本八幡から西船橋へ
北風が吹き付ける中、総武線の本八幡駅から、中山の法華経寺を避けるように、その北側を歩いて西船橋駅まで、1万3千歩の散歩です。
● 土曜の朝8時、通勤通学する人がチョイト多い本八幡駅で下車する。、、、、ホームに立つと、北風が身体に痛くあたる。
・・・・・・・・・・ 本八幡駅へ来るまでの電車の中で、『今日は本八幡駅から北東に向かい、中山の法華経寺の北側へ行ってみよう』と決めてきた。 細かいルートは気分に任せて!
● 本八幡駅から呑み屋が並ぶ小路を抜け千葉街道に出る。 葛飾八幡宮一の鳥居の斜め前に「八幡の藪知らず(やわたのやぶしらず)」がある。 奥行・幅ともに20m弱のほぼ四角な藪である。 ここはのは、「禁足地」とされており、「足を踏み入れると二度と出てこられなくなる」という神隠しの伝承とともに有名である。 しかし藪は、千葉街道に面し、20m四方もない広さ、こんな処で迷う人も居ないであろう。 おそらく、昔は鬱蒼とした藪がもっと広い範囲にあったことと思われる。、、、、平将門の怨念と言われてることもあり、藪の中央にある不知森神社に手を合わせて行く。
● 「八幡の藪知らず」の斜め前、市川市役所庁舎の脇道に、京成本線の踏切がある。、、、、写真奥の建物は市川市役所
・・・・・・・・・・ 踏切を越え、市川市八幡の住宅地を歩く。 この町も、隣の菅野の町と同様に、静かで綺麗な高級住宅地である。 どこの家も洒落た造りで街並みを形成してる。
● 八幡の住宅地の一画に、「龍馬がゆく」などを手掛けた脚本家「水木洋子邸」(現:市川市所有)がある。、、、、10時から公開してるようだが、今は8時半、内部拝見はまたの機会に!
● 水木洋子邸からチョッピリ北へ歩くと、「アーデル通り」に出た。、、、、“アーデル”? 『はて? アーデルとは?』、、、、調べてみたら、市道0125号はネーミングライツ事業で企業名を冠した道路名になっているそうだ。 その企業とはフィットネスクラブを運営する「株式会社アーデル・フィットネス・リゾート」という名の会社。(な~んだ!)
・・・・・・・・・・ アーデル通りの八方橋を渡り真間川を越える。 ここからは市川市北方の町。
・・・・・・・・・・ 北方(きたかた)の町も住宅地である。 文人も多く住んでたそうだ。 中山競馬場にも近い町で、競馬好きは住んでみたい町かも。 中山の法華経寺にも近い町。、、、、“北方”は、住居表示実施以前は北方町(ぼっけまち)と称した。 読みが難読なので読みやすくしたそうだ。
● 北方3丁目の小高い処に鎮座する「子之神社(ねのじんじゃ)」、、、、子之神社は、高台の閑静な住宅街の中にある。 大己貴命を祭神とし、亀山天皇の御代文永年間(1270年代)に建立された。、、、、一の鳥居をくぐると、69段の急な階段がある。 登りきると拝殿がスグ目の前にある。 年寄りには少々きつい。、、、、拝殿前から市川の町を見渡すことができる。 眺望バツグン!
● 中山の法華経寺の北側を大きく迂回し、市川市若宮2丁目に来ると、法華経寺の「奥の院」前に出た。 奥の院は、日蓮宗の創始者・日蓮がはじめて説法をした場所であり、又、日常が法華寺(後の法華経寺)を建立した場所でもある。 チョイト立ち寄って行こう!
● 所々に畑が残る船橋市西船の町を歩く。 朝から北風が吹き、高台の町を歩くと、吹き飛ばされそうになる。
● 京成西船駅を遠くに見て、京成本線の踏切を越えると千葉街道に出る。
● 総武線のJR西船橋駅に着いた。 今日は、北風が吹き付ける寒い散歩だった!