に到着。、、、、祐天寺駅は、昭和2年(1927)8月28日に開業した東横線の駅。 平成30年(2018)には、新しい駅ビルとなり明るくなった。、、、、特急、通勤特急、急行の優等列車は全て通過する、チョイト悲しい駅。

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