会津の桜 2
旅の二日目、今日は旅行を計画した当初からの目的地である鶴ヶ城公園で花見をして、七日町の街歩きをする。
● 昨日「三春の滝桜」を見て、満開の桜は期待できそうもなく、せめて“散り始め”の桜であってほしいと思いつつ鶴ヶ城公園にやって来た。、、、、鶴ヶ城公園に入ると、天守閣周りの約1000本のソメイヨシノは全て葉桜。 私達の期待に反し花は散り、葉桜となってはチョイトガッカリ。 “鶴ヶ城と満開の桜”日本人の好きそうな被写体で、絵葉書もどきの写真を撮ろうと意気込んで来たが『コリャ、ダメだ!』
・・・・・・・・・・ 昨日、三春のタクシー運転手が言った『今年は咲くのが早かったですね』を思い出した。 公園内の立て看板には『鶴ヶ城さくらまつり 3/30~5/6』と書いてある、まだまだ開期中だ、虚しいね!
・・・・・・・・・・ 桜は諦め城を見る。 鶴ヶ城は至徳元年(1384)に葦名直盛が築いた東黒川館を起源とし、文禄2年(1593)に蒲生氏郷が東日本で初の本格的な天守閣を建てて「鶴ヶ城」と命名した。 慶応4年(1868)の戊辰戦争では新政府軍の一か月に及ぶ猛攻に耐え、難攻不落の名城として知られるようになった。 明治7年(1874)までに天守閣をはじめとするすべての建物が取り壊されたが、昭和40年(1965)に鉄筋コンクリート造にて天守閣が再建され、平成に入り茶室や隅櫓も復元された。 平成23年(2011)には、屋根瓦が幕末当時の赤瓦にふき替えらた。
● 鶴ヶ城から古い建物、レトロな建物、美味しい店、民芸品の店などが並ぶ、七日町(なのかまち)の街歩き。、、、、妻はもちろん見る・食べる・買う。 喫茶店ではケーキセット、味噌屋で田楽、漆器屋で置物。 私のリックはずっしりと重くなる。
● “桜”を十分堪能した(?)会津旅行はココまで、会津若松駅から東京へ。